2016春季生活闘争方針 説明資料

2016春季生活闘争方針(要旨)
連合 総合労働局
2016春季生活闘争方針 要旨
1.「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」には、すべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」「格差是正」が不可欠
2.月例賃金にこだわり、賃上げの流れを継続させる必要あり
3.サプライチェーン全体で生み出した付加価値の適正な分配に資する公正取引の実現を重視
4.取引企業の仕入れ価格の上昇などを踏まえた価格転換や、生み出した付加価値の適正な価格での取引が重要
連合は、取引問題の相談窓口を設置(03-5295-0514)
5.賃金要求水準は、それぞれの産業全体の「底上げ・底支え」「格差是正」の寄与する取り組みを強化する観点から
2%程度を基準とし、定期昇給相当分(賃金カーブ維持相当分)を含め 4%程度
6.単組は組合員の個別賃金実態を把握し、賃金水準や賃金カーブを精査しゆがみや格差の有無を確認し、これを
改善する取り組みを展開
7.社会対話の推進
1)中央
2)地方(地域フォーラムなど)
3)地方における賃金の社会相場波及の取り組み強化
8.要求提出は2月末までに行い、3月にヤマ場を設定
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-1-
2016春季生活闘争の意義と目的
「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」をめざす
○恒常的収入(月例賃金)の増加による消費増が観測される(昭和61年1月経済企画庁 「恒常所得仮説の検証」)
○恒常的な賃金上昇の方が、一時的な賃金上昇にくらべ、限界消費性向は大きい
(H25.10.29 経済の好循環実現専門チーム第3回会合 高橋委員の指摘)
(%)
[平均賃金方式での賃上げ状況の推移]
6.00
5.50
5.00
4.50
4.00
1997年(山一証券、北海道拓殖銀行倒産)以降
の金融危機以降、大手の春闘回答引出額が中小
企業まで波及するという構造が変化してきた。
・・日本経済の成長ベクトルが全ての産業・企
業のベクトルと不一致となった。
・・バリューチェーンとしてのコスト削減要請大
日本経済の「デフレからの脱却」と「経済の好循環実現」の
ためにはすべての働く者の賃金の「底上げ・底支え」と「格差是
正」の実現が不可欠。
月例賃金の改善にこだわる取り組みを継続するとともに、あ
らゆる手段を用いてそれぞれの産業全体の「底上げ・底支え」
に寄与する取り組みを展開する。
春季生活闘争が持つ日本全体の賃金決定メカニズムを活
かしつつ、とりわけ中小企業で働く仲間や、非正規労働者の
処遇改善に向け、より主体的な闘争を進め、大手追従・大
手準拠などの構造を転換する運動に挑戦する。
万
人
十
億
円
[雇用者報酬と雇用形態別労働者数の推移]
6,000
275,000
正規労働者数
3.50
270,000
5,000
265,000
3.00
1,735 1,765 1,727 1,763 1,811 1,813 1,906 1,962
1,001 1,273
1,634 1,678
4,000
260,000
2.50
255,000
3,000
250,000
2.00
2,000
1.50
3,779 3,630
245,000
3,375 3,415 3,449 3,410 3,395 3,374 3,352 3,340 3,294 3,287
240,000
1,000
1.00
賃上げ率
235,000
89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15
5.115.955.664.973.903.112.862.842.832.592.101.941.921.721.631.701.681.791.861.881.671.671.711.721.712.072.20
中小賃上げ率 5.045.845.705.103.993.112.802.682.662.411.791.731.701.341.261.351.561.671.721.721.451.471.531.521.531.761.88
0
230,000
1995 2000 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 年
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-2-
2016春季生活闘争の意義と目的
所定内給与が1%増加した場合、マクロの個人消費は0.59%押し上がる一方、所定外給与が1%増加した場合は、
0.09%増、特別給与が1%増加した場合0.13%増にとどまる。
[賃金が1%変化した場合のマクロの個人消費に与える影響(弾力性)]
(%)
0.7
0.6
0.59
0.5
0.4
0.3
0.2
0.13
0.09
0.1
0
所定内給与
所定外給与
特別給与
(出所)厚生労働省「平成27年版労働経済の分析」
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-3-
日本経済見通し
実績
2015年度予測
2016年度予測
[消費者物価指数(対前年度比:%)]
年月
2013年度
名目GDP
成長率
実質GDP
成長率
消費者物価
(除く生鮮
