Linux on Power へ移行時の留意点

IBM Power Systems Linux センター
のご紹介
日本IBM株式会社
Power Systems Linux センターで
アプリケーション開発を加速
•当センターでのご支援内容(無償)
−開発・検証環境の提供
−プロジェクトルームの提供
−開発者向け技術セミナーの開催
−アプリケーション移行相談
−デモ/セミナーの開催支援
−お客様案件の検証支援
•当センターご利用のメリット
Montpellier
Beijin
New York
Austin
東京・晴海に
2013/10/1 Open
ISV
開発者
−BOEコンソーシアムとの連携
−アプリケーション開発コストの削減
−ソリューション構築企業とのパートナーリング
−マーケティング協業
x86/Linux アプリケーションの Power Systems 対応をご支援し、
ISV、SI/SP によるエコシステム拡大やを目指します
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Power Systems Linux センターの特長
1. 24時間、土日祝日も利用可能
- 検証期間中は24時間、単独で入館、検証可能
2. 検証環境の準備はITCのエンジニアが実施
- システム環境のインフラはITCスタッフがセットアップ。初日から即検証可能
- 各種検証環境のサポートおよびQ&Aにお応えします (平日10:00~18:00)
3. 個別にプロジェクト・ルームを提供
- 検証1案件につきプロジェクト・ルーム1室を提供
- 専用ルーム・カードを発行、 検証期間中のセキュリティを確保
- お持込機器を目の前で直接使用できるプロジェクトルーム
4. セミナー/デモ環境の提供
- 会員企業のお客様向けセミナー / デモ環境を提供
- 少人数のハンズオン対応やエグゼクティブ向けの会議室など多彩な環境をご用意
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© 2014 IBM Corporation
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Linux on Powerへの移行の容易性
アプリケーションタイプ
• スクリプト言語やJavaなどのインタープリタ言語などで書かれ
たプラットフォーム非依存x86/Linuxアプリケーションの大部分
はコードおよび実行モジュールの変更なしで動作可能
• C/C++で書かれたプラットフォーム非依存x86/Linuxアプリケー
ションの大部分はコードの変更なし・再コンパイルのみで動作
可能
• C/C++で書かれたおおよそ5%以下のx86/Linuxアプリケーショ
ンではコードの変更が必要
UbuntuおよびSUSEのリトルエンディアン版では
コード変更作業が最低限に
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Lift & shift
テストのみ
再コンパイル
およびテスト
一部コード
変更後
再コンパイル
およびテスト
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Linux on Power へ移行時の留意点
プログラム言語(C/C++)
IA 上の 32bit プログラムは Power 上 の32bit プログラムとしてそのままリコンパイルできます。
(64bit 化対応はメモリー使用の要件などに応じ、詳細な検討が必要です)
下記の留意点およびその他の点について、IBM Software Development Kit for PowerLinux のMigration
Advisor チェッカーツールで簡単にソースコードをチェックできます!
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メモリーおよびI/Oのデータキャスト操作を独自に行っていますか?
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•
ビルドシステムに Intel / x86 独自のものをご利用ですか?
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•
GNU Make/GCC or XLC へ変更すれば対応可能です。
mcpuやコンパイラ・リンカのオプションでIntel x86 独自のものはMakefile の変更で対応できます。
インラインアセンブラ・Intel x86固有のビルトイン関数をご利用ですか?
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•
プラットフォームのエンディアンの違いは、異なるサイズのタイプでのキャスティング操作がなければ問題ありません。
その部分はPower対応にする必要ありますが、migration advisor checker で確認できます。
C++のテンプレートをご利用ですか?
–
そのテンプレートがPowerに対応していれば問題ありません。
プログラム言語(Java)
Oracle JDKなどで開発されている場合、IBM JDKへのプラットフォーム移行が必要ですが、基本的にはリビルドも必要なく
バイナリーのまま稼働します!
•
Oracle JDKやその他の JDK で Java Standard 以外のパッケージはご利用ですか?
–
•
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例えば com.sun.xx クラスなど、セキュリティや暗号化のパッケージを利用している場合は、IBM JDKで提供されるクラスやライブラ
リに変更することで対応可能です。
JNI / JNAなどJavaからC/C++ライブラリにアクセスしていますか?
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JNI はIBM JDKでサポートしているので問題はありません。
JNAはサポートされていないため、修正することで対応可能です。また、呼び出し先のC/C++ライブラリもPowerへ移行が必要です。
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