「空海少年ノ日、好ノンデ山水ヲ涉覧ス、吉野ヨリ南行スルコト一日、更ニ西ニ向ッテ去ルコト 両日程、平原ノ幽地アリ、名ズケテ高野ト曰フ」 性霊集(平安初期の漢詩文集。空海著。弟子の真済編纂)に記される上記の一文は、弘法大師 が青年期に吉野山から高野山まで歩いた道があることを教えています。 高野山開創1200年を迎える平成27年に向け、吉野山と高野山をつなぐ、弘法大師空海が若かり し頃に歩いた道の発掘を進めるプロジェクトが進められています。 今回、金剛峯寺教学部長村上保壽氏、金峯山寺執行長田中利典氏、橿原考古学研究所所長菅谷 文則氏を迎え、「弘法大師 吉野・高野の道」について熱く語っていただきます。 鼎談 「空海を育てた道 吉野~高野」 ■金剛峯寺 村上 保壽 教学部長 ■金峯山寺 田中 利典 執行長 ■橿原考古学研究所 菅谷 文則 所長 2 26 月 日(日) 15:00~16:30 (開場 14:30) 日 時 2012年 参加費 500円 (博物館入場券、飲物代含む) 定 員 200名 (先着順) 場 所 奈良県立橿原考古学研究所1階 講堂 (橿原市畝傍町1番地) ○畝傍御陵前駅下車 西へ徒歩5分 ○橿原神宮前駅下車 北へ徒歩15分 ■主催:「弘法大師 吉野・高野の道プロジェクト」実行委員会 講 師 紹 介 村上 保壽(むらかみ ほうじゅ) 金剛峯寺教学部長 1941年京都府生まれ。東北大学卒業。東北大学大学院修了。東北大学助手、山口大 学助教授、山口大学教授を経て高野山大学教授。博士(文学)東北大学。高野山大学名 誉教授。総本山金剛峯寺執行・高野山真言宗教学部長。著書に『日本人のこころの言葉 空海』(創元社)、『現代社会を弘法大師の思想で読み解く』(セルバ出版)、『空海と智の 構造』(東北出版)ほか 田中 利典(たなか りてん) 金峯山寺執行長 1955年京都府生まれ。龍谷大学文学部仏教科卒業、叡山学院専修科卒業。2001年金 峯山修験本宗宗務総長、金峯山寺執行長に就任。現在金峯山寺一山宝勝院及び京都 府綾部市び林南院住職。全日本仏教会評議員、日本山岳修験学会評議員、紀伊山地三 霊場会議代表幹事などを兼務。主な著書に『修験道っておもしろい!』(白馬社)『熊野神と仏-』(共著、原書房)など 菅谷 文則(すがや ふみのり) 奈良県橿原考古学研究所所長 1942年奈良県生まれ、1968年から奈良県立橿原考古学研究所に勤務。1979~81年 北京大学に留学。1995から2008年滋賀県立大学教授。同名誉教授。1984年に大峯山 寺本堂の発掘調査を実施し、これを契機として、山の考古学研究会、奈良県山岳遺 跡研究会を組織し、『山の考古学』を提唱する。 2009年から奈良県立橿原考古学研究所所長。 日本学術会議連携会員。 ■お問合・お申込先 「弘法大師 吉野・高野の道プロジェクト」実行委員会事務局 (奈良県南部振興課) TEL 0742-27-1515 FAX 0742-23-1425 Email [email protected] ■お 申 込 み 方 法 メールもしくは下記参加申込書をFAXでお送りください。 メールの場合は、代表者の住所・氏名・電話番号・参加希望人数を明記し、 上記アドレスまでお送り下さい。 ■お申込み締切日 2月17日(金)までにお申し込み下さい。 「弘法大師 吉野・高野の道」シンポジウム 参加申込書 FAX 0742-23-1425 代表者の 住 所 代表者の 氏 名 参加人数 T E L F A X 【個人情報の取り扱いについて】 参加申込書にご記入いただきました個人情報は、本シンポジウムに関する確認・連絡の際に使用させていただきます。 他の目的での利用や第三者へ提供することは一切ございません。
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