情報モラルデザイン

情報モラルデザイン
B班第5回
コンピュータと犯罪
(リンクと課題のみ)
吉田
ハッカーとクラッカー 1
この授業では「ハッカー」と「クラッカー」を区
別する。
 「ハッカー」と「クラッカー」 意図と技術

– 「ハッカー」:システムの可能性やその技術(の習
熟)に興味を持ち活動する、高度な技術を身につ
けている人
– 「クラッカー」:悪意によってシステムに侵入し、シ
ステムを破壊、改ざんしたり、不正利用したりする
人
ハッカーとクラッカー 2

「ハッカー」の位置づけ
– 技術の有無
– 倫理(社会的意識)の有
無
– 活動の自主性の有無

「ハッカー」は活動の名
– 例えば、A氏の場合は、
ハッカー(休日)×エンジ
ニア(会社)×クラッカー
(深夜)×情報倫理
(NPO参加)
技術がある
エンジ
ニア
倫理がある
ハッカー!
ク
ラ
ッ
カ
ー
自主的な活動
情
報
倫
理
クラッカーの活動 1
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侵入:基本ですね。覗くだけのことも。
改ざん:webページや重要ファイルの書き換えなど
妨害:メール爆弾(メールボム)、DOS攻撃、掲示板
の無意味な書き込み、
盗聴:これは必ずしも侵入を伴わない、ネットワーク
上で可能(ツール使用)
なりすまし:侵入や盗聴のあとにくるもの(買い物、
書き込みのほか、踏み台利用なども)
破壊:システムを書き換えたりして起動できなくする
など
クラッカーの活動 2
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ウイルス:破壊、改ざん、妨害、踏み台利用、などに
つかわれる。
– 「マクロウイルス」:WordやExcelのマクロで作られたもの
で、その文書ファイルを開くと感染する。
– 「トロイの木馬」 :自己増殖せず、ユーザー自身に油断し
て取り込ませ、感染する。
– 「コンピュータワーム」:ネットワークを通じて自己感染する。
メールソフトなどを利用
– 「コンピュータバクテリア」:単に自己増殖する独立プログ
ラム:メモリーやディスクスペースを使い果たす
– 「ロジック爆弾」:条件つきの発病ルーチン:一定回数立ち
上がると発病、指定時刻になると発病など
古いハッカーの落日1

「人助けハッカー」ラモの物語
http://www.itmedia.co.jp/news/0309/10/ne00_lamo.html
– 流浪の生活を送り、Starbucksの無線LANから頻繁にログ
インしていたラモ容疑者は、そのようなライフスタイルばか
りでなく、非常に利他的なハッキングスタイルでも有名だ。
自分はデータを消したこともないし、セキュリティホールを
発見するのと引き換えに金を要求したこともないと同容疑
者は強く主張している。実際、同容疑者から大きな被害を
もたらしかねないネットワークの脆弱性を教えてもらった
ことに、感謝している企業もある。
– 同容疑者はたいてい、自身が起こした侵入事件を公表
しているが、その中には2001年12月のWorldCom、同年
10月のMicrosoft、同9月のYahoo!、同5月の
Excite@Homeへの侵入などが挙げられる。
古いハッカーの落日2
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“善玉”ホームレスハッカー FBIに自首へ
http://www.itmedia.co.jp/news/0309/08/ne00_hacker.html
– 「ここ2年ほど広く報じられた一連のハッキング事件は、自
分の仕業だと公言している「ホームレスハッカー」ことエイ
ドリアン・ラモ氏(22)が、自首に向けて米連邦捜査局
(FBI)と交渉中だ。 」
– 「ラモ氏は、その大胆な脆弱性実証行為とメディア事情に
精通した知識、そして住所不定の根無し草的生き方から、
ハッカーコミュニティではちょっとした伝説的人物。訴追内
容がはっきり分かったら罪を認める意思を示している。
「自首に同意する前に、何の罪を問われているのか知り
たかった」と同氏。 」
リンク
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http://cruel.org/freeware/hacker.html
ハッカーとクラッカーについて
ハッカーという単語の由来
http://www.police.pref.okinawa.jp/HitechCrime/illegal-access.html(沖縄県警察)
不正アクセス禁止法について
不正アクセス禁止法 アスキーデジタル用語辞典
ハッキングに対する法律(日本) 村井純(慶応大学)
サイバー・ネチケット ディズニー提供アニメ形式でネチケットの学習(ただしすこ
し重い)
ZD Net Magazine セキュリティ関係のQandA
フィッシング詐欺(yahoo! ニュース トピックス)
スパイウェア (yahoo! ニュース トピックス)
インターネット犯罪 (yahoo! ニュース トピックス)
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'Homeless hacker' may surrender to FBI
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ハッカー文化 (wikipwdia)
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ディベート論題
 「ハッカー」と「クラッカー」を区別して呼び分ける
ことは重要である。
 違法であるが倫理的に承認されるハッキング行
為は存在する。
 Ex.mixiはまちゃん事件は違法ではないが、倫理的に
は承認されるか?
 ラモ氏のハッキング活動は、明らかに違法行為(不正
アクセス)だが、クラッカー行為とみなしてよいか。