プログラミング入門

情報処理基礎A・B
第5回 プログラミング入門
操作の自動化を実現する仕組み
本日の内容


処理の自動化~プログラムの概念
 ハードウェアとソフトウェア
 プログラミング言語
Excelにおける処理の自動化
 入力支援の機能
 分析ツール
 マクロ言語(VBA)によるプログラミング
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ハードウェアとソフトウェア



ハードウェアの構造
 5大装置(5大機能)
ソフトウェアによるハードウェア制御
 CPU(マイクロプロセッサ)の動作
→抽象化された記号で表記
ソフトウェア表記のレベル
 マシン語・アセンブリ言語(低級言語)・高級言
語・フローチャート・アルゴリズム
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プログラミング言語の種類

高級言語(高水準言語)の種類
 汎用言語


Fortran,Cobol,PL/I,BASIC,Pascal,
C,C++,Lisp,Prolog,
Java,AWK,Perl,Tcl,Ruby など
特定目的のための専用言語

SAS,SPSS,TSP,S,Mathematica,
DYNAMO,
TeX,HTML,PostScript
など
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プログラミング言語の特徴

CPUの働きをより人間の言葉(英語風の文法)
に近い表現で制御する
 変数(英数字の記号によるデータの表現)
 (予約された,使用目的の定められた)キー
ワード
 (条件判断や反復処理のような)制御構造
 副手続き(サブルーチン・プロシジャ・関数)の
定義による構造化(処理の分担)
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Excelにおける主な自動化機能


入力支援
 オートフィル
 オートフォーマット
集計・統計処理支援
 分析ツール
 ピボットテーブル
 ゴールシーク
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
プログラミング機能
 マクロ(VBA)
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VBA(Visual Basic for
Applications)

ExcelやWord等のマクロ(自動処理)を表記する
ためのBASIC言語
 言語のベースはBASIC
 各アプリケーションの操作を制御する拡張仕
様→数値・文字以外に「オブジェクト」を扱える
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BASICの基本(1)

変数と計算式
 変数は,英字で始まる文字列で表記





大文字小文字は区別されない
数値はそのままの表記と科学表記(1.2e3
→1.2x103と読む)
文字データはダブルクオート“で括って区分
四則計算はExcelの式と同様
「変数 = 式」の形式で計算結果を記憶
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BASICの基本(2)

IF 構文による条件判断


IF 条件式(比較式) THEN
【条件式が正しい時のアクション】
ELSE
【条件が正しくない時のアクション】
ENDIF
FOR~NEXT構文による反復

FOR 変数=最初の値 TO 最後の値
【反復する文】
NEXT
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BASICの基本(3)

SUB ~ END SUBによる手続き(プロシジャ)の
定義
 SUB 手続名()
文の並び
END SUB
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ExcelのVBAにおける拡張


アプリケーション操作
 メニュー操作(コピーや貼り付けなど)
 操作手順の記録・再生
セル内のデータの読み取り・書き換え


Worksheets(“シート”).Range(“アドレス”).Value
Worksheets(“シート”).Cells(行番号,列番号).Value
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VBAマクロの作成手順
(Excelの場合)





コンピュータウィルスの予防のためのセキュリティレベル
が「高」となっている場合は動作しない。
 【ツール】メニュー→【マクロ】→【セキュリティ】でセキュ
リティレベルを「中」に変更しておく。
 Excelを再起動(いったん終了して再度起動)。
【ツール】メニュー → 【マクロ】 →【Visual Basic Editor】
(Visual Basic Editorウィンドウの)【挿入】メニュー→【標
準モジュール】
テキストエディタの中にプログラムを入力していく
入力を終えたら,Excelのウィンドウに戻って
【ツール】メニュー→ 【マクロ】→ 【マクロ】
で,作成したプログラムを指定して【実行】
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練習問題(提出不要)


授業のHPにある見本をダウンロードして実行
 動作しない場合はセキュリティレベルを変更
別紙資料の説明にしたがって,基本的なプログ
ラムの作成練習
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次回は...


(2004/11/24のクラスBは休講→進度調整のため)
続・ワープロソフト入門
 構造を持った文章の作成



スタイル設定による構造化
アウトラインモードによる構造の編集
文章作法





分かりやすい構造
分かりやすい文章
図表の使い方
出典の書き方
目次・注釈・索引の作り方
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