6.新規大産業 関西経済を支える政策 • ベンチャー支援・・・ベンチャー・中小に対する支援重要視。 • 企業誘致・・・大阪・福井・兵庫が顕著。 • 産学官連携・・・どの府県でも割合が小さい。しかしバイオや IT分野にはやや力を入れている。 • 観光政策・・・支援金額は低い。しかし支援がなくとも十分に 強い。 • 農林水産業・・・和歌山県が多い。 • 産業活性化・・・全体的に少ない。成長産業への支援に力を 注ぐ。 • 雇用就業支援・・・経済振興にはつながらないが長期的に みれば必要。 京都 ●企業・産業 ベンチャー精神 独立的な企業多い(系列少ない) 技術系製造業のなかでも、先端産業が多い ●教育 大学数・短期大学数全国ナンバー1 大学コンソーシアム京都 ●資源(観光・京都ブランド) 伝統工芸品や京料理など 自治体によって京都ブランドを活かす取り組み→「京都ブランド 推進委員会」など バイオ産業への支援政策 • バイオテクノロジー・・・化学、繊維、製紙、食品、 製薬、医療など幅広い産業に関連している 各産業の経済向上や日本産業の競争力強化につながる しかしバイオテクノロ ジーは専門性が高く、 多額の経営資源を調 達するシステム構築は 非常に困難 経営資源充足とと もに企業の成長 や拡大が事業の 競争力強化につ ながる バイオ関連の投資 ファンドがつくられた バイオ産業の今後 • バイオ産業は新たに研究者の創出が可能 • 海外との連携促進事業を行なうことができる • 関西地域は空港・鉄道・道路のインフラ面が 充実→海外の医薬メーカー、ベンチャー企業、 学術研究機関とのアクセスが容易 【リーディング産業の羅列】 ★太陽電池産業 関西の生産シェア79.6%を占める(世界において19.6%) ★リチウムイオン電池産業 自動車産業との提携によって一層の発展が見込める ★炭素繊維産業 東レが世界シェア1位を37年間保持 新規参入が難しい分野のため安定した収益・拡大が期待 あらゆる製品に加工可能 ★バイオ産業 バイオエタノールジャパン関西は廃木材を主原料としたバイオエタ ノールの製造施設を本格稼動 ★ロボット産業 大阪湾に製造業の集積地が形成。ロボット関連事業従事者も全国 平均を上回る 関西のロボット産業集積の特徴は自治体を超えた集積や支援 【リーディング産業の羅列②】 ★航空宇宙産業 脆弱だが年10%以上の伸びを示す将来有望な成長産業 企業ネットワークの有効活用 ★家庭用薄型テレビ産業 国内シェアでは関西企業が6、7割のシェア 市場規模の拡大に生産能力が追い付かず、世界的シェア苦戦 ・大阪湾に近く、地域自治体からの支援あり。日本を誇るパネル工場 ★海水淡水化産業 日本は世界シェアの7割近くを占める 今後起こりうる環境問題である水不足を解消する技術である リーディング企業である東レ・東洋紡績は大阪に本社 規模が小さい 1.リーディング産業 太陽電池産業 リチウムイオン電池産業 関西経済においてこれからの リーディング産業 炭素繊維産業 バイオ産業 ロボット産業 農業 • それぞれの産業において独自の関西のポテンシャルや特徴のある政策 である。しかし、現段階における産業の発展度合いにはちらばりがある。 今後このような産業がリーディング産業になるためには、産学連携や支 援活動などそれぞれの産業に適切な支援や政策を行い、持続的な発展 をしていくことが必要である。 2.産業クラスター 関東・中部に比べ バランス良く 全分野に展開している もの づくり IT バイ オ 環境 日本経済三大地域の 関東・中部・関西 の中では関西のみ 医療について ・関西は医療事業発展のための強みとして、 インフラ、大学、企業をもっている。 ・実際に行われている施策 ①産業クラスター EX)関西バイオクラスター計画 ②知的クラスター EX)京都ナノテククラスター事業 他 ③企業誘致 EX)補助金制度 ④先端医療開発特区 EX)大学と企業によるプロジェクトなど これらをうまく連携させることで、医療の発展のみならず、雇用 の創出なども期待できる。
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