テレコミューティングが可能にする 女性の継続的就業 経済学部 経営学科 神田夏紀 メッセージ • ずっと働きたいなら 「テレコミューティング」 できる企業・職種を選ぶべき 動機 就職活動を控えた時期に興味を持った女性の 継続的就業に関する問題に、近年の情報通信 手段の発達により可能となったテレコミューティ ングという新しい勤務スタイルがもたらす効果を 検証し、分析したいと考えた。 テレコミューティングの定義 在宅勤務 テレワーク テレコミュー ティング 通勤する代わりに、自宅 または自宅近くにある職場で、 通常の勤務時間に仕事をする 通信メディア使用する SOHO(small office. home office) 日本の SOHO 小規模・ 個人事業者 在宅勤務 自宅を拠点に働く人 4つの要素 • 職場までの通勤距離が全廃または削減さ れる • 上司と物理的に同一の場所ではない • 通常の勤務時間に行う • 本部とのリアルタイムの通信手段が確保さ れていること 米国 米国テレコミューター数 万人 800 600 400 200 0 1990 1991 1992 1997 ※米国エネルギー省(DOE)推計 テレワーク人口 テレワーク人口 (社)日本テレワーク協会 万人 600 563.1 500 445 400 300 246.4 200 100 285.7 94.7 0 1995 2000 2005 企業側メリット・デメリット メリット • 都心にあるオフィスの床面積削減によるコスト削減効果 • 生産性の向上 • 柔軟な勤務体制による雇用機会の増加 • サテライトオフィスなどを郊外に建設した場合の危機管理 能力の向上 デメリット • テレコミューティングのための新たな費用負担 • テレコミューティングのための新たな業績評価や人事管 理の手法の開発 アウトライン 序章 はじめに 第一章 テレコミューティング 第一項 テレコミューティングの定義 第二項 テレコミューティングの歴史 第二章 問題背景 第一項 女性の就業意識の変化 第二項 育児休業制度との比較 第三項 テレコミューティングの利点 第四項 テレコミューティングの将来展望 第三章 研究結果の分析と考察 第一項 分析・研究結果 第二項 考察 終章 おわりに
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