Document

UPOH: User Profiling based
on Object History
発表者 政策・メディア研究科 2年
鈴木
背景
• パーソナライズサービスの普及
– ユーザの嗜好や関心に合わせてカスタマイズし
たPC上でのサービスが普及しつつある
– 例: Amazon, Google News
ユーザの行動履歴を利用
購買履歴
サイト訪問履歴
問題意識
•
PC上の購買履歴やWeb参照履歴のみでは,
ユーザの嗜好や関心を反映しきれていない
例:
 Amazonで購入後,必用なくなり押入れに積ん
である商品からも関連商品がお勧めされる
実世界における商品の物履歴を反映していない
想定環境
• 取得する物履歴の対象を本に限定
• 本にはRFIDタグが張られ、RFIDリー
ダを用いて本を検知できる環境
物履歴の定義
• ユーザの所有物に対する所有時間とアクションに
基づいた履歴情報
所有時間
 所有時間:ユーザは必要な物を身近に所有する
– 例: 今読んでる本は机の上に置いてある
アクション
 アクション:ユーザはその時々に関心がある物
に対してアクションを起こす
取得対象としてユーザのデスクワークを考える
デスク
バッグ
シェルフ
時間ベースのユーザプロファイリング
• あなたはこの商品を身近に持ち良く利用しています
• ユーザの所有物に対する評価値ベクタとして表現
• 評価値算出手法
– 評価値は 所有時間とアクションに基づく
所有物
A
所有物
B
時間軸
商品+時間ベースのユーザプロファ
イリング
• あなたがこの商品の前後に使っていた商品はこ
んな商品です
• 所有物同士の評価値ベクタとして表現
• 評価値算出手法
– 評価元所有物の前後にアクションが行われた回数
に基づく
評価元を所有物Aとした場合
所有物
B
1回
所有物
A
所有物
B
2回
所有物
A
所有物
C
1回
時間軸
システム構成
UPOH!
ユーザプロファイル生成・更新
物履歴保存、管理
物履歴
スマートデスク
PC
Webカメラ
スマートふろしき
スマートバック
VaioU
加速度センサ
スマートふろしき
ユーザプロ
ファイリング部
スマートシェルフ
PC
RFIDリーダ
物履歴
取得部
想定応用分野
• 物利用分析・提案
– 実空間クリーンアップ&物整理の提案
• 実世界指向エージェント
– ユーザの実世界での物利用に伴いふるまいを変
える