H18.10 「産地づくり交付金」を活用されている皆さまへ 関東農政局 話し合いを、先延ばししてはいませんか? 「新たな産地づくり対策」にきちんと対応するには、今が大切な時期です! 18年度で現行対策は終了し、19年度から「新たな産地づくり対策」が始まります。 予算規模は今年度実績と同程度となる見込みですが、ビジョンの高度化が不可欠です。 変更点 進行管理を 徹 底 ビジョンの毎年の 「点検・見直し」 とその 「結果報告」 を義務づけ、 それを踏まえて毎年度の 「産地づくり計画」 の審査を実施します。 「みんなの ビジョン」に 地域協議会には、すべての生産調整方針作成者の参画を必須とし、 協議会での議論、ビジョン(担い手リスト含む)を原則公開します。 まず、話し合いの場を持ち、一から見直すことが必要です。 ビ ジ ョ ン + 現行ビジョン + 3年間の成果 (地域特産物の産地化など) など 地域での話し合い 話し合いを開始! まず、達成状況の分析・問題点の明確化 からはじめましょう 11月 都道府県別「需要量に関する情報」の公表(国→都道府県) 産地づくり交付金都道府県配分の通知 (国→都道府県) 意 見 聴 取 ビジョン素案の検討 12月 市町村別「需要量に関する情報」の通知 (県→市町村) 本協議会① ビジョン案と 産地づくり計画書案の作成 1月 生産調整方針作成者別の需要量に関する情報の通知 (市町村、地域協議会→方針作成者) 意 見 聴 取 ビジョン案・計画書案の修正 2月 農業者別の生産目標数量の通知 (方針作成者→農業者) 3月 本協議会② 新ビジョン 担い手育成・確保 運動の成果 米政策改革に係るスケジュール(予定) 10月 地域協議会 新ビジョン・計画書の決定 周 知 【下準備ステージ】 ~ みんなで話し合い、合意をとる ~ 現行対策や担い手育成の成果を反映させ、 「米を作り続けるか、特産物に切り替えるか」 「地域の将来を誰に任せていくのか」 「使途を変更(担い手へ重点化)する必要はないか」 などを一から話し合い、新ビジョンの案を あらかじめ決めておきましょう。 【仕上げステージ】 ~ 配分を受け、速やかに新ビジョンを仕上げる ~ 交付金配分額の通知と同時に、 「交付金の活用方法」を最終決定し、 「下準備」の検討結果を速やかに反映させて、 新ビジョンを決定しましょう。 ビジョンのさらなる高度化に向けて 「担い手育成・確保運動」によって担い手が明確化され、皆さんが現行のビジョンを 策定した3年前とは、ずいぶん地域を取り巻く状況が変わりましたね。 ビジョンは、地域の状況に応じて、点検・見直しするものです。 特に、新対策に移行する今こそ、3年前よりもさらに濃密な議論を行い、担い手の 育成に向け重点化を図るなど、地域の状況に即したビジョンへと高度化しましょう。 「地域水田農業ビジョン」に盛り込むべき事項 1 地域水田農業の改革の基本的な方向 (1) 地域農業の特性 →3年間の取り組みを踏まえ、 地域の弱点を克服するよう見直す (2) 作物振興及び水田利用の将来方向 (3) 担い手の明確化と育成の将来方向 2 高度化のポイント 具体的な目標 (1) 作物作付け及びその販売の目標 (2) 担い手の明確化・育成及び担い手への土地利用集積の目標 →地域の特徴を引出す目標に再設定 →地域振興作物を明確化 3 地域水田農業ビジョン実現のための手段 (1) 産地づくり対策(産地づくり交付金、稲作構造改革交付金) の活用方法※ (2) その他の事業の活用※ 4 担い手の明確化 集落等の地区段階における合意形成に向けた話し合い等を 通じ明確化された担い手リストを作成する。なお、現在、地 域に担い手が存在しない場合は、集落営農のうち一元的に経 理を行い、一定期間内に法人化する等の要件を満たす「集落 型経営体(仮称)」の組織化等につき、合意を形成するなど、 将来の担い手の確保方策について検討を行う。 「配分額が決まってから」 話し合いを始めるようでは、 とうてい「高度化」にはたどり着けませんね。 ほとんどの項目が、 今すぐ検討できますよ。 →担い手の育成を加速化するため に 必要な使途・単価(上乗せ)へ変更 →担い手リストを抜本的に見直す ビジョンの担い手は、対策期間中に 認定農業者へ育成することを基本 担い手に厚く 配分しよう! ・協議会での議論や ビジョン(担い手 リストを含む)は、 原則公開とします ・全員の合意をとっ ておきましょう 下線の項目:現時点で、見直しが十分可能です。3年間の経験・成果を反映しましょう。 太字の項目:これまで推進してきている「担い手育成・確保運動」の成果を反映する必要が あり、大幅な見直しが必要です。 ※ の項目:生産目標数量や交付金の配分後でないと、具体的な検討はしにくいかもしれま せんので、見直しの方向性をあらかじめ共有しておきましょう。 話し合いに、とことんつきあいます ※連絡先を記入してください。 電話:
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