食品)
消費税増税
影響を除く
完全失業率
1.8*1
2.1*1
2014年度
1.6*1
▲0.9*1
政府
日本銀行
見通し
2015年10月
2015年2月
2.7
1.5
1.4
0.8
2.8
***
0.8*2
***
3.9
3.6
3.5
(総合)
民間
民間
41機関
日本銀行
41機関
平均
2015年10月
平均
2015年11月
2015年11月
2.13
1.2
0.86
2.06
1.4
1.54
0.1
0.13
1.4
0.94
***
***
***
***
3.32
3.20
生鮮食品を
(A)-(B)
除く総合(B)
2.9
2.9
0.0
総合(A)
2014年10月
11月
2.4
2.7
-0.3
12月
2.4
2.5
-0.1
2015年1月
2月
2.4
2.2
0.2
2.2
2.0
0.2
3月
2.3
2.2
0.1
4月
0.6
0.3
0.3
5月
0.5
0.1
0.4
6月
0.4
0.1
0.3
7月
0.2
0.0
0.2
8月
0.2
-0.1
0.3
9月
0.0
-0.1
0.1
2015年4~9月の(A)と(B)の差の平均
は0.26%であり、総合指数と生鮮食品
を除く総合指数との間で約0.3%程度
の乖離
⇒生活実感として物価は上昇している
(出所)政府見通し:「平成27年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」(2015.2.12)
日本銀行:「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)における「2015~2017年度の政策委員の大勢見通し」(2015.10.31)
民間41機関平均:日本経済研究センター「ESPフォーキャスト調査」(2015年11月調査)(2015.11.12)におけるフォーキャスター41機関
の総平均
*1 内閣府「四半期別GDP速報」(2015年4-6月期 2次速報) *2 日本経済研究センター「改訂第163回短期経済予測」(2015.9.8)
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-4-
連合総研見通し(2015年9月)(抜粋)
◯2016春闘において、ケースAは、実質賃金の伸びが生産性の伸びを反映したものとなるような高い賃金上
昇を確保した場合の経済の姿、ケースBは、実質賃金が一定となる程度の賃金上昇を確保した場合の
経済の姿、をそれぞれ示したもの。
◯ケースAでは、生産性の伸びも反映された実質賃金の増加によって所得環境が改善した場合、これまで
停滞していた消費が成長を押し上げる推進力となることが示されている。
ケースA
ケースB
2.0%
0.9%
名目GDP
2.7%
1.8%
実質GDP
1.5%
0.9%
名目雇用者所得
3.0%
1.7%
民間最終消費
1.7%
0.9%
民間住宅消費
3.4%
2.1%
民間設備投資
3.7%
2.3%
鉱工業生産
2.3%
1.2%
消費者物価
1.3%
0.9%
現金給与総額
(企業規模5人以上)
(総合、固定基準)
(出所) (公財)連合総合生活開発研究所(連合総研)「連合総研見通し」(2015年9月)
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-5-
政労使会議
経済の好循環実現に向けた取組(2013年12月20日確認)<抜粋>
2.中小企業・小規模事業者に関する取組
雇用者数の大部分を占める中小企業・小規模事業者においても、労使は、各企業の経営状況や今後の経済状況等
に応じつつ、日本経済の好転によってもたらされた企業収益の拡大を賃金上昇につなげていく。
政府は、中小企業・小規模事業者の事業革新や新陳代謝に必要な設備投資支援にあたり、賃上げを実施する事業
者を優先採択するなど、賃金上昇を促す環境を整備する。さらに、中小企業投資促進税制の拡充等により、生産性
向上を実現するための環境整備を図る。また、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害す
る行為の是正等に関する特別措置法」に基づき、消費税の転嫁を阻害する行為の是正措置等を着実に実施する。
企業は、下請関係を含めた企業間取引において、その製品やサービスの価値を適正に評価し、物価や仕入れ価格の
上昇に伴う転嫁についてしっかりと取り組む。特に、中小企業・小規模事業者を調達先とする企業は、復興特別法人
税の廃止の趣旨を踏まえ、取引価格の適正化に努める。
経済の好循環の継続に向けた政労使の取組(2014年12月16日確認)<抜粋>
1.昨年の政労使会議で取りまとめた取組の継続
平成25年12月20日に取りまとめを行った「経済の好循環実現に向けた政労使の取組について」は、これを踏まえ、引
き続き、①賃金上昇に向けた取組、②中小企業・小規模事業者に関する取組、③非正規雇用労働者のキャリアアッ
プ・処遇改善に向けた取組、④生産性の向上と人材の育成に向けた取組を継続するとともに、フォローアップを今後も
行っていくこととする。
2.賃金上昇等による継続的な好循環の確立
企業収益の拡大から賃金の上昇、消費の拡大という好循環を継続的なものとし、デフレ脱却を確実なものとするために
は、企業収益の拡大を来年春の賃上げや設備投資に結びつけていく必要がある。このため、政府の環境整備の取組の
下、経済界は、賃金の引上げに向けた最大限の努力を図るとともに、取引企業の仕入れ価格の上昇等を踏まえた価
