経営戦略

経営戦略
経営学部
経営学大学院
経営とは
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もともとの中国語の意味
経 縦糸
営 建物
経営 地面の上に縄張りをしてどのように建
物を建てるかを考える:構想を創る、企画する
Managementとは
• Manageという動詞の名詞形
• Manageとは
• 語源:人を意のままに動かす
経営とは
• よいことを上手に
• 何がよいかをきめるために:外界とのかかわ
りで考える
• 上手に成し遂げるために:人を動かす
日本の経営学はどこから始まった?
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なぜ3高商・3商大か
最初から3つつくるつもりではなかった
第2番目をどこにつくるか:1票差で神戸に
大阪は独力で
独自性を求めた神戸:商学よりも経営学
経営学という言葉が最初に使われたのは明
治37年
商業・商学とは
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殷の国:商
周にほろされた後、中国全土に四散
交易をしながら商の再興をはかる
商の人々が従事していた業
日本で最初の経営学部
なぜ商学部ではなかったか:1票差で経営学
部に:正しい選択
経営戦略1
経営戦略とは
経営戦略とは何か
経営戦略の機能
経営戦略の表現手段
経営戦略
• 何をするかの構想:経営のもともとの意味
• 戦略と戦術
• Strategyの語源:ギリシア語strategos:統帥
術
経営戦略の二つの見方
• 構想としての戦略
• 行動としての戦略
経営戦略とは
• 企業の将来のあるべき〔ありたい)姿を環境
とのかかわりにおいて示しそれを実現するた
めの道筋を示した仮説的構想
将来
われわれは目先の問題にとらわれ
てしまいがちである:
戦略のグレシャムの法則
あるべき姿
• ハウよりホワットに重点
• どうなりたいかの意思と志がないと戦略はつ
くれない
戦略と戦術
• 戦略は何をなすべきか(what)に重点
– 正しいか間違いか
• 戦術は如何になすか(how)に重点
– 上手か下手か
戦略と戦術:最悪は?
正しいことを上手に 間違ったことを上手
○○
に
正しいことを下手に 間違ったことを下手
に
経営戦略の存在意義
• 意思決定の空間的な整合化
• 意思決定の時間的な整合化
• 柔軟なルール・ガイドライン、不確実な世界で
の決定ルール
• 納得とコミットメント 人々のエネルギーの動
員
経営戦略論の目的
• 経営戦略を作るツールと理論
• 経営戦略についての研究のための土台
経営戦略を作るために必要なもの
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環境の動きを理解するための理論
組織の動きを理解するための理論
アイデアの源泉となる実例
戦略を作るにあたっての認識の方法・作法
構想を伝える手段
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経営者の決断とアクション
会社の夢
会社の使命・理念
ビジョン
コンセプト
計画
次回のテーマ 経営戦略の内容
• 経営戦略論 第1章
• ゼミナール経営学入門 第1章
を事前に読んでおくこと
経営戦略2:戦略の内容
神戸大学経営学部
経営学大学院
経営戦略のレベル
• 全社戦略:環境変化に対応するため、事業構
成を変える
• 事業戦略:競争に対応しつつ、顧客に価値を
とどけるためのしくみをつくる
• 製品戦略:
• 機能別戦略
全社戦略
製品戦略
変化の源泉
• 技術革新
• 市場の成熟
• 嗜好の変化
事業戦略
機能別戦略