大学取次制度導入について> 2013年4月~ 取次開始!

1.「留学生に対する在籍管理の更なる向上を目指して」
ー大学取次申請制度導入についてー
<大学取次制度導入の背景について>
■2009年7月15日に改正出入国管理法が施行され、受入
教育機関において、より厳密な在籍管理を求められること
になった。
■2011年10月以降外国政府奨学生の在留期限失効
(ビザ切れ)が数件発生した。
■新入生・在学生の留学生が国際課の窓口で「授業を休んで入
国管理局」に行くことの悩み相談が増えた。
| page 1
2.<大学取次制度導入について>
2013年4月~ 取次開始!
1).留学生が授業を休んで入管へ行かなくてもビザ更新ができるように留
学
生への新しいサービスを開始。
2013年4月から湘南校舎・伊勢原校舎・高輪校舎の留学生を対象に在留期間延長等の「申請取次」を開
始しました。「申請取次」とは留学生のみなさんの在籍管理を適正に行うことを前提に、留学生に代
わって大学が入国管理局へ出向いて在留申請手続きを行うことです。
①.「申請取次」が可能な申請内容
■在留期間更新許可申請:在留資格「留学」の更新に限る
■資格外活動許可申請:在留資格「留学」でアルバイトをする者に限る
※成績が著しく不良の場合は、申請取次をできない場合があります。留年・成績不良者の申請取次
に関しては個別に対応する。
②.2013年度取次申請の学生書類窓口受付
在留期限の3ヶ月前から国際課の窓口で受付可能です。
申請月
4月
6月
8月
10月
12月
1月
3月
書 類 提 4/20(土)
出期限
6/21(金)
8/23(金)
10/18(金)
12/13(金)
1/24(金)
3/20(木)
申 請 取 5/1(水)
次日
7/1(月)
9/2(月)
11/1(金)
12/20(金)
2/3(月)
3/28(金)
| page 2
2.<大学取次制度導入について>
2013年4月~ 取次開始!
2)留学生のビザ取次申請流れ
国際課
①
②
⑤
留学生
③
④
入国管理局
⑥
システム開発課
①国際課がビザが切れる3カ月前から該当留学生へキャンパスライフエンジンからメールで知らせる。
②留学生はビザ更新のための書類を国際課へ申請。ビザ更新一式書類を国際課へ提出。パスポー
ト、在留カード原本を預かる。
③国際課で入国管理局へビザ取次申請を行う。審査期間が約2週間かかる。
④入管からビザ更新許可連絡がくる。
⑤留学生へパスポート、在留カード新しいビザを返却。
⑥新しいビザデータをシステム開発課へ送って、学生支援システムに反映
させる。
| page 3
2.<大学取次制度導入について>
2013年4月~ 取次開始!
3)ビザ取次申請のメリット
■在留期間延長申請時の指導徹底、ビザ切れ防止。
■成績不良留学生への声かけの徹底。
例:国際課が面談を行い、指導教員の「指導計画書」を作成して入管へ
提出。
■留学生の「在籍管理」の強化を実現
■国際課内で入管法ついて詳しいプロフェショナル人材育成。
例: ビザ取次申請に必要な「取次申請カード」を国際課員が現在4人
取得。代々木国際本部室1名取得。
■留学生の新しいビザ情報を随時把握して、学生支援システムに反映させ
させることが可能になった。
| page 4
3.入管窓口の一本化
■業務時間を短縮化させることができた。
■留学生以外にも国際課が受け入れている訪問研究員・特別プログ
ラム等の受入のビザ申請や更新も担当者が別々に入管へ行く必要が
無くなる。
例①:教務課が窓口になっている編入留学生・再入学者留学生も国際
課が取次をした。
例②阿蘇の大学院に入学するタイのKMITL学生も湘南で国際課が横浜
入管へビザの代理申請をして、2013秋学期授業に間に合わせた。
■経費削減ができた。(交通費等)
■入管の審査官と常に国際課の課員がやりとりをしているので、大学とし
として留学生の在籍管理をしっかりしていると最近評価されるようになっ
た。(信頼性の向上)
■ 2013年4月~10月まで取次申請人数:90名
| page 5