格転嫁や支援・協力について総合的に取り組むものとする。
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-6-
規模間格差
[所定内賃金水準の推移とピークからの低下幅]
30歳(高卒標準労働者)
(百円)
3,900
35歳(高卒標準労働者)
(百円)
3,900
単位:百円
40歳(高卒標準労働者)
(百円)
3,900
▲175
3,859
3,684
3,700
3,700
3,700
3,570
3,500
大企業〈1000人以上〉
大企業〈1000人以上〉
3,500
3,500
▲175
3,345
▲461
3,300
3,300
3,300
▲575
3,193
3,170
3,100
3,100
3,100
3,109
大企業〈1000人以上〉
▲391
▲368
中小企業〈10~99人〉
2,900
2,900
2,900
▲117
2,799
2,773
2,802
2,682
2,700
2,700
2,700
中小企業〈10~99人〉
▲292
▲201
2,500
2,481
2,500
2,500
中小企業〈10~99人〉
2,300
2,300
2,300
1
9
9
7
1
9
9
8
1
9
9
9
2
0
0
0
2
0
0
1
2
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0
2
2
0
0
3
2
0
0
4
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0
0
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0
0
8
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0
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0
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0
1
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2
0
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2
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1
3
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9
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9
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0
0
0
2
0
0
1
2
0
0
2
2
0
0
3
2
0
0
4
2
0
0
5
2
0
0
6
2
0
0
7
2
0
0
8
2
0
0
9
2
0
1
0
2
0
1
1
2
0
1
2
2
0
1
3
2
0
1
4
1
9
9
7
1
9
9
8
1
9
9
9
2
0
0
0
2
0
0
1
2
0
0
2
2
0
0
3
2
0
0
4
2
0
0
5
2
0
0
6
2
0
0
7
2
0
0
8
2
0
0
9
2
0
1
0
2
0
1
1
2
0
1
2
2
0
1
3
2
0
1
4
(出所)厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より連合作成
(注)回帰分析でポイント賃金を推計した。
JTUC-RENGO
-7-
賃金制度の有無による賃金格差
千
円
[賃金制度のない中小企業で働く労働者の賃金水準の低下]
(299人以下規模の同一組合比較:所定内賃金)
[賃金制度のある中小企業で働く労働者の賃金水準の変化]
千
(299人以下規模の同一組合比較:所定内賃金)
円
310
310
○2008年
290
290
270
270
◆2013年
▲3.9万円
250
▲2.9万円
250
○2008年
▲1.8万円
230
210
▲1.5万円
◆2013年
230
210
190
190
170
170
150
150
(出所)連合「地域ミニマム運動賃金実態調査」
JTUC-RENGO
-8-
年齢別賃金 男女別分散状況の推移 産業計企業規模計
[1997年と2014年の特性値カーブ対比図(男性学歴計)]
[1997年と2014年の特性値カーブ対比図(女性学歴計)]
7000百円
7000百円
2014年
6000
2014年
6000
1997年
5000
5000
4000
4000
3000
3000
2000
2000
1000
1997年
1000
25
30
35
40
45
50
55
年齢
25
30
35
40
45
50
55
年齢
※3本の線は、下からD1(第1十分位)、ME(中位数)、D9(第9十分位)を示している。
[年齢別分布特性値と分散係数の推移(男性学歴計35歳)]
指数
120
115
110
分散係数
0.8
十分位分散係数
D9(第9十分位)
ME(中位数)
D1(第1十分位)
[年齢別分布特性値と分散係数の推移(女性学歴計35歳)]
指数
120
115
0.7
110
十分位分散係数
D9(第9十分位)
ME(中位数)
D1(第1十分位)
分散係数
0.8
