動機付けプロジェクト(メソポタミア班)

動機付けプロジェクト(メソポタミア)
550440F 野澤俊樹
540792C 佐藤大知
541123B 生野健一郎
現在メソポタミア地方で起きている
水に関する問題
①メソポタミア湿原の消失
②水紛争問題
③土壌塩化
①メソポタミア湿原の消失
何世紀にも渡ってメソポタミア地方に住む人々に豊か
な資源と豊かな土地を提供してきており、また何百万
羽にも上る野生鳥類の生息地であり中東地域で最も
貴重な自然環境地域であるメソポタミア湿原が1970年
から現在に至るまでにその90%以上が消失。
ペルシア湾に注ぐチグリス、ユーフラテス両川の水の
浄化機能やイラクの淡水魚市場の水揚げ量60%を担
ってきただけに深刻な問題となっている。
②水紛争問題
ユーフラテス川の水配分をめぐり、イラク
シリア、トルコの間で1960年代半ばから
徐々に紛争化。2国間、3国間の交渉が進
退を繰り返しながら続行中であるが、いま
だに合意には至っていない。
③土壌塩化
1970年には中央・南部イラクにおける半分の灌漑
地域が塩害と浸水害により不毛の土地になってい
た。排水施設や灌漑技術の欠乏がこれの主要な問
題の原因になっている。
土壌塩化は、この地域では重要な問題であり、
すでに3800年前にも塩化土壌による作物の収穫の
減少が報告されている。
今後の方針など・・・
メソポタミア地方では主に上記3つの代表的
な水に関する問題が上げられる。今後、これ
らの問題がどのように解決されていくべきか、
またそれにともなう弊害などについて班員3
人(少ないですが・・・)で議論していきたいと
思っている。