関西経済の歴史変遷

【関西がダメになった歴史的要因】
①開港・欧米による東京の急速な都市化
→関西の地盤沈下の始まり
②「重工業の関東」と「軽工業の関西」
→政府の重工業政策、関西の出遅れ
③日本の牽引産業の核が関西に無かった
ex)加工組み立て産業・エレクトロニクス etc
大阪市
現在:「二重の空洞化」・・・生産拠点における海外移転と東京への本社移転
⇒大阪の雇用発展の妨げ
Ⅰ産業…中小企業が多い
⇒経済のグローバル化による海外移転 ⇒空洞化
[政府の対応] 「ものづくり経済特区構想」
・・・“集積した技術で活性化を目指す”取組み
Ⅱ情報力…中央官庁がない、情報のグローバル化に遅れをとっている
[対策]一極集中から生まれる情報的資源を関西につなげるインフラ・情報システ
ムが必要
Ⅲ労働経済…・労働市場:大幅な雇用のミスマッチ
・消費市場:サービスが伸びる傾向がある
・本社機能の移転:まだまだ増加する可能性がある
[対策]①行政サービスの実現
②経済的合理性を持った環境を作り出す
特徴:国際交流が深い
神戸市
Ⅰ産業
・外資系企業多い
・鉄鋼などの製造業中心の産業
⇔現在:ソフト化・サービス化
・神戸医療産業都市構想 ⇒医療産業クラスター作り
・次世代スーパーコンピューター ⇒研究開発の効率化、新製品開発の創出
Ⅱ観光:発達している
Ⅱ生活:土地価格に開きがある⇒様々なニーズに対応
[さらなる活性化のために]
ネットワーク網の整備が必要
・存在しているインフラの連携・渋滞緩和などが必要
京都
●企業・産業
ベンチャー精神
独立的な企業多い(系列少ない)
技術系製造業のなかでも、先端産業が多い
●教育
大学数・短期大学数全国ナンバー1
大学コンソーシアム京都
●資源(観光・京都ブランド)
伝統工芸品や京料理など
自治体によって京都ブランドを活かす取り組み→「京都ブランド
推進委員会」など