0.7
105
105
100
0.6
100
0.6
95
95
90
0.5
90
0.5
85
85
80
0.4
80
0.4
75
75
70
0.3
70
0.3
65
65
60
0.2
85 87 89 91 93 95 97
00 02 04 06 08 10 12 14
(出所)厚生労働省「賃金構造基本統計調査」をもとに連合作成
60
0.2
85 87 89 91 93 95 97
00 02 04 06 08 10 12 14
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-9-
給与階級別分布
600万円超
700万円以下
100万円以下
100万円超
200万円以下
200万円超
300万円以下
300万円超
400万円以下
400万円超
500万円以下
500万円超
600万円以下
700万円超
800万円以下 800万円超
平成26年
(2014)分
8.8
15.2
16.9
17.3
13.9
9.5
5.9
4.0
8.4
平成25年
(2013)分
9.1
15.0
16.8
17.4
13.8
9.6
5.9
4.0
8.2
平成24年
(2012)分
8.6
15.3
17.1
18.0
13.9
9.4
5.7
4.0
8.0
平成23年
(2011)分
8.6
14.8
17.4
18.4
14.0
9.2
5.6
3.9
8.0
平成22年
(2010)分
7.9
9.4
5.7
3.9
7.9
0%
15.0
10%
17.6
20%
30%
18.1
40%
50%
14.3
60%
70%
80%
90%
100%
(出所)国税庁「2014(平成26)年分民間給与実態統計調査」
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- 10 -
非正規雇用の実態
[雇用形態、性、主な収入源別労働者割合]
(単位:%)平成26年
雇用形態、性
全労働者
自分自身 配偶者の 子どもの
兄弟姉妹
親の収入
の収入
収入
収入
の収入
正社員
100.0
83.4
11.3
男
100.0
96.1
0.9
女
100.0
56.6
33.4
正社員以外の労働者
100.0
47.7
男
100.0
女
100.0
0.0
その他
不明
4.6
0.1
0.2
0.3
2.6
0.0
0.2
0.2
0.0
9.0
0.3
0.2
0.5
38.4
0.6
10.1
0.1
2.0
1.0
80.0
2.8
0.6
12.0
0.1
3.2
1.3
29.3
58.8
0.6
9.0
0.1
1.4
0.8
-
(出所)厚生労働省「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」(2015年11月4日)
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- 11 -
最低賃金の引き上げ
地域別最低賃金は、ここ数年引き上げを行ってきたが、ランク間格差が拡大してしまった。
また、地域別最低賃金の引き上げにより、結果として特定(産別)最賃が地域別最低賃金を下回り、改定の必要性審
議では「必要性有り」の結審が出されない県が増加している。
特定(産別)最低賃金の改定の必要性
特定(産別)最賃は、産業内の賃金ダンピングを防止し
て、公正競争を促すとともに、組織労働者と未組織労働
者、正社員と非正社員との賃金格差を是正し、同一価
値労働同一賃金の基盤をつくるべく役割を果たしている。
→当該産業が魅力あるものとするための処遇改善
(ダンピング防止=不適切事業者の排除)
(産業の発展と人材の確保)
(労働協約の地域拡張適用機能強化)
こうした役割を果たすために、特定(産別)最賃の金額
改正申請においては①公正競争ケースと②労働協約
ケースによる申請の方法があるが、これまでの「中央最低
賃金審議会 産別最賃に関する全員協議会」などでは、
②の労働協約ケースによる申請を要請している。
それは、企業内最賃協定という文章そのものが、労使の
イニシアチブ発揮を物語っていることと、地域別最低賃金
額を上回る水準での労働条件が設定されており、その水
準を拡張適用していくべきという強い主張につながるからで
ある。
連合は、構成組織に対して、組織拡大や企業内最低
賃金協定適用範囲の拡大、水準改定により「労働協約
ケース」による取り組みを要請している。
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- 12 -
労働需給
[完全失業率、有効求人倍率の推移]
5.5
1.30
5.1
5.1
1.14
5.0
1.06
1.15 1.15
1.04
1.19 1.19
1.10
4.6
1.00
0.95
4.5
4.3
4.4
有
0.90 効
求
人
倍
0.80 率
:
倍
完全失業率
0.93
0.88
有効求人倍率(右軸)
0.80
4.0
1.20
1.09
4.7
完
全
失
業
率
:
%
1.17
1.21
1.23 1.24
4.0
4.1
4.0
0.70
3.9
3.6 3.6
0.65
3.5
3.5
3.4
0.59
3.4
3.3
3.3
3.4
3.4
0.60
3.3
0.50
0.52
0.47
3.0
(出所)完全失業率:総務省「労働力調査」
有効求人倍率:厚生労働省「一般職業紹介状況」
0.40
JTUC-RENGO
- 13 -
雇用人員D.I.
