東シベリア永久凍土地帯のカラマツ成熟林における皆伐が生態系純生産

造林学4年 早坂直樹
東シベリア永久凍土地帯のカラ
マツ成熟林における皆伐が生態
系純生産量に与える影響
調査地
カラマツの成熟林が広がるロシア連邦ヤクーツク近
郊(62°N,129°E)で、5年前に皆伐施業を実施
皆伐区
対照区(非皆伐区)
研究背景
東シベリア地域には広大な針葉樹林帯
が広がり ,多量の炭素が蓄積されている
この地域での人為による作用(森林火
災、皆伐etc)が与える影響は大きい
現在、この地域での主な林業生産は皆
伐が主流であるが、皆伐跡地の土壌中
の炭素量の動態に対する知見は少ない
本研究では皆伐という施業が土壌の炭素
量に与える影響を定量的に算出したい
測定項目
~50×50cmプロットの作業例~
・地温、気温調査
・50cm×50cmプロットの
下層植生、リター層、腐
植層、鉱物質土壌のサ
ンプリング調査
→各々ha当たりの現存量、
CN比を算出
・土壌のPh調査
・土壌呼吸調査