CMMとはなんだろう?

CMMについて
032440
和泉 恵祐
目次
① ソフトウェアのプロセス改善とCMM
② 能力成熟度をモデル化したCMM
③ CMMのあるべき姿を考える
CMMとは

CMM=Capability Maturity Model(成熟度
モデル)組織のソフトウェア開発能力を評価
するためのモデル

米国のソフトウェア工学研究所(SEI)で開発
された。
ソフトウェア開発
「プロセス」
注目
活動の枠組みと活動内容・やり方
人
人の能力
重要
環境・ツール
ソフトウェアの開発に問題を抱えてい
る組織の特徴
スケジュールと費用について現実的な予測
が行われていないために、慢性的な予算超
過の状態が続く厳しい納期を課せられると機
能、品質を落とす
 レビュー、テストなどの品質強化作業は、スケ
ジュールが遅れてくると縮小または省略され
る
 開発作業についての規定があっても守られ
ない、または強制されることはない

ソフトウェアの開発がうまく行っている
組織の特徴





プロセスは全員に正確に伝えられ、作業は効率
的に遂行される
プロセスが定義され、遂行上の役割と責務が明
確になっている
必須のプロセスは省かれずに実行される
品質判定とプロセスの問題分析を行うための定
量的な基盤がある
スケジュールと予算は実績の履歴に基づいており、
現実的である
プロセス成熟度
(1)自組織のプロセス改善
(SPA:Software Process Assessment)のため
(2)開発ベンダの評価選定
(SCE:Software Capability Evaluation)のため
CMMの構造
成熟度レベル
各成熟度レベルのプロセスの特徴と期
待される成果
より高い目標値
達成可能
(2)キープロセスエリア
(3)ゴール
(4)コモンフィーチャ
「実施される活動」
「実施のコミットメント」
「実施能力」
「計測と分析」
「履行検証」
(5)キープラクティス
CMMのあるべき姿を考える

参考文献
http://jibun.atmarkit.co.jp/fengineer/speci
al/cmm01/ccm01.html
http://www.mri.co.jp/COLUMN/TODAY/IS
HIGAI/2002/0515IY.html