[雇用人員D.I.の推移(予測)]
40
30
全産業
人
手
過
剰
20
製造業
非製造業
10
0
人
手
不
足
-10
-20
-30
Ⅰ
Ⅲ
Ⅰ
2008
Ⅲ
Ⅰ
2009
Ⅲ
Ⅰ
2010
Ⅲ
Ⅰ
2011
Ⅲ
Ⅰ
2012
Ⅲ
Ⅰ
2013
全産業
-12 -10
-7
-3
8
22
17
15
15
13
8
6
6
5
4
1
2
1
0
0
0
-2
-5
-8
製造業
-7
-3
2
22
36
29
24
23
17
11
11
12
8
6
5
7
8
8
10
13
9
5
3
非製造業 -15 -13 -10
-7
-1
10
9
8
10
10
6
4
4
3
2
-1
-1
-4
-5
-6
-8
-5
Ⅲ
Ⅰ
2014
Ⅲ
2015
-11 -11 -14 -17 -17 -18 -18 -19
0
1
-3
-7
-7
-8
-7
-9
-10 -12 -14 -17 -18 -20 -24 -25 -25 -25 -26
(出所)日本銀行「短観」(2015年9月)
JTUC-RENGO
- 14 -
時短
[年間労働時間の推移]
2100
[年次有給休暇の取得推移]
2078
16.0
2045
2043
2050
14.6
2032
2017 20212019
2000
1985 1984
1992
14.2 14.2
2010
2023
1996
2015
2009
2004
1996
1997 1998
1996
1984
(
取
得
日
数
)10.0
1957
1881 1881 1884
1895
1834
1834 1832
1841
1829
1836 1835
1830
1900
1887 1885 1888
1895
1891 1891
1750
1700
13.3
13.6 13.7
13.8
13.6
90.0
13.4 13.4
73.8
72.6
72.1
71.0
70.4
68.3
9.4
68.9 68.2
67.7
66.4
67.6 68.3 68.4 67.6 67.2
66.3
9.4
9.1
9.0
8.9
8.8
8.8
8.8
8.4
8.4
8.3
8.5
8.7
8.9
9.0
9.0
8.6
70.0
取
得
率
(
%
60.0)
8.0
1838 1841
54.1 53.8
51.8
1819
1842
1832 1799
18101832
1814
1800
年間総実労働時間
(厚労省毎勤調査
一般・30人以上)
年間総実労働時間
(連合主要組合)
13.6
80.0
8.5
1850
13.9
77.3
12.0
1967
1890 1889
14.1 14.0
2011
1963
1956
13.8
14.0
2001
2009
1983
1950
1955
(
1949
時
間
)
1900 1887 1887 1885 1885
14.9
2017
2033
2004
2000
100.0
15.3
1810
年間所定内労働時間
(厚労省毎勤調査
一般・30人以上)
年間所定内労働時間
(連合主要組合)
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
(出所)連合「労働時間に関する調査」、厚労省「毎月勤労統計調
査」
50.0
50.5
49.5
48.4 48.1
47.4 46.6 47.1 46.6 47.7 48.1 48.2
49.3 49.3
48.8
47.1
6.0
40.0
4.0
30.0
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
取得日数(厚生労働省
就労条件総合調査、左目盛)
取得率(厚生労働省
就労条件総合調査、右目盛)
(年)
取得日数(連合主要組合、左目盛)
取得率(連合主要組合、右目盛)
(出所)連合「労働時間に関する調査」、厚生労働省「就労条件総合調査」
※連合数値は加重平均
JTUC-RENGO
- 15 -
地域ごとの最低到達水準の決定と周知、社会的波及
地域への情報発信
社会的波及促進
「地域ミニマム運動」等
連合 中小共闘方針
(連合リビングウェイジ)
地方連合会
検
討
地方連合会春季生活闘争方針
「地域ミニマム」議論
(第1・20分位、第1・10分位)
地方構成組織
周
知
単組
構成組織
15
闘
争
方
針
で
提
起
地方連合会
単組
地域への情報発信
社会的波及促進
「地域ミニマム運動」等
JTUC-RENGO
- 16 -
中小企業賃金カーブ維持分の獲得状況
2015中小共闘「妥結状況」分析
全体
推計賃金抽出
全
集 計
5 ,0 0 0
3500円分岐
4000円分岐
4500円分岐
賃上げ額→
4分割計
横2分割
±
↓ 昨年比 全数
5000円超
~+5000
~+4500
