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八尾市営住宅管理人事務取扱要綱
資料3
(目的)
第1条 市営住宅に居住する住民が良好な共同生活を営み、より良い居住環境を目指し、住民自治並
びに住宅施策の推進を図るため、八尾市営住宅条例(平成9年八尾市条例第20号)第50条に基づい
て住宅管理人(以下「管理人」という。
)を置く。
(管理人の定数)
第2条 各市営住宅における管理人の定数は次の各号のとおりとする。
(1) 西郡住宅 56名以内(33号館総括管理人及び各棟管理人を含む)
(2) 安中住宅 2名以内
(3) 萱振住宅 1名
(4) 大正住宅 1名
(管理人の業務)
第3条 管理人は八尾市住宅管理課の業務を補助するため、八尾市営住宅条例施行規則(平成9年八
尾市規則第29号)
(以下「施行規則」という。
)第34条第1項に定めるもののほか、次の各号の業務
を行う。
(1) 付帯設備等の鍵の保管に関すること。
(2) 緊急事故発生時における指定連絡先への通報に関すること。
(3) 防火管理者の補助に関すること。
(4) 共用部分の警報機等の防火設備の管理に関すること。
(5) 団地内の任意巡回に関すること。
(6) 共用水道代の徴収及び支払いに関すること。
(7) 上記各号に掲げるほか、市営住宅及び共同施設の管理に関して必要と認める業務に関すること。
(管理人の委嘱)
第4条 市長は、市営住宅入居者の中から管理人を委嘱する。ただし、次の各号に掲げるものは欠格
者とする。
(1) 当該市営住宅の名義人が公営住宅法第32条各号のいずれかに該当している者。
(2) 第3条に規定する業務を処理する能力がないと認められる者。
2 各市営住宅における管理人の委嘱方法は、当該住宅管理人が管理する住宅の入居者、若しくは入
居者が組織する団体等の意見をふまえ、市長が委嘱する。
(管理人の報告義務)
第5条 管理人は、次の各号の一に掲げる事項を発見したときは、直ちに市長に報告しなければなら
ない。
(1) 住宅の転貸、用途変更、無断の同居若しくは退去、また無許可の造作変更、若しくは模様替の
行為があったとき。
(2) 住宅の維持管理上、修繕を必要とするとき。
(3) 火災、風水害等の非常事態が発生したとき。
(4) その他、住宅の管理運営上支障をきたす行為があったとき。
(管理人の委嘱期間)
第6条 管理人の委嘱期間は1年とする。ただし、再任は妨げない。
(管理人の解職)
第7条 市長は、管理人が次の各号の一に該当するときは、委嘱を解くことができる。
(1) 市営住宅を退去したとき。
(2) 疾病等のため、業務の遂行に支障があるとき。
(3) 業務を遂行するにあたり、不正又は不法な行為があったとき
(4) 家賃を滞納したとき。ただし、分納誓約履行者は除く。
(5) 市営住宅の明渡請求を受けたとき。
(6) その他、管理人として不適当と認めたとき。
(管理手当の額)
第7条の2 施行規則第34条第2項に定める管理手当は、
管理戸数に対し1戸あたり120円を乗じたも
のに基礎額3,000円を加算した額を月額とする。
2 管理人が辞職した日又は解職となった日が月の中途である場合には、その月の管理手当は1月を
30日として日割り計算とする。
(管理人業務の委託)
第7条の3 第1条に定める目的を実現するため、第3条各号に規定する業務(以下「管理人業務」
という。
)を自治会又は自治会連合会(以下「自治会等」という。
)に委託できるものとする。
2 管理人業務を自治会等に委託する場合は、管理業務処理要領を定め、自治会等と業務委託契約を
締結しなければならない。
3 管理人業務の委託にかかる委託料は、第7条の2に規定する管理手当と同額とし、委託料には消
費税及び地方消費税を含むものとする。
4 管理人業務を自治会等に委託する場合は、第1条の規定にかかわらず、当該住宅には管理人を置
かないものとする。
(定めのない事項)
第8条 この要綱に定めのないもののほか、必要な事項は建築部長が定める。
附 則
1 この要綱は、平成10年4月1日から施行する。
2 平成10年3月31日現在で安中住宅の管理人である者は、この要綱の施行をもって一旦失職する。
3 この要綱は、平成12年4月1日から施行する。
4 この要綱は、平成17年4月1日から施行する。
5 この要綱は、平成19年4月1日から施行する。
6 この要綱は、平成22年4月1日から施行する。
7 この要綱は、平成28年4月1日から施行する。