『6章 だからレゴは後発メーカーの追随を許した』 金子・小林・西川・安部

裁定の管理
裁定戦略を管理する上で
の課題
・競争優位を確立するには
長期にわたり会社独自の
能力を形成しなければなら
ない
裁定がADDING
に与える影響
①裁定による販売数量向
上の可能性
②労働コストを包括的に
見ることができる
③支払意志額の向上
④業界の魅力や自社の
交渉力の向上
⑤リスクへの対応策の提
供
⑥プラス面マイナス面が
存在するので相対的な価
値比較が重要になる
裁定の分析
多様な裁定戦略に対する
ADDINGを利用した分析
金子・小林・西川・安部・魚崎・西田麻
裁定
・差異を活用する手
段
・差異を制約ではな
く機会と捉える
裁定戦略の事
例
裁定の基盤
CAGEの4つの枠組みが
それぞれ裁定を考える
上での基盤となる
レゴの事例
裁定戦略に気付かずに
業績不振
裁定戦略が注目され
ない理由
裁定戦略の
多様性
裁定の基盤の考えを広
げるための様々な戦略
~インドの製薬業界~
a:特許法の抜け道によ
り成長した後発医薬品
メーカー
b:欧米メーカーと契約し
て受託研究開発を行うイ
ンド企業
『6章 だからレゴは後発メーカーの追随を許した』
CAGEを使った裁定の見
方
C:文化的な裁定(製品の持つイメージ)
ex)米のファーストフード
A:制度的な裁定(企業と制度の影響関係)
ex)各地の税制・規制
G:地理的な裁定(地域ごとの条件)
ex)輸送費、通信費
E:経済的な裁定(CAGから間接的に得られ
る要素)
ex)労働・資本コスト
①伝統的な行動を後進的だと捉
えてしまう
②資本、労働などに関する要素
は企業に対して限定的な影響し
か与えないと考えてしまう
③裁定による収益拡大は限定
的だと考えてしまう
④政治的な理由などにより認識
していても公表できない場合が
ある
⑤裁定に対する視野が狭い