勝ち残り企業のIT導入事例

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勝ち残り企業のIT導入事例
●勝ち残るために
●勝ち残り事例:1 ホームページでお客様の心を掴む
●勝ち残り事例:2 グループウェアでフットワークを向上
●勝ち残り事例:3 ケータイ「eチラシ」でお客様の掘り起こし
ITC中部 ITコーディネータ 水口和美
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●勝ち残るために
強み
ビジョン
戦略
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売上があること
単月黒字であること
儲け!粗利!売上!
儲け 粗利 売上
道具としての
ITを
どう使い
こなすのか?
お金持ちのお客様があること
お金持ちのお客様を離さないこと
事例1
お客様
仕組みにお金がかからないこと
お客様のための仕組みであること
事例2
儲ける仕組み
有能な社員がやる気を出すこと
社員を有能になるように育てること
事例3
誰が(人と組織)
お金をかけないで、すぐできるIT活用
●勝ち残り事例:1 ホームページでお客様の心を掴む
A組合
ファッションビル共栄会(50店舗・共同組合方式)
何が問題か?
●ホームページは立ち上げたが
更新されない
●セール・特売の拡販チャンス
を生かしていない
●店舗で展開するキャンペーン
と連携できていない
●お客様はだれか?把握できて
いない
●お客様の要望を聞く体制に
なっていない
誰も見ないHP
ビルのお客様は誰なのか?
インターネット インターネット
若い女性
主婦
一度来店されたお客様を組織化
簡単Webサービス・パッケージの導入
ふふっ、このお店は
私を良く知っている!
店別顧客データベース
お客様の声データベース
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●勝ち残り事例:1 ホームページでお客様の心を掴む
運用は全てテンプレートによる操作
A
D
A
データベース
自動生成型
Webサービス
システム
(パッケージ)
B
C
データベース
●Webやメールからの
入力が全て自動的に
データベースとなる
→データベースやWebシ
ステムのスキルは不用
●ホームページの運用は
全てテンプレートを選ん
でマウスで入力
→ページの作成・更新は
簡単
●お客様データベースが
自動作成される
→お客様関係管理へ応用
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●勝ち残り事例:1 ホームページでお客様の心を掴む
ユーザ問い合わせ
<各店舗>
プレゼントの実施
売りだしキャンペーン
でフリーCD-ROM
を配布
ユーザはCD-ROMに
よりサイトへアクセス
アンケートの実施
B
C
データベース
店舗別の顧客データベース
アンケート回答データベース
メール問い合わせデータベース
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●勝ち残り事例:1 ホームページでお客様の心を掴む
成功のポイント
①お客様はだれか?を絞り込んだこと
②そのお客様のためだけのホームページを作ったこと
③Webマスターに恵まれたこと
(1)社長の挨拶と写真のあるホームページの例
-->誰のためのホームページ??
(2)Webマスター=お客様を知っている(現場を知っている)
(3)1万円のデジタルカメラで現場を撮りまくる-->写真の効果
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●勝ち残り事例:2 グループウェアでフットワークを向上
B社
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印刷業(企画・編集) 資本金2000万円・社員31名・年商7億円
何が問題か?
●営業・制作・手配各部門の連携
がとれない
●顧客情報の共有ができていな
い
●組織の結束がなく、各部が
バラバラに動いている
●顧客の要望に応えるために
ムダな訪問が多すぎる
●パソコンの活用が人によって
差が大きい
本当に
お客様のための組織か?
社長方針:フットワークを強みに!
業務の流れを改革
パソコンの徹底活用
グループウェア・パッケージの導入
顧客情報の共有
電子メールの活用
スケジュールの共有
営業報告の伝達
ケータイメールの活用
パソコン活用教育
●勝ち残り事例:2 グループウェアでフットワークを向上
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●勝ち残り事例:2 グループウェアでフットワークを向上
成功のポイント
①社長がわが社の強みを明確に認識し、これを強化したこと
②お客様のための仕組み・組織を作ったこと
③仕組み作りに合わせてIT化を進めたこと
(1)営業マンでもケータイは使えるな!ケータイメールを見ることは
できるな!無料の体験版で体験
(2)最初は社長自ら入力、次に事務員さんが、そし営業マンが…
パソコンができる人から始める
ASPサービスを活用
(1人当たり数千円/月、運用は業者におまかせ)
(3)ケータイメールで伝言板・行き先表示(所在)
-->伝言板メールの電話番号表示でそのまま客先へ電話
スケジュールで社長・部課長のスケジュールを営業スケジュール
へ予約(スケジュールの共用)
-->Webメール
パソコン教育
-->お客様情報の共有-->商談進捗の共有(営業日報)
-->掲示板・電子会議室・ワークフロー-->ナレッジマネジメント
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●勝ち残り事例:3 ケータイ「eチラシ」でお客様の掘り起こし
C社
カジュアルブティック 資本金1000万円・社員5名・年商1億円
何が問題か?
●従来のチラシ・フリーペーパー
DMでは費用対効果が問題
●リアルタイムな告知ができ
ない・手軽にできない
●社員のアイデアがなかなか
実現できない
●パソコンはにがて
お手軽ITの活用!
ケータイ「eチラシ」の活用
キャンペーンのお知らせ
あなただけの「お得」限定メール
割引クーポンの配布
「eチラシ」ASPサービスの活用
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●勝ち残り事例:3 ケータイ「eチラシ」でお客様の掘り起こし
お店
受信メール
■My メール
今日のMy P
30日 23:00-
お客様
店頭でメール
アドレスを
集める
メール
アドレスを
サーバへ
登録
チラシメール
の内容を決め
サーバへ送る
店頭で
割引クーポン
を見せる
「eチラシ」
が届く
「eチラシ」
ASPサービス
山田花子さま
会員特別価格
のお知らせ
●カジュアル
セーター・・
ブティックPEPE
■割引クーポン
は下記アドレス
までメールを
お送りください
■アンケート
に御答えいただ
いたお客様に
プレゼント!!
[email protected]
[email protected]
ブティックPEPE
ブティックPEPE
●ケータイだけで
サービスができる
●すぐにメールの
内容がお客様に
届く
●特定のお客様
だけに送ることも
できる
●月額数千円の
費用でできる
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●勝ち残り事例:3 ケータイ「eチラシ」でお客様の掘り起こし
成功のポイント
①安いサービスを手軽に活用したこと
②すぐやってみたこと
③お客様が簡単に活用できたこと
・迷惑メールにならないように、事前に了解をいただいたお客様だけに
送信すること
・中小企業なんだから、そんなに大勢は最初から相手にしていない。
わずか数人が来てくれるだけでいいんですよ
・わずか数件でも新規受注が採れればOK! 何もしなければゼロ
・分析しない、大量に送らない、コストをかけない、携帯電話があればよい
・あなただけの特典を用意する 「割引クーポン」
「ワールドカップで日本が予選を突破した瞬間におめでとうクーポン」
・社員が少ない会社に業務削減はあまり効果がない
徹底して売上を伸ばすためのIT活用
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●勝ち残り事例:まとめ
成功のポイント
①社長の明確な経営方針
自社の強みを更に強化するためにITを使う
②ITの分かる担当者を育てる
道具として使うポイントがわかる人
③人間系の仕組み作りに合わせたIT化・ITの活用
業務プロセスに合わせてどんどん変えていくこと
④金をかけるITから、知恵を出すITへ
安くなった汎用ソフト・簡単サービスの活用
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