機構専門医更新にあたっての注意事項と改正のポイント 1)移行期においては専門医の状況に応じて機構専門医として更新するか、学会 専門医を更新するかの選択が可能です。当面両専門医は同等の資格として取 り扱われます。移行期間中、機構専門医としての更新を希望される方で学会専 門医基準は満たすが機構基準を満たさない方は1年間の猶予期間を利用いた だけます。 2)連続して一定回数以上専門医を更新されたベテラン専門医への特例措置と して、次の更新に当たって診療実績の申告を問わないことを設定している領 域(学会)が多数存在します。移行期からこの制度は有効です。所属される領 域(学会)専門医委員会にお問い合わせください。なお、起算の時期について は各領域の判断にお任せします。 3)優れたシンポジウム、ワークショップのうち領域専門医委員会により「領域 別特別講習」として認定されたものは単位取得が可能になっています。詳細は 各領域専門医委員会にお問い合わせください。 4)共通講習に関して ①2016 年度までに行われた(る)共通講習は全て受講証明書があれば認定さ れます。研修施設、学会、医師会(日医/都道府県医師会)を問いません。 ②e-learning 方式の導入により学会員、非学会員を問わず単位取得が可能に なるよう各学会/日医にお願いして準備を進めているところです。 ③研修施設での共通講習は近隣の医師にも開放していただくようお願いして います。(もし、困難が発生した場合は機構が仲介いたします。) ④日医/都道府県医師会認定講習会は日医非会員にも開放されています。 ⑤その他の e-learning システムとして文部科学省、厚生労働省推薦の「臨床 研究の基礎知識講座(http://www.icrweb.jp/course/list.php#a20) や「CITI JAPAN PROGRAM」 (https://edu.citiprogram.jp/defaultjapan.asp?language=japanese) なども講習単位として認められるのでご利用ください。 5)特定の理由(国内外の研究留学(伴侶の留学の場合も含む)、病気療養、妊 娠、出産、育児、介護、災害被災、事故、管理職就任、公的機関への出向など) のために専門医の更新ができない場合、各専門医が事情に応じて以下の方法 のいずれかを選択することができます。詳細は整備指針補足説明 v3 をご覧い ただくとともに各領域専門医委員会にお問い合わせください。 ①休止期間を宣言する。 ②診療実績の不足分を試験で代用する。 ③更新猶予を申請する
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