中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査

2016/6/30
広島支店 情報部
広島市中区中町 7-41 広島三栄ビル 5F
TEL: 082-247-5930
URL:http://www.tdb.co.jp/
特別企画: 中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査
東京五輪、売上増加見込む企業は 25%
~東京一極集中の意識強く、中国地方への経済効果は限定的~
はじめに
■東京五輪関連による自社の売り上げの変化
いよいよ、8 月 5 日に開幕するリオデジャネイロ夏季オリンピッ
ク・パラリンピック競技会(以下、リオ五輪)が近づき、日本人
選手・チームの出場権を懸けた国内外の大会に対する関心が熱を
帯びてきた。
減少
3.7%
分からない
22.3%
増加
25.5%
2020 年には 56 年ぶりの東京開催を控え、政府は一つのイベント
変わらない
48.6%
としての効果のみならず、今後の訪日観光客の誘致拡大に結びつ
ける景気浮揚策の目玉として捉えている。既に、新国立競技場の
建設をはじめ交通網の整備などのインフラ投資や商業施設や宿泊
注:母数は有効回答企業593社
施設の建設など、いわゆる五輪特需が首都圏では始まっている。
「東京一極集中の解消」と謳いながらも「人、もの、金」が集中している構図に変わりはなく、
地方では人口の減少、少子高齢化が加速度的に進み、景気回復の遅れを指摘する声があるなかで、
中国地方の企業は、リオ五輪、東京五輪をどのように捉えているのだろうか。
帝国データバンク広島支店では、オリンピック開催に関する企業の意識調査を実施した。調査
期間は 2016 年 5 月 18 日~5 月 31 日、調査対象は中国地方に本社を置く企業 1231 社で、有効回答
企業数は 593 社(回答率 48.2%)
。
調査結果(要旨)
1.リオ五輪への関心、
「ある」は 30.9%、全国よりも低く
2.リオ五輪の自社の営業活動への影響、
「プラス」は 2.7%、
「影響なし」が 8 割超える
3.東京五輪への関心、
「ある」は 62.9%、
『東京』より 9.3 ポイントも低く
4.東京五輪の自社の営業活動への影響、
「プラス」は 28.8%、
「影響なし」が 4 割超える
5.東京五輪関連による自社の売り上げの変化、
「増加」は 25.5%にとどまる
©TEIKOKU DATABANK, LTD.
1
2016/6/30
特別企画: 中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査
1.リオ五輪への関心、全国よりも低く、「ある」は 30.9%、「ない」が 6 割近くに
今年 8 月 5 日から始まるリオ五輪に関心があるか尋
■リオ五輪への関心度
ねたところ、「関心がある」と回答した企業は 593 社
関心がある
30.9%
中 183 社、構成比 30.9%となった。一方、「関心は
ない」と回答した企業は 332 社(同 56.0%)で過半
関心はない
56.0%
分からない
13.2%
注:母数は有効回答企業593社
数を占めた。なお、「分からない」と回答した企業は
(構成比%、カッコ内社数)
78 社(同 13.2%)だった。
全国と比較すると、「関心がある」では『全国』(同
33.3%)よりも 2.4 ポイント低く、「関心はない」で
関心はない
分からない
全国
33.3 (3,521)
52.6 (5,564)
14.2 (1,503) 100.0 (10,588)
東京
36.9
(859)
49.9 (1,160)
13.2
(307) 100.0
中国
30.9
(183)
56.0
(332)
13.2
(78) 100.0
(593)
大企業
38.9
(42)
50.0
(54)
11.1
(12) 100.0
(108)
中小企業
は『全国』(同 52.6%)よりも 3.4 ポイント高かっ
東京と比較すると、「関心がある」では『東京』(同
36.9%)より 6.0 ポイント低く、「関心はない」では
『東京』(同 49.9%)より 6.1 ポイントも高かった。
県別でみると、「関心がある」では『山口』(同
33.0%)が最も高く、『鳥取』(同 23.1%)が最も
低かった。「関心はない」では『鳥取』(同 65.4%)
合計
(2,326)
29.1
(141)
57.3
(278)
13.6
(66) 100.0
(485)
30.3
(40)
51.5
(68)
18.2
(24) 100.0
(132)
農・林・水産
50.0
(1)
0.0
(0)
50.0
(1) 100.0
(2)
金融
50.0
(4)
37.5
(3)
12.5
(1) 100.0
(8)
建設
32.3
(32)
51.5
(51)
16.2
(16) 100.0
(99)
不動産
11.1
(1)
66.7
(6)
22.2
(2) 100.0
(9)
製造
29.8
(56)
58.5
(110)
11.7
(22) 100.0
(188)
卸売
30.0
(48)
55.0
(88)
15.0
(24) 100.0
(160)
小売
44.7
(17)
50.0
(19)
5.3
(2) 100.0
(38)
運輸・倉庫
16.7
(5)
63.3
(19)
20.0
(6) 100.0
(30)
サービス
32.8
(19)
60.3
(35)
6.9
