RFIDリーダ

Auto Invite for Jabber
目的

実空間上の情報を元にネットワーク上でコ
ミュニケーションの場を提供する
今までだと…
ミーティングや発表会などにおいて
 事前にカンファレンス名をアナウンスしないといけ
ない
 ネットワーク上では実空間の情報が管理されてい
ないから

部屋 カンファレンス
#○○
入っていない人たち
カンファレンスに
入っている人
RFID
無線を利用して個体を識別するシステム
 RFIDリーダ

– RF CODE SPIDER
– RGでも使われているアクティブタグのリーダ

TINI
– 小型ネットワーク端末
– 読み取ったタグIDに場所の情報を付加して送
信する

リーダの読み取り範囲で部屋を定義する
タグ
RFIDリーダ
TINI
Jabberサーバ
オープンソースで開発されているインスタ
ントメッセージ サービス
 xml形式のデータで通信する
 カンファレンス機能を利用すると複数人で
メッセージのやりとりができる

プロトコルが公開されている
 IDはアカウントによって管理されている

これからは…
部屋に入ると
 その部屋のカンファレンスへ招待される

部屋
カンファレンス
join to conference.
既存のシステム
タグ
タグID
RFIDリーダ
TINI
タグ
ID+場所情報
誰がどの部屋に
いるのかわかる
AreaD
RGの出席システムなど
AreaD
SPEARS-WGで開発したエリア管理サー
バ
 部屋にいる人のタグIDを管理
 人のいる場所を検索することができる
 各部屋で行われるミーティングのスケ
ジュールの管理

今回のシステム
タグ
タグID
TINI
RFIDリーダ
タグ
ID+場所情報
Jabber
サーバ
Jabber Bot
2つの機能を利用して
新しいサービスを提供
AreaD
実装
FreeBSD4.8 release
 C言語
 Jabberサーバ

– Jabberd-1.4.2-ipv6
– Mu-conference-0.5.2

Jabberクライアント
– Exodus
– Rhymbox
– jajc
動作概要
conference
タグID
タグ
RFIDリーダ
TINI
タグ
ID+場所情報
invite
Jabber
サーバ
Jabber Bot カンファレンス名
ID→JID
DB
部屋別
ID list
AreaD
Jabber Botの動き(1/3)
AreaDとの通信
 ミーティングスケジュールから現在行われ
ているカンファレンス名を取得
 カンファレンス名から各部屋にいる人のID
を取得

カンファレンス名
Jabber Bot
タグID
AreaD
Meeting
schedule
部屋別
ID list
Jabber Botの動き(2/3)
データベースとの通信
 タグIDをキーとしてDBからJabber IDを引
き出す
 SPEARS-WGではPersonal Serverが自
動的にjabberIDを集める

Jabber Bot
タグID
タグIDリスト
DB
カンファレンスリスト
ID→JID
Jabber ID
Jabber Botの動き(3/3)
Jabberサーバとの通信
 取得したカンファレンス名のリストから作成
要求を送信
 取得したjabberIDへ招待メッセージの送信

Jabber Bot
カンファレンス
作成要求
カンファレンスリスト
jabberIDリスト
Jabber
サーバ
招待メッセージ
まとめ
RFIDを利用して部屋ごとのコミュニケー
ションの場を提供
 ログやドキュメントの場所といった情報を共
有できる


今後の予定
– 夏のWIDE合宿で実験予定