惯用语的翻译 慣用句(イディオム) 一、定義 「二つ以上の単語が比較的固く結びついていて、特別の意味 で使われる単語の組み合わせ」を慣用句といい、イディオムと もいう。 条件:1)二つ以上の単語の組み合わせがつねに結合の仕方 に基づき、全体として一語とほぼ同じような働きをすること。 2)二つ以上の語が全体である固定した意味を表すということで ある。 例えば、「腹を立てる」 2.慣用句と連語(词组) A 傘をさす 餅を焼く 電報を打つ 家を立てる B 水をさす 焼餅を焼く 手を打つ 顔を立てる 連語—二語(以上)の連結使用が、構成語の意味ではなく慣用で決まって いるので、全体の意味には構成語個々の意味からりかいできるもの。 慣用句—二語(以上)の連結使用が固定しており、全体の意味は構成語の 意味の総和から出てこないもの。 しかし、一つの句が、慣用句である場合もあるが、非慣用句で ある場合もある。 例えば:足の骨を折った。 一つの骨をおってください。 西洋人は日本人より鼻が高い。 息子が東大に入って鼻が高い。 兄はお湯で足を洗っている。 あいつはこのころではすっかり足を洗って正業につい ている。 3.慣用句の語形 ①名詞慣用句 寝耳に水、 猫の額、何食わぬ顔、高嶺の花、 ②副詞慣用句 爪のあかほど 泣いても笑っても、 根堀り葉堀り ③動詞慣用句 旗をまく、味噌をつける、腹を割る、肝をつぶす ④形容詞慣用句 腹が黒い、顔が広い、敷居が高い、口が重い ⑤形容動詞慣用句 水を打ったよう 赤子の手をねじるよう 木で鼻を括ったよう ⑥連体詞的慣用句 下にもおかぬ、水もぬらさぬ 4.慣用句の品詞的機能 1)述語になる。 王さんははちらりと張さんに目をやり、ぶつぶつ何かを口にして いた。 彼は顔を青ざめながら、ひどく腹を立てていた。 この諺の使い方を身につけなさい。 こんなところになぞを解くかぎがあったとは気がつかなかった。 2)連体修飾語になる。 私が総理大臣の洋服をお作りすることになったのは、身に余る 光栄でございます。 みんなは口の重い戸田にしきりに酒をすすめて喋らせたりし た。 3)連用修飾語になる。 彼は腹を割って話し合った。 学友たちは久しぶりに再会して、膝を交えながら話し合った。 彼女は急に気が狂ったように泣き出した。 二、慣用句の訳し方 1.译成汉语四字结构 頭を捻る(ねじる):① いろいろと思いをめぐらす。工夫する。 ② 疑問に思う。首をひねる。 泡を食う:驚きあわてる。 痒いところに手が届く:細かな点まで気が付いて配慮が行き届く。 我(が)を通す:自分の考えを変えないで押し通す。 口を拭(ぬぐ)う:《盗み食いの後、口をふいて素知らぬ顔をする意から》何 か悪いことをしていながら素知らぬふりをする。また、知っていながら知ら ないふりをする。「―・って涼しい顔でいる」 尻尾(しっぽ)を出す:《化けた狐や狸が尻尾を出して正体を見破られる意 から》隠していたことやごまかしが露見する。ぼろを出す。 手も足もでない:どうすることもできないこと。 「 相手が強すぎて ~ 」 2.译词要形象、生动。 油を売る:《近世、髪油の行商人が、客を相手に世間話をしな がら売ることが多かったところから》むだ話などをして仕事を怠 ける。 後指(うしろゆび)をさされる:あざけりや非難の意をこめて、人 を後ろから指さされること 。 気が短い:短気である。すぐいらいらしたり怒ったりする。 腰が弱い:弱気である 。 胡麻を擂(す)る:他人にへつらって自分の利益を図る。 尻尾をつかむ:化けたキツネやタヌキの尻尾を掴んで正体を あばく意から他人の弱み・秘密や悪事を見抜く。 3.在语境中选择译词 気がつく 「ようやく目がさめたな。あの男のうそにやっと気がついたとい うわけだ。結婚する前に気がつけば、余計な回り道をしなくて もよかったんだ。」 それまでだって、何だか変な気持ちでしたけど、その時本当に 気がついたんです。私が愛されているというのはうそで、利用 されているだけではなかったかしら…… 「大丈夫だ。何もない。やはり君には気づかなかったのだろう。 安心したまえ。」 練習: 言葉を知っているといえば、すぐさま一つ一つの語の理解を考えなくなるが、 なかなかそう一筋縄にはいかないのが言葉というものなのである。 「鼻が長い」「道草を食う」はなんでもない語が結合している点では同じように 見えるが、「鼻が高い」のほうは「西洋人は東洋人よりも一般的に鼻が高い」と いうようなイディオムでない用法があるのに「僕も鼻が高い」と鼻ペチャの男が 言ったときにはイディオムでもあり、「道草を食う」の方はあまり一般的用法のな い結合だという点で、すこしずれがあるだろう。「腹が立つ」「油を売る」「締め出 しを食う」「肝をつぶす」「首を切る」「棚にあげる」「お茶を濁す」など、いずれに 属するのだろう。 慣用句を逆引きすると一番多い表現が「~ない」で、実に70近く の「~ない」という慣用句表現が日常に使用されている。これに対 して「~ある」はわずかの言い方しかない。「~ない」の方が日本 語のレトリックや、日本人の思考形態に合うということだろう。同じ 「~ない」がつく慣用句もプラス評価にある「捨てたものではない」 「申し分のない」「非の打ち所がない」「右に出るものがない」のよう な表現と、「恥も外聞もない」「能がない」「見る影もない」「意気地 がない」などのマイナス評価につながるものもある。 不意な言葉を慎むように諭(さと)すことわざとしては、ほかにも 「口は禍(わざわい)の門(かど)」「舌は禍の根」などがおなじみだ。 ちょっとしたトラブルにとどまらず、生命まで脅かすかねないとする 「舌の剣は命を断つ」という警句もある。 「口」や「舌」にまつわる言い回しが多いのは、昔から言葉で失敗 する人が多かったからだろう。ついついおしゃべりが過ぎてしまう 傾向のある人は、思わぬ事態を引き起こしたり、「口から先に生ま れた」などと陰口をたたかれためにも、こうした言葉を胸に刻んで おくといい。 「もの言わぬは腹ふくるる」などといい、「腹が立つ」といい、「腹を割って話そ う」といい、「腹黒い」といった表現もあるところを見ると、日本人は心の所在は どうやら、腹部辺りに考えてきたようである。しかし、「胸に秘(ひ)める」「胸が痛 む」「胸が騒ぐ」、あるいは、「胸に手を当てて考える」とか、「胸をなでおろす」と いうような言葉遣いから考えると、日本人は心の辺りを胸に求めてきたふうにも 取れる。それに対して、「あたま」「かしら」「こうべ」、すなわち頭部を用いた表現 意外に少ない。「頭にきた」「頭を使え」とか、「頭が悪い」などとも言うが、これら はいずれも近年の使い方、表現の数から判断すると、日本人は長い間心が胸 と腹に座っているように想像してきたのではあるまいか。
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