(4) 100.0
(58)
うち小規模
た。
が最も高く、『島根』(同 51.0%)が最も低かった。
関心がある
その他
0.0
(1)
0.0
(0) 100.0
(1)
鳥取
23.1
(12)
65.4
(34)
11.5
(6) 100.0
(52)
島根
24.5
(12)
51.0
(25)
24.5
(12) 100.0
(49)
岡山
31.7
(51)
56.5
(91)
11.8
(19) 100.0
(161)
広島
32.5
(77)
53.2
(126)
14.3
(34) 100.0
(237)
山口
33.0
(31)
59.6
(56)
7.4
(7) 100.0
(94)
(0) 100.0
注1:網掛けは、ブロック全体以上を表す
注2:全国の母数は有効回答企業1万588社。中国は593社
2.リオ五輪の自社の営業への影響、「プラス」は 2.7%、「影響なし」が 8 割超える
リオ五輪が自社の営業活動にどのような影響を
与えるか尋ねたところ、「影響はない」と回答した
■リオ五輪の自社の営業活動への影響度
プラスの影響がある 2.7%
影響はない
84.8%
企業が 593 社中 503 社、
構成比 84.8%となった。
「プ
ラスの影響がある」と回答した企業は 16 社(同
2.7%)、「マイナスの影響がある」と回答した企業
は 7 社(同 1.2%)だった。なお、「分からない」
と回答した企業は 67 社(同 11.3%)だった。
全国と比較すると、「プラスの影響がある」では
『全国』(同 3.2%)よりも 0.5 ポイント低く、「影
響はない」では『全国』(同 81.0%)よりも 3.8 ポ
イント高かった。
東京と比較すると、「プラスの影響がある」では
『東京』(同 4.4%)よりも 1.7 ポイント低く、「影
響はない」では『東京』(同 79.9%)よりも 4.9 ポ
イント高かった。
©TEIKOKU DATABANK, LTD.
分からない
11.3%
マイナスの影響がある 1.2%
注:母数は有効回答企業593社
(構成比%、カッコ内社数)
プラスの
影響がある
全国
3.2
(343)
東京
4.4
中国
2.7
大企業
中小企業
マイナスの
影響がある
合計
影響はない
分からない
81.0 (8,576)
14.6 (1,547) 100.0 (10,588)
1.2
(122)
(102)
1.3
(30)
79.9 (1,859)
14.4
(335) 100.0
(2,326)
(16)
1.2
(7)
84.8
(503)
11.3
(67) 100.0
(593)
3.7
(4)
1.9
(2)
85.2
(92)
9.3
(10) 100.0
(108)
2.5
(12)
1.0
(5)
84.7
(411)
11.8
(57) 100.0
(485)
(132)
4.5
(6)
0.8
(1)
83.3
(110)
11.4
(15) 100.0
農・林・水産
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(2)
0.0
(0) 100.0
(2)
金融
12.5
(1)
0.0
(0)
75.0
(6)
12.5
(1) 100.0
(8)
(99)
うち小規模
建設
2.0
(2)
0.0
(0)
86.9
(86)
11.1
(11) 100.0
不動産
0.0
(0)
0.0
(0)
88.9
(8)
11.1
(1) 100.0
(9)
製造
1.6
(3)
1.1
(2)
86.2
(162)
11.2
(21) 100.0
(188)
卸売
1.3
(2)
1.3
(2)
85.0
(136)
12.5
(20) 100.0
(160)
小売
13.2
(5)
2.6
(1)
84.2
(32)
0.0
(0) 100.0
(38)
運輸・倉庫
0.0
(0)
3.3
(1)
83.3
(25)
13.3
(4) 100.0
(30)
サービス
5.2
(3)
1.7
(1)
77.6
(45)
15.5
(9) 100.0
(58)
その他
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(1)
0.0
(0) 100.0
(1)
鳥取
3.8
(2)
0.0
(0)
(46)
7.7
(4) 100.0
(52)
島根
2.0
(1)
4.1
(2)
79.6
(39)
14.3
(7) 100.0
(49)
岡山
2.5
(4)
1.2
(2)
84.5
(136)
11.8
(19) 100.0
(161)
広島
3.4
(8)
1.3
(3)
84.4
(200)
11.0
(26) 100.0
(237)
山口
1.1
(1)
0.0
(0)
87.2
(82)
11.7
(11) 100.0
(94)
88.5
注1:網掛けは、ブロック全体以上を表す
注2:全国の母数は有効回答企業1万588社。中国は593社
2
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特別企画: 中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査
3.東京五輪への関心、「ある」が 62.9%、『東京』を 9.3 ポイント下回る
2020 年 7 月に開催される東京五輪に関心があるか尋
■東京五輪への関心度
ねたところ、「関心がある」と回答した企業は 593 社
関心がある
62.9%
中 373 社、構成比 62.9%となった。一方、「関心はな
い」と回答した企業は 144 社(同 24.3%)だった。な
注:母数は有効回答企業593社
お、「分からない」と回答した企業は 76 社(同 12.8%)
だった。
全国と比較すると、「関心がある」では、『全国』
った。
東京と比較すると、「関心がある」では『東京』(同
72.2%)よりも 9.3 ポイント低く、「関心はない」で
は『東京』(同 17.8%)よりも 6.5 ポイント高かった。
県別でみると、「関心がある」では『岡山』(同
68.3%)が最も高く、『島根』(同 44.9%)が最も低
(構成比%、カッコ内社数)
関心はない
分からない
全国
66.9 (7,088)
21.4 (2,261)
11.7 (1,239) 100.0 (10,588)
東京
72.2 (1,679)
17.8
(415)
10.0
(232) 100.0
中国
62.9
(373)
24.3
(144)
12.8
(76) 100.0
(593)
大企業
75.0
(81)
15.7
(17)
9.3
(10) 100.0
(108)
合計
(2,326)
60.2
(292)
26.2
(127)
13.6
(66) 100.0
(485)
58.3
(77)
25.8
(34)
15.9
(21) 100.0
(132)
農・林・水産
50.0
(1)
0.0
(0)
50.0
(1) 100.0
(2)
金融
62.5
(5)
25.0
(2)
12.5
(1) 100.0
(8)
建設
61.6
(61)
22.2
(22)
16.2
(16) 100.0
(99)
不動産
55.6
(5)
11.1
(1)
33.3
(3) 100.0
(9)
製造
69.1
(130)
20.7
(39)
10.1
(19) 100.0
(188)
卸売
56.3
(90)
29.4
(47)
14.4
(23) 100.0
(160)
小売
60.5
(23)
28.9
(11)
10.5
(4) 100.0
(38)
運輸・倉庫
56.7
(17)
33.3
(10)
10.0
(3) 100.0
(30)
サービス
69.0
(40)
20.7
(12)
10.3
(6) 100.0
(58)
その他
100.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(1)
鳥取
61.5
(32)
25.0
(13)
13.5
(7) 100.0
(52)
島根
44.9
(22)
36.7
(18)
18.4
(9) 100.0
(49)
岡山
68.3
(110)
21.1
(34)
10.6
(17) 100.0
(161)
広島
61.2
(145)
24.1
(57)
14.8
(35) 100.0
(237)
山口
68.1
(64)
23.4
(22)
8.5
(8) 100.0
(94)
うち小規模
では、『全国』(同 21.4%)よりも 2.9 ポイント高か
分からない
12.8%
関心がある
中小企業
(同 66.9%)よりも 4.0 ポイント低く、「関心はない」
かった。「関心はない」では『島根』(同 36.7%)が
関心はない
24.3%
注1:網掛けは、ブロック全体以上を表す
注2:全国の母数は有効回答企業1万588社。中国は593社
最も高く、『岡山』(同 21.1%)が最も低かった。
4.東京五輪の自社の営業への影響、「プラス」は 28.8%、「影響なし」が 4 割超
東京五輪が自社の営業活動にどのような影響を与え
■東京五輪の自社の営業活動への影響度
マイナスの影響がある 8.3%
るか尋ねたところ、「プラスの影響がある」と回答し
た企業は 593 社中 171 社、構成比 28.8%と 3 割近くを占
めた。一方、「マイナスの影響がある」と回答した企業
プラスの影響がある
影響はない
28.8%
分からない
40.5%
22.4%
注:母数は有効回答企業593社
は 49 社(同 8.3%)だった。ただ、「影響はない」と回
答した企業が 240 社(同 40.5%)で最も多かった。なお、
「分からない」と回答した企業は 133 社(同 22.4%)だ
った。
全国と比較すると、「プラスの影響がある」では、『全
国』(同 34.9%)より 6.1 ポイント低く、「影響はない」
では『全国』(同 35.1%)より 5.4 ポイントも高かった。
東京と比較すると、「プラスの影響がある」では『東
京』(同 45.5%)より 16.7 ポイント低く、「影響はな
い」では『東京』(同 27.3%)より 13.2 ポイントも高
かった。
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(構成比%、カッコ内社数)
プラスの
影響がある
マイナスの
影響がある
合計
影響はない
分からない
35.1 (3,713)
22.9 (2,423) 100.0 (10,588)
全国
34.9 (3,696)
7.1
(756)
東京
45.5 (1,058)
4.9
(113)
27.3
(636)
22.3
(519) 100.0
(2,326)
中国
28.8
(171)
8.3
(49)
40.5
(240)
22.4
(133) 100.0
(593)
大企業
42.6
(46)
6.5
(7)
32.4
(35)
18.5
(20) 100.0
(108)