~+4000
~+3500
1,859
~+3000
57.0% 2,260
~+2500
69.3%
~+2000
~+1500
~+1000
~+500
0
3,261 401
~▲500
12.3%
~▲1000
~▲1500
~▲2000
~▲2500
1,001 1,001
~▲3000
30.7% 30.7%
~▲3500
~▲4000
~▲4500
~▲5000
▲5000円超
横2分割
↑ 昨年比 全数
±
4分割計
縦列計
賃上げ額→
2,129 65.3%
1,132 34.7%
1,206 37.0%
1,496 45.9%
1,851 56.8%
0~
500~
7
43
2,055 63.0%
1,765 54.1%
1,410 43.2%
1000~ 1500~ 2000~ 2500~ 3000~ 3500~ 4000~ 4500~ 5000~ 5500~ 6000~ 6500~ 7000~ 7500~ 8000~ 8500~ 9000~ 9500~ 10000~
1,183 36.3%
4
3
5
4
1
1
30
13
18
4
4
2
1
1
12
116
1
8
52
55
26
9
5
6
2
1
2
1
1
30
19
73
0~
500~
1
53
169
110
1
5
22
53
29
29
15
2
3
5
164
10500~
11000~
5
1
1
21
9
1,077 33.0%
138
1
9
9
14
25
19
78
75
51
21
46
41
25
13
10
9
7
4
3
10
4
1
1
1
1
1
2
2
1
1
1
2
3
3
61
103 82
668 20.5%
171 267 220
194
176
235
2
93
1
114
2
1
6
15
27
44
84
56
73
23
5
5
1
1
4
2
1
2
3
120
287
290
355
1
3
6
23
34
87
40
46
20
11
7
3
3
1
4
3
9
23
29
81
27
70
20
9
6
5
2
1
198
2
8
8
20
44
80
36
44
10
12
9
2
2
243
1
1
4
7
6
8
26
61
99
30
48
19
9
6
3
148
148
2
2
1
5
8
10
17
40
53
10
26
11
8
2
1
4
1
1
83
68
2
2
50
4
2
3
1
5
6
6
11
11
4
4
1
2
2
1
5
7
17
20
26
58
12
18
6
4
6
1
3
5
5
7
9
21
26
5
15
7
3
6
13
10
15
13
3
5
6
2
1
1
43
2
1
1
1
4
4
2
5
5
10
4
4
3
4
26
1
1
1
3
15
6
2
15
5
14
6
1
4
1
1
1
2
1
2
4
2
6
3
3
1
2
1
2
1
2
1
1
3
1
1
1
4
2
1
1
0
30
17
16
14
1
1
1
2
2
1
2
3
2
1
2
1
1
1
2
1
1
1
1
1
3
80
3
91
2
56
1
39
1
27
16
278
334
204
187
110
84
1
9
333 10.2%
56
52
6
1000~ 1500~ 2000~ 2500~ 3000~ 3500~ 4000~ 4500~ 5000~ 5500~ 6000~ 6500~ 7000~ 7500~ 8000~ 8500~ 9000~ 9500~ 10000~
1
1
1
6
22
10500~
11000~
横列計
32
11
8
19
24
46
60
123
227
417
892
401
522
198
95
66
38
17
15
11
8
5
26
注) 今年額と昨年額がゼロを超えている妥結組合データが対象
JTUC-RENGO
- 17 -
中小組合 2015回答状況
[中小組合中、1歳1年間差4,500円未満で妥結した組合の推移]
90.0
3,000
組合数(右軸)
78.1
80.0
73.3
回答妥結組合全体に占める
割合(%)(左軸)
72.6
76.4
70.0
65.7
64.1
2,500
73.9
71.9
60.9
60.0
62.2
56.8
2,000
48.9
54.9
50.0
1,500
45.7
40.0
42.3
41.2
34.0
30.0
1,000
30.5
20.0
500
10.0
2,489
2,205
2,252
2,378
2,331
2,113
1,965
2,227
2,052
1,926
58
121
239
317
553
917
1,360
1,851
0.0
(出所)連合「2015春季生活闘争第6回(最終)回答集計」(2015年7月2日公表)
0
JTUC-RENGO
- 18 -