イングランド銀行 1694年 株式会社組織の銀行としてイングランド銀行が特許される 1697年 イングランド及びウエールズにおける会社組織による銀行券発行の独 占権を獲得 1825年 金融恐慌で多数の銀行が破綻 1833年 イングランド銀行の銀行券が「法貨」として認められる イングランド銀行 1844年 ピール条例制定 1946年 労働党政権の手でイングランド銀行を国有化 BOE vs ジョージ・ソロス EMS-欧州通貨制度 ERM-為替相場メカニズム ECU-欧州通貨単位 1979年 フランス、ドイツ主導でEMS設立 1992年半ば 欧州全体でインフレ抑制に成功 この為替レート正しくないん じゃない? BOE vs ジョージ・ソロス 1989年 東西ドイツの統合による政府の支出急増 紙幣増刷によるインフレ 金 利 平 価 理 論 の 生 き た 事 例 ア ー ビ ン グ ・ フ ィ ッ シ ャ ー 金利の切り上げ ドイツマルクに対する上昇圧力 固定為替レート維持のために他国も利上げ BOE vs ジョージ・ソロス 低迷する経済と高い失業率を 抱える英国政府がこの政策を 長期的に維持するのは難しい (1930~) ポンドは下落する! BOE vs ジョージ・ソロス ポンドを借りてマルク建て資産に投資 ロングポジション ショートポジション マルク ポンド 1992年9月16日 利上げ 10%→12%、 12%→15% 英国はERMを離脱 アメリカ連邦準備制度(FRB) 1782年 Bank of North America 1792年 First Bank of the United States 1816年 Second Bank of the United States アメリカ連邦準備制度(FRB) 1863年 ナショナル・バンキング法が成立 1907年 金融パニック 1913年 連邦準備法が成立 金本位制 発行 兌換を保障 クリアリングハウス 手形交換所のような金融取引の清算を行う 組織 最後の貸し手(ラスト リゾート) 投資銀行や商業銀行 金融問題 たとえば、JPモルガンとか アメリカ連邦準備制度(FRB) フランス銀行 1800年 ナポレオンによって、株式会社として発足 1848年 銀行券の独占発行権 1857年 1億8250万フランに増資 1946年 国有化 フランス銀行 1973年 フランス銀行定款を施行 1984年 新銀行法の施行 ブンデス・バンク(ドイツ連邦共和国中央銀行) 1875年 ライヒスバンクの設立 1945年 ライヒスバンクの閉鎖 1947年 独立した州中央銀行が政府出資で設立 1948年 レンダーバンク設立(旧西ドイツの中央銀行) ブンデス・バンク(ドイツ連邦共和国中央銀行) 1957年 ブンデスバンクの創設 1990年 東西ドイツの統合により、旧東ドイツ地域の中央銀行としての業務 も開始する 政府 vs ブンデスバンク ブンデスバンク 金融・通貨対策 × 金融政策 交換比率 西ドイツ・マルク 東ドイツ・マルク 5 1 10 ひどいとき : : 1 西ドイツ コール首相 「これを1:1にする!」 ブンデスバンク 「限定1:1」方式 独 立 性 の 侵 害 だ ! ロシア革命以前 1754年 国家債務銀行 1860年 ロシア中央銀行設立令 1864年 サンクト・ペテルブルグ私立商業銀行 ロシア革命後(1917年) 1917年 銀行国有化令 1919年 国有企業への貸付を禁止 1920年 ロシア共和国人民銀行廃止 新経済政策 1921年 ロシア共和国国立銀行 1922年 貯金局の設置 新経済政策 部門別銀行 地域別銀行 商工銀行 電力信用銀行 共同体銀行 住宅建設銀行 ロシア消費協同組合銀行 全ウクライナ協同組合銀行 極東・中部アジア銀行 信用協同組合 新経済政策 1920年代半ばには、ロシアの銀行制度は かなり整備されていた 新経済政策 その後 20年代末から30年代初期にかけての政策転換 金融制度改革 多くの銀行が廃止 中央集権化で、ソ連国立銀行の機能が強化 改編された金融制度は80年代まで続いた ロシア連邦中央銀行 1987年 ペレストロイカ政策 1990年 「ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国・中央銀行法(ロシア銀行法)」 ロシア銀行の設立 1995年 ロシア連邦中央銀行法(新ロシア銀行法)が交付、施行 日本銀行法 日本における中央銀行として、銀行券を発行 通貨及び金融の調節 銀行その他の金融機関の間で行われる資金 決済の円滑の確保 信用秩序の維持 などを目的として制定された法律 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 総則(第1条―第13条) 政策委員会(第14条―第20条) 役員及び職員(第21条―第32条) 業務(第33条―第45条) 日本銀行券(第46条―第49条) 第六章 第七章 条) 第八章 条) 第九章 第十章 附則 会計(第50条―第53条) 国会に対する報告等(第54条・第55 違法行為等の是正等(第56条―第58 雑則(第59条―第62条) 罰則(第63条―第66条) 改正の必要性 改正前の日銀(旧日銀法) 物価の安定 低い失業率達成 国際収支を均衡させること 1970年代前半、日銀の過度な金融緩和 →その結果、 1973年から74年にかけて狂乱インフレ 80年代後半のバブル 戦後、日銀法改正の主な歩み 1957年~60年 金融制度調査会 話し合い、物別れ 1965年 参議院予算委員会 時間切れで先送り 1995年~ 金融制度調査会 法改正へ 新旧日銀法の違い 大蔵大臣の認可が必要 財務大臣の大幅な 監督権限を制限 独立した日本銀行 旧日銀法 スリーピング・ボード 改正 政策委員会の改革 新日銀法 白熱した議論、活性化 「透明性」の強化 金融政策を審議する政策委員会の会合の議 事要旨等の公開 国会報告等の充実 中央銀行について 中央銀行に関するトリビア トリビアの種 日銀がJASDAQ上場? FRSとは? 建造物の偶然 日銀のJASDAQ上場 株式ではなく出資証券 資本金は1億円 うち55%が政府、それ以外は民間による出資 政府からの独立性を維持するため! (ex.公定歩合の決定) 出資証券とは・・・ (社債+株式)÷2 性質 自己資本に参入可 一定期間後に償還 →社債 配当が繰り延べされる →株式 株式と出資証券の違い 株主総会の存在 配当の規制(日銀のみ) ⇔優先出資証券 ↓ 投資家のメリットは少ない なぜ上場しているのか? 政府55% 民間45% 日本銀行の出資比率 政府専権の阻止 政府 民間 物価と国民経済の安定 まとめ+α 中央銀行の至上目的 →物価と国民経済の安定 政府に依存しない体制 半官半民となる口実 Q.なぜJASDAQ? A.資本金の少なさ FRSとは? Federal Reserve System (連邦準備制度) アメリカの中央銀行制度 単一の中央銀行が存在しない 業務自体は他国と同じ FRS誕生の経緯 1776年アメリカ合衆国建国 12の地区で連邦準備銀行が独自に活動 1907年 恐慌によりシステムが混乱 1913年 連邦準備制度の成立 →当時はまだ独立性が弱かった。 ブレトンウッズ体制 FRSと中央銀行の組織図 連邦準備制度理事会 (FRB) 理事7人 本店 連邦公開市場委員会 (FOMC) FRB理事7人 +連銀総裁5人 連邦準備銀行 (FRB) 12地区に分割 支店 支店 FRSの特徴 理事会・・・金融政策の策定と実施 委員会・・・政策の決定機関 連銀・・・「銀行の銀行」 組織ごとに役割が分担
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