岩手県災害公営住宅 岩手県災害公営住宅入居者 入居者募集 入居者募集案内 (陸前高田市栃ヶ沢団地)随時 募集 県では、災害公営住宅(東日本大震災により住宅を失い自力での住宅再建が難しい方々で現に住宅 に困窮している方々等を入居対象とする公的な賃貸住宅)の入居者を次のとおり に困窮している方々等を入居対象とする公的な賃貸住宅)の入居者を のとおり募集します。 募集します。 入居者募集団地 (1団地 1団地74戸 戸) (ペット飼育不可) 団 地 名 栃ヶ沢団地 間取り 1DK 2DK 3DK 2DK車いす対応 場 所 高田町栃ヶ沢 募集戸数 戸数 12戸 戸 16戸 戸 37戸 戸 9戸 戸 構 造 等 ・鉄筋コンクリート造8階建 鉄筋コンクリート造8階建 150戸1棟(北側) ・鉄筋コンクリート造9階建 鉄筋コンクリート造9階建 151戸1棟(南側) ※栃ヶ沢団地では ※栃ヶ沢団地では、ペットの飼育はできません。 、ペットの飼育はできません。 募集期間 平成28 平成28年7月11 11日(月)から )から随時募集(募集住戸がなくなり次第終了します。 随時募集(募集住戸がなくなり次第終了します。 ) 間取り 申込可能世帯人数 1DK 単身又は2人世帯 2DK 人数制限なし 人数 制限なし 人数制限なし 3DK 2DK車いす対応 人数制限なし 車いすを使用しない世帯も申込みすることができます。 ただし、車いす使用者用の設備となっている住戸であることを了承した上での 申込みとなります。 入居申込みの方法 必要事項を記入した申込書 必要事項を記入した申込書等を次の提出先へ持参又は郵送により提出してください。 を次の提出先へ持参又は郵送により提出してください。 提出書類:申込書 り災証明書の写し ※応募の際に部屋番号 ※応募の際に部屋番号や棟 や棟を指定して希望することはできません。 を指定して希望することはできません。 ※これまでの募集により、階によっては空き部屋が これまでの募集により、階によっては空き部屋が これまでの募集により、階によっては空き部屋がない階が 階があります。 。 ※申込書受付後の内容の変更はできません。 申込書受付後の内容の変更はできません。 ※申込書は返送しませんので、ご了承ください。 ※申込書は返送しませんので ご了承ください。 1 申込書受付窓口・問い合わせ先 持参又は郵送の場合 (県営住宅指定管理者) 持参の場合 一般財団法人岩手県建築住宅センター 〒020-0045 盛岡市盛岡駅西通一丁目7番1号 アイーナ2階 (土日休日を除く 9:00~17:00) ☎019-623-4414(☎フリーダイヤル 0120-208-201) 沿岸広域振興局土木部 大船渡土木センター管理課 〒022-8502 大船渡市猪川町字前田 6-1 県合同庁舎3階 (土日休日を除く 9:00~17:00) ☎0192-27-9919 ※申込書は、一般財団法人岩手県建築住宅センターのホームページ(http://www.ikjc.or.jp/)からもダウン ロードできます。 その他 申込書の入手先 次の場所でも申込書を配布しています。受付・問い合わせについては上記受付窓口へお願いします。 県 機 関 各地区県合同庁舎 (大船渡、釜石,宮古,盛岡,花巻,北上,遠野,奥州,一関,千厩及び二戸地区) 県 庁 各広域振興局土木部(又は土木センター)管理課 県土整備部建築住宅課 ☎019-629-5931 〒020-8570 盛岡市内丸 10-1 県庁舎8階 ※土日休日を除く 9:00~17:00 申込書は岩手県のホームページ(http://www.pref.iwate.jp/)からもダウンロードできます。 市 町 村 機 関 市 町 村 役 場 ※土日休日を除く 9:00~17:00 陸前高田市(建設部 建設課) ☎0192-54-2111 大 船 渡 市(都市整備部 住宅公園課) ☎0192-27-3111 釜 石 市(建設部 都市計画課) ☎0193-22-2111 大 槌 町(復興局 環境整備課) ☎0193-42-2111 宮 古 市(都市整備部 建築住宅課) ☎0193-62-2111 山 田 町(建築住宅課) ☎0193-82-3111 2 申込資格(入居資格) 申込者は、次の1から5の全ての要件を満たしていることが必要です。 災害公営住宅の入居者資格 1 次のいずれかを満たす者であること。 ① 東日本大震災により住宅を滅失した者(全壊、全焼、全流出又は大規模半壊・半壊であって 解体を余儀なくされた者) ※入居資格審査の際に罹災証明書の写し等、証明できる書類の提出を求めます。 ② 震災により住宅の損傷の程度が一部損壊であって、修繕や補修では住宅の機能を回復すること ができないとされ解体を余儀なくされた者 ※入居資格審査の際に解体証明の写し等、証明できる書類の提出を求めます。 ③ 震災により賃借した住宅の損傷を契機として、自己都合によらずに退去せざるを得なくなり 住宅を失った者 ※入居資格審査の際に賃借した住宅から自己都合によらず退去したことを証明できる書類の提出を求めます。 ④ 震災の復興に伴い実施される国で定める事業(都市計画事業など)の実施に伴い移転を余儀なく された者 ※入居資格審査の際に国で定める事業により自己の所有する住宅の移転を余儀なくされたことを証明できる書類の提出を求めます。 2 応急仮設住宅(みなし仮設住宅を含む)などに居住しており、現に住宅に困窮していることが 明らかであること。 ※入居資格審査の際に応急仮設住宅(みなし仮設住宅)等に居住し現に住宅に困窮していることを証する書類の提出を求めます。 3 暴力団員が申込世帯にいないこと。 ※入居資格審査の際に岩手県警察本部に照会します。 4 県営住宅の明渡し処分から2年経過し、かつ、家賃等滞納債務がないこと。 5 陸前高田市で実施している住宅再建に係る補助金(被災者生活再建支援金(加算支援金)、被災者住宅再建 支援事業費補助金、復興住宅新築等支援事業費補助金(バリアフリー対応住宅・県産材使用住宅) 、岩手県被災家屋等太陽 光発電導入費補助金、住宅再建に係る道路工事費補助金、住宅再建等水道工事費補助金、住宅再建等排水設備設置工事支 援金、住宅再建敷地造成支援事業費補助金、被災宅地復旧工事費補助金、被災住宅再建の住宅ローンへの補助金(建設・ 購入・既往住宅) 、がけ地近接等危険住宅移転事業補助金、防災集団移転促進事業関連補助金、住宅移転支援事業補助金、 被災住宅補修等工事費補助金)の交付決定を受けていないこと。 ※入居資格審査の際に陸前高田市に照会します。 ※ 申込みに当たり1①又は1②に該当する場合であって被災した住宅が大規模半壊、半壊又は一部 損壊の方は、申込時点で住宅を解体していることが必要となります。 (入居資格審査の際にがれき事業等の解体証明の写しの提出を求めます。 ) ※ 申込みに当たり1②又は1③に該当される方は、月収(公営住宅法施行令で定める収入月額)が 158 千円以下であることが必要となります。 ※ 1④に該当する国で定める事業は次のとおりです。 ア 都市計画事業 イ 都市計画法第4条第7項に規定する市街地開発事業 ウ 防災のための集団移転促進事業に係る国の財政上の特別措置等に関する法律第2条第2 項に規定する集団移転促進事業 エ 住宅地区改良法第2条第1項に規定する住宅地区改良事業 オ 国又は地方公共団体の補助を受けて実施される住宅市街地の開発整備に関する事業(ア~ エに掲げるものを除く。 )で当該事業に係る施行地区の面積が 2,000 ㎡以上であるもの カ 地方公共団体又は地方住宅供給公社が自ら居住するため住宅を必要とする者に対し賃貸 し、又は譲渡する目的で行う住宅の建設に関する事業 キ 特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律に関する法律による賃貸住宅の建設の事業 その他国又は地方公共団体の補助を受けて実施される賃貸住宅の建設の事業で当該賃貸住 宅の戸数が 50 戸以上であるもの ※ 既に実施された県営災害公営住宅の入居申込みにおいて、仮当選している場合は、申込みできま せん。 3 申込み~入居までの流れ 申込者の対応処理が必要なもの 8 部屋の鍵交付 ・入居 7 契約書類確認 ・入居契約 6 契約書類準備 ・提出 5 入居予定説明会 ・ 入居許可証交付 ・契約書類配布 4 入居予定 の決定及び 入居予定者説明会案内 入居資格審査書類準備 ・提出 3 入居資格 の審査 2 1 入居申込み 1 県又は指定管理者が処理するもの 1 入居申込み (1) 注意事項(次のような場合の申込みは無効とします。 ) ・重複して申込みした場合(申込みは1世帯1部屋です。 ) ・応募期間外に申込みした場合 ・申込書に事実と異なる記載をした場合 ・指定様式以外で申込みした場合 (2) 部屋の割当てについて 第1希望の間取りのうち空いている部屋で、より下の階にあるものに仮決定とします。同一階に 複数の住戸が空いている場合には、エレベーターに近いものに仮決定とします。 2 入居資格審査書類準備・提出 1により申込みを受付された方は、入居資格審査を行いますので必要な書類をご準備いただき、期 日までに提出していただきます。 3 入居資格の審査 入居資格審査に必要な書類を提出いただき、資格審査を行います。 審査の結果、入居資格のない方は失格となりますので、ご注意願います。 4 入居予定者決定及び説明会案内の通知 入居資格審査の結果、資格があるとされた方については、入居予定者の決定通知と併せて入居説明 会の案内を郵送します。 5 入居説明会・入居許可証交付(家賃決定) ・契約書類配布 入居に関する様々な事項について説明します。また、入居許可証を交付し家賃を決定します。 そのほか入居契約に必要な書類を配布しますので、所定の期日までに提出していただきます。 6 入居契約書類準備 入居予定者の方は、所定の期日までに入居契約に必要な書類をご準備の上、提出していただきます。 7 契約書類確認 県において必要事項の記名押印、書類の提出を確認した上で契約します。 8 部屋の鍵の交付・入居 建物完成後の県で指定する日に部屋の鍵を交付します。 入居は鍵の交付後、県で指定する期日(概ね1か月以内)までに入居していただきます。 4 その他 入居申込みに当たっての注意事項 ・災害公営住宅入居後に他の災害公営住宅への転居はできません。 ・入居契約時に連帯保証人(独立して生計を営んでいる、入居者と同等以上の所得がある方)が 1名必要です。 (なお、親類縁者や友人がいない等の理由により、連帯保証人を確保できない場合 はご相談ください。 ) ・敷金(家賃の3か月分)は、免除となります。 ・駐車場は1部屋当たり1区画を割当てる予定です。 (1区画:月額 1,300 円~2,000 円程度)2台 目以降の駐車場については、区画数に限りがありますので、利用を希望する場合は抽選となる場合 があります。 ・入居に伴い発生するその他費用として、共益費、光熱水費、日常の費用(軽微な修繕含む。 ) などが発生します。 ・災害公営住宅の日常の維持管理は入居者の方に行っていただきます。 ・災害公営住宅の環境保持及び団体生活の指導等のため、入居者の中から住宅管理人を委嘱(共益 費の徴収や県との連絡役など)しますので、ご協力願います。 ・今回募集する住宅ではペットの飼育はできません。 (盲導犬、介助犬及び聴導犬を除く。 ) ・災害公営住宅を退去する際には、畳・ふすまの張替えやタバコ等の入居者の責に起因するもの など、入居者の負担で原状回復を行っていただきます。 ・入居後3年経過した世帯で、月収(公営住宅法施行令で定める収入月額)が 158 千円(高齢者 ・障害者等世帯は 214 千円)を超える場合は、割増料金が発生すると共に住宅の明渡し努力義務 が生じます。 ・入居後5年経過した世帯で、最近2年間の月収(公営住宅法施行令で定める収入月額)が 313 千円を超える場合は、割増料金が発生すると共に住宅の明渡し義務が生じます。 ・その他取扱いは、基本的に従来の県営住宅の取扱いと同じになります。 5 家賃について 家賃は、入居者全員の収入、部屋の広さ、立地条件等から算出され、毎年収入などに応じて改定 されます。 各間取りの1年目の家賃の目安は次のとおりです。 【家賃の目安(東日本大震災特別家賃低減事業適用後) 】 公営住宅法施行令 で定める収入月額 (単位:円) 家 賃 1DK 2DK 3DK 2DK 車いす対応 0 5,300 6,400 7,400 7,500 1~ 40,000 8,900 10,900 12,500 12,700 40,001~60,000 12,600 15,300 17,600 17,900 60,001~80,000 16,300 19,800 22,800 23,100 80,001~104,000 17,200 21,000 24,100 24,500 104,001~123,000 19,900 24,200 27,800 28,300 123,001~139,000 22,800 27,700 31,800 32,300 139,001~158,000 25,700 31,200 35,900 36,500 158,001~186,000 29,300 35,700 41,000 41,700 186,001~214,000 33,900 41,200 47,300 48,100 214,001~259,000 39,600 48,200 55,400 56,300 259,001~ 45,700 55,600 63,900 64,900 備 考 東日本大震災に伴う 家賃の特別低減措置 (10 年間) ※6年目以降は段階 的に特別低減措置が 縮小されます。 県では、従来から行っている低所得者向けの減免措置があり、当該減免措置を適用した方が、東日 本大震災特別家賃低減事業により算定した家賃よりも低い家賃となる場合には、当該減免措置を適用 することができます。この場合は別途、手続きが必要となります。詳しくは、最寄りの県広域振興局 土木部又は土木センターへ問い合わせください。 収入 + ※政令月収算定対象外の収入 = 69 千円/月以下の場合、減免措置(1割~9割) ※収入算定対象外の収入:障害年金、遺族年金、児童扶養手当、児童手当などの課税対象と ならない収入。退職一時金、不動産譲渡などの一時的な収入 なお、生活保護費を受給している場合は、原則当該減免措置は適用されません。 【家賃の目安(県の従来からの減免措置適用後) 】 家 賃 収入月額 2DK 1DK 2DK 3DK 車いす対応 (単位:円) 備 考 0 1,700 2,100 2,400 2,400 9割減免 1~ 17,250 5,100 6,300 7,200 7,300 7割減免 17,251~34,500 8,600 10,500 12,000 12,200 5割減免 34,501~51,750 12,000 14,700 16,800 17,100 3割減免 51,751~69,000 15,400 18,900 21,600 22,000 1割減免 6 <参考>家賃算出に係る収入月額(政令月収)の算出について 政令月収 =(α:入居者及び同居者の年間所得の合計 -β:親族等控除額 )÷ 12 か月 「年間所得の合計」は、所得金額から純損失や雑損失の繰越控除を除いた金額です。災害等によ って、家財等に損害を受けた方で、その損害額を確定申告により申告し、損失額に繰越控除が発生 している場合、損害額を差し引いて算出します。 1 【α:年間所得の算出】 政令月収の算出対象となる収入 ①給与収入 給料、俸給、賃金、賞与、残業手当、家族手当等の支給された金額 ②年金収入 ③事業収入等 厚生年金、共済年金、国民年金、企業年金等の課税対象となる年金 事業所得、配当所得、利子所得、不動産所得、保険の外交、個人年金給付金など 算出対象外 ・障害年金、遺族年金、通勤手当の非課税額、児童扶養手当、児童手当生活保護の 各扶助費などの課税対象とならない収入 ・退職一時金、不動産譲渡などの一時的な収入 ①【給与収入の年間所得の算出】 年間総収入額 651 千円未満 651 千円~1,619 千円未満 年間給与所得金額 0円 年間総収入額-650,000 円 1,619 千円~1,620 千円未満 969,000 円 1,620 千円~1,622 千円未満 970,000 円 1,622 千円~1,624 千円未満 972,000 円 1,624 千円~1,628 千円未満 974,000 円 1,628 千円~1,800 千円未満 1,800 千円~3,600 千円未満 A×0.6 年間総収入金額を4で除した金額(千 円未満切り捨て)×4=A 3,600 千円~6,600 千円未満 6,600 千円~10,000 千円未満 10,000 千円~ A×0.8-540,000 円 年間総収入額×0.9-1,200,000 円 年間総収入額×0.95-1,700,000 円 ②【年金収入(国民年金・厚生年金、共済年金等)の年間所得の算出】 年金収入 65歳未満の場合 年金総収入額 700 千円以下 700 千円を超え~1,300 千円未満 年間総所得金額 0円 年金総収入-700,000 円 1,300 千円~4,100 千円未満 年金総収入×0.75-375,000 円 4,100 千円~7,700 千円未満 年金総収入×0.85-785,000 円 7,700 千円~ 年金総収入×0.95-1,555,000 円 年金収入 65歳以上の場合 年金総収入額 1,200 千円以下 1,200 千円を超え~3,300 千円未満 A×0.7-180,000 円 年間総所得金額 0円 年金総収入-1,200,000 円 3,300 千円~4,100 千円未満 年金総収入×0.75-375,000 円 4,100 千円~7,700 千円未満 年金総収入×0.85-785,000 円 7,700 千円~ 年金総収入×0.95-1,555,000 円 7 ③【事業等収入の年間所得の算出】 事業等収入額から必要経費等控除した金額 【年間所得計算表】 ①給与所得 ②年金所得 ③事業等所得 合 計 申込者本人 同居親族1 同居親族2 同居親族3 α 総 計 2 【β:親族等控除額の算出】 控除の種類 内 容 控除額計算 ①親族控除 本人を除く同居親族及び所得税法による遠隔地扶養親族 38 万円× 人 ②特定扶養親族控除 親族控除を受ける者のうち、16 歳以上 23 歳未満の者 25 万円× 人 ③老人扶養控除 老人配偶者控除 70 歳以上の控除対象配偶者・扶養親族 10 万円× 人 ④特別障害者控除 本人及び親族控除を受ける者のうち、重度の障害のある者 (身体障害者手帳1、2級、精神障害者保健福祉手帳1級、療 育手帳A級等) 40 万円× 人 ⑤障害者控除 本人及び親族控除を受ける者のうち、障害者手帳の交付がされ ている者(④を除く) (身体障害者手帳3から6級、精神障害者保健福祉手帳2、3 級、療育手帳B級等) 27 万円× 人 ⑥寡婦(夫)控除 所得税法上寡婦又は寡夫控除を受けている者 27 万円× 人 β ①~⑥ 合 計 ※ 入居後3年経過した世帯で月収(公営住宅法施行令で定める収入月額)が 158 千円(高齢者・ 障害者等世帯は 214 千円)を超える場合は、割増料金が発生すると共に住宅の明渡し努力義務 が生じます。 ※ 入居後5年経過した世帯で、最近2年間の月収(公営住宅法施行令で定める収入月額)が 313 千円を超える場合は、割増料金が発生すると共に住宅の明渡し義務が生じます。 8 <参考>家賃計算例 (例1)単身世帯(年金受給者)が1DKに入居する場合 ①家族構成 本人(70 歳・単身) 年金年間受給額 800,000 円 ②年間総所得金額の計算 ①800,000 円-1,200,000 円 < 0 円 ⇒ 0 円とみなす。 ③控除金額の計算 控除なし ④政令月収の計算 (②所得金額 0 円-③控除金額 0 円)÷ 12 ヶ月 = 0 円 家賃 5,300 円 (例2)2人世帯(年金受給者)が集合タイプ2DKに入居する場合 ①家族構成 本人(75 歳) 年金受給額 800,000 円 妻 (70 歳) 年金受給額 700,000 円 ②年間総所得金額の計算 本人:800,000 円-1,200,000 円 < 0 円 ⇒ 0 円とみなす。 妻 :700,000 円-1,200,000 円 < 0 円 ⇒ 0 円とみなす。 ③控除金額の計算 (親族控除 380,000 円×1人)+(老人配偶者控除 100,000 円×1 人)=480,000 円 ④政令月収の計算 (②所得金額 0 円-③控除金額 480,000 円)÷ 12 ヶ月 < 0 円 ⇒ 0 円とみなす。 家賃 6,400 円 (例3)3人世帯が集合タイプ2DKに入居する場合 ①家族構成 本人(30 歳) 給与収入 2,400,000 円 妻 (25 歳) 給与収入 700,000 円 子 (5歳) 収入ゼロ ②年間総所得金額の計算 本人 2,400,000 円- 900,000 円 = 1,500,000 円 妻 700,000 円- 650,000 円 = 50,000 円 ③控除金額の計算 親族控除 380,000 円×2人 = 760,000 円 ④政令月収の計算 (②所得金額 1,550,000 円-③控除金額 760,000 円)÷ 12 ヶ月= 65,833 円 家賃 19,800 円 (例4)4人世帯が集合タイプ3DKに入居する場合 ①家族構成 本人(45 歳) 給与収入 3,600,000 円 妻 (40 歳) 給与収入 600,000 円 子 (16 歳) 収入ゼロ 子 (10 歳) 収入ゼロ ②年間総所得金額の計算 本人 3,600,000 円-1,260,000 円 = 2,340,000 円 妻 600,000 円- 650,000 円 < 0 円 ⇒ 0 円とみなす。 ③控除金額の計算 (親族控除 380,000 円×3人)+(特定扶養親族控除 250,000 円×1人)= 1,390,000 円 ④政令月収の計算 (②所得金額 2,340,000 円-③控除金額 1,390,000 円)÷ 12 ヶ月= 79,166 円 家賃 22,800 円 9
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