合同授業

日本語とネット社会
大嶋良明 ( [email protected] )
ここ数年のネット社会の進展と
日本語(各国言語)をめぐる文化状況(1)
2001年
世界言語(むしろ普遍語)とし
て英語が影響力をさらに強
める。日本語は現地語になっ
てしまうのか?
2008年
ここ数年のネット社会の進展と
日本語(各国言語)をめぐる文化状況(2)
ネット社会という文化圏、公共空間としての重要性
•より多くの人に理解してもらいたい、より多くの人と共有した
い (映像音声と言語は伝わり方が違う)
⇒ 語圏で情報が分断、世界語としての英語
話者人口ではない
•既存メディア(テレビ、新聞)の権威が崩壊
⇒新しいオピニオンリーダ(αブロガー)
•言論空間としてのネット社会への参加
例:イラク、
アフガニスタン
ここ数年のネット社会の進展と
日本語(各国言語)をめぐる文化状況(3)
•音声言語から
•文字言語へ
•出版・印刷
… 時間的制約からの自由
… 空間的制約、手作業限界からの自由
•電子メディア … 大量配布、長期の保存
ネット社会
… ????
メディアが言語文化の
ありように大きく影響する
ここ数年のネット社会の進展と
日本語(各国言語)をめぐる文化状況(4)
少数言語が急速に消滅しつつあるのは なぜ?
多言語社会、共生社会というものの…
言語圏は情報の流通により均質化に向かう?
テレビが普及して、あっというまに日本国中
の方言は消滅した。ネット社会の影響力は
テレビより深刻ではないのか…
「対抗する」ことで本当に各国言語は守れるのか?
グーグルについて
 梅田望夫「Web進化論」
 グーグルのミッション「世界中の情報を組織
化」 そんなことができるのか!?
大航海プロジェクト
 言語の問題をどうかんがえるか(英語優位か
多言語なのか)