ジルコニアの特性と用途 (歯科材料への展開)

第 179 回 IBB セミナー
ジルコニアの特性と用途
(歯科材料への展開)
講師:植田邦義様
東ソー株式会社セラミックス BU
小俣雅様
株式会社ニッカトー
セラミックス営業本部
日時:平成 28 年 7 月 11 日(月)16:30~18:00
場所:22 号館 1 階第 2 会議室
概要:ジルコニア(ZrO2)は熱に強く,溶解した金属にも侵されないとい
う性質から,古くから耐火物として利用されてきたが,1975 年オースト
ラリアの Garvie 教授が「高強度・高じん性ジルコニア」を発見,ネイチ
ャー誌に「セラミックス・スチール」というタイトルで発表し,一躍脚光
を浴びるようになった.
この「高強度・高じん性ジルコニア」は 2000 年ごろから歯科材料への
展開が始まり、現在では CAD/CAM システムによる歯冠・ブリッジ用にな
くてはならない材料となっている。今回、ジルコニアの粉末メーカーお
よびセラミックスメーカーである東ソー(株)及び(株)ニッカトーか
ら、ジルコニアの特性および用途について紹介する。
連絡先:生体材料機能医学分野 野崎(8087)