実証分析のプレゼンテーション(Power Point)

実証分析
Proof Analysis
2006.04.25
黒沢ゼミナール
相馬 佑輔
今日のテーマ
経済学者らしく考える
 実証分析とは
 統計の基礎知識
 回帰分析の手法(最小二乗法)
 エクセルを利用した回帰分析の方法
 まとめ

経済学者らしく考える

仮定を置く
2国2財1生産要素(リカード)
 2国2財2生産要素(ヘンリー=オリーン)


経済モデル
図や式でモデルを作る
 フロー循環図


数量的な判断を用いる
実証分析とは

実証分析とは


実証分析とは理由や根拠を明らかにして、
事柄が真実であることや、判断・推理な
どが正しいことを明らかにすること。
具代的な手法
統計的な手法
 回帰分析

統計の基礎知識

推測統計

与えられたサンプルから母集団の情報を推
定する
• 推定と検定
• 母集団の情報を信頼度を付して推定する
• 主張の根拠を検定する

なぜ統計分析を行った後に、検定を行うの
か考えてみよう
回帰分析の手法(最小二乗法)

回帰分析 regression analysis

2変量以上の変量の間に相関が強い場合に、一方の変量
から他方の変量の動向を探ったり、予測に利用する統計
手法。
Y  a  bX1  cX 2   
Y:被説明変数(従属変数または内生変数 endogenous variable)
X:説明変数(独立変数または外生変数 exogenous variable)
ε(イプシロン):残差
例:Yを為替レート、XをEppp、実質金利差、リスク・プレミアム

最小二乗法 the method of least squares


モデルとサンプルの間の距離を最も最小にする方法。
なぜ二乗を用いるか考えてみよう。
エクセルを利用した回帰分析の方法

実証分析集中講座のテキストを使いま
しょう!!!

その前に今回使うモデル(ポートフォリ
オ・バランス・アプローチ)について確認
しましょう。
為替レートの決定理論

為替レートはどのように決まるのか
<超短期>
<短期>
ランダム
・
ウォーク

アセット
・
アプローチ
<中期>
フロー
・
アプローチ
アセット・アプローチ

短期の為替レート決定理論
• オーバー・シューティング・モデル
• ポートフォリオ・バランス・アプローチ
<長期>
購買力
平価
ポートフォリオ・バランス・アプローチ

ポートフォリオ・バランス・アプローチ

為替レートの決定要因として
• 物価
• 金利
• 経常収支を用いたモデル

E=Eppp+1/θ{(i*-π*)-(i-π)}-b/θ




Eppp: 購買力平価
{(i*-π*)-(i-π)} :内外実質金利差
b: 経常収支に依存するリスクプレミアム
θ: Epppと現実の為替レートに乖離がある場合どのていど
の、割合でEppp以外の要素が反映しているかを表す係数