クラシカルカット・ ファッションカテゴリー

第1部門の新たなるファッションデザイン
メンズスタイルとして可能性への提案
これからの第1部競技として
「メンズコンクールヘアの可能性と挑戦」をテーマに私たちは研究
第1部競技として継承しなければならないものと
これからの進むべき方向性と時代性を取り入れ
若い世代に「出場したいな」と思っていただけるような
部門にしたいと願い話し合い、検討しながら参考作品
創りを行いました。
では、継承すべきモノや、
進むべき方向性とは
具体的にどのような表現なのか?
また、ファッション性という部分で
流行のメンズラインを
どうコンテストヘアに取り込むか?
新しい要項と照らし合わせて解説
63回全国大会(沖縄)1部門審査要項
「クラシカルカット」の基本技術を活かすこと
シャープなネックラインで男性的
後頭下部にバランスのとれたぼかし
デザイン性を重要視したスタイル
毛流れやタッチが自由に表現されているか
デザインに合った効果的なカラーリング
「クラシカルカット」の基本技術を活かすこと
シャープなネックライン
後頭下部にバランスのとれたぼかし
「ネックラインはシャープで男性的か」
「後頭下部にバランスのとれたぼかし」
すなわち、理容技術の基本である刈りこみ・切り揃え・
毛量調整を行いモデルに合ったスタイルに仕上げると
理解する
「クラシカルカット」の基本技術を活かすこと
シャープなネックライン
後頭下部にバランスのとれたぼかし
 側頭髪際突起から後頭突起のラインから下は、クラシカルカット
とセットから大きく外れない作品提案
 ローゾーンに関しては、起毛・伏毛・接合部のつながりがしっか
りと表現されている作品提案
デザイン性を重要視するスタイル
毛流れやタッチが自由に表現されているか
デザインもスタイリングもカットが重要。そのことを踏まえたう
えで、理容技術本来のえりつけ・ぼかし等を組み込んだフリ
ーデザインが良いと考えます。
デザイン性を重要視するスタイル
毛流れやタッチが自由に表現されているか
ハイゾーンは、いわばフリーゾーン。デザインの目的にあ
った「カットの良さ」が表現され、「ストレートタッチ」「カー
ルタッチ」「やわらかさと強さの融合」「流れの方向」など
“自由なデザイン”の作品提案
デザインに合った効果的なカラーリング

カラーリングは根元から毛先にかけてのグラデーション系
が多いが、今大会ではゾーン系のカラーもみうけられた。
デザインに合った効果的なカラーリング
流れやスタイルにマッチしたカラー(ラインカラーやゾーン
カラーも取り入れるなど) のチャレンジに期待。
今回の要項を踏まえ、チームの見解としては・・・
自由な発想でメンズモデルに合ったデザイン
ぼかしやネックラインを含めた総体的なカットを評価
艶や毛束感・・・そして次にくる表現力のある作品
メンズデザインの可能性を開拓していく作品
ファッションヘアとしてのカテゴリーを確立
クラシカルカット&ファッションカテゴリー
第1部門研究作品
Division1
毛束感やシルエットが男性的で力強く、ストレー
トなタッチ
 ゾーンカットやゾーンカラーもみられる。
 毛流れ等は、動きもあり、「梳かした面」や、「カッ
ト断面」と毛束との融合スタイル

Division2
ストレート系タッチで、力強さを感じる。ラウンドスク
エアのシルエット。男性的。
 カラーリングはグラデーションカラーを施している
 毛流れやタッチは、わりと規則的

Division3
カットの質感を軟らかく残した
 規則的にソフトな毛束感が表現されている
 セットで流れを大きく動かしている

Division4
柔らかい質感の毛束感並びにシルエット
 長さの変化(長短)が表現されている
 毛流れが自由な方向性(部分的にパーマも)
 アシンメトリーな仕上がり

style1
世界大会も意識しつつ、
クラシカルの基本技術が
ふんだんに盛り込まれた
スタイル。
少し長さを長く残し、単
なるスパイキータッチに
ならないようにフロントや
バックにもアールをつけ
た。
style2
ゾーンカラー+毛先へのカ
ラー。かなり短く切り込んだ
部分からだんだん長くなる
毛を上手くシルエット形成し、
カットでデザインをしている
スタイルである。スクエアな
シルエットだが、
そこには、立った毛束、ブロ
ースのような起毛の面、流し
た面、などが融合されてあり、
バランスをとってある。「カッ
トもゾーン」という考えの提
案
style3
自然なスクエアラウンドの
シルエットの中で毛流れを
フォワードに持っていき、フ
ロントにスパイキ―なタッチ
と遊びを創っています。
毛の立ち上がりと毛先の流
れでシルエットを形どり、ス
パイキ―感が出過ぎず、そ
れと対照的にフロントにア
クセントを持たした。
style4
オーバーセクションの質
感を重視したスクエアラウ
ンド。ポイントはソフト感、
やわらかい動き。カットの
良さを消さないようにセッ
トし、しっかりつまむ部分、
梳かしただけのところ、を
織り交ぜた。
カラーはグレーからペー
ルバイオレットへのグラデ
ーションをベースに レッ
ドパープルと、グレーのラ
インカラー
style5
オーバーセクションのカ
ットテクニックはかなり高
度。カットで作った断面
が見えるようにした。
セット→カット→セット
をしないとつくれない。
ある意味、ブロースなど
をやっていた選手なども
挑戦してもらいたいとい
う気持ちが込められて
いる。
style6
あえてパートをいれることで、
「ゾーン」ごとの異なる動き、
質感をみせた。
見る角度で違うスタイルに
見える、面と束感の融合。シ
ルエットはクラシカルを意識
しスクエア。
ローゾーンにはきっちりとク
ラシカルの技術を演出。毛
束にはいっているカラーは
あえて毛先に色を入れるこ
とで、シルエットのアウトライ
ンをしっかりと見せる配慮が
されてある。
style7
フロントを長めにしてア
シンメトリーな作品。毛
束感もスパイキ―感を
幾分おさえて、自然な
流れを意識した。
今までの一部にはない
「ソフト感」が狙い。
オーバーセクションとサ
イドセクションはツーブ
ロック表現。
カラーもやわらかさを感
じる ピンクゴールドに
パープルをアクセントに
ポイントカラーを施して
ある。
style8
すこし長め設定。大き
な動きをフロントからト
ップにつくり、
やわらかい動きを演出。
フロントも長い毛と短い
毛をバランスよく見せる。
カットの質感を活かし
たセットで、ナチュラル
な艶を出してみた。カ
ラーは流れを効果的に
みせるラインカラー。ブ
ルーグラデーションベ
ースにレッドをアクセン
トにした。
style9
パーマをミックスしたスタ
イル
長短をつけたカットデザ
インに、パーマでカール
を部分的にミックス。長く
動きのあるやわらかい質
感と、短い直線的な表現
との融合。
カラーリングは、ライトグ
レーベースに、ブラック
のゾーン&ラインカラー
をいれ、シンプルなモノ
トーンカラーをイメージし
た。
注意事項
これらは2011全理連中央講師会コンテストミッションによる
独自の研究発表であり、あくまでも参考作品並びに参考意見で
す
mission member’s
早坂精徳 千葉司 飛田恭志 福島忠
2011-Beauty compass Contest mission.
2011-Beauty compass Contest mission.
2011-Beauty compass Contest mission.
2011-Beauty compass Contest mission.
2011-Beauty compass Contest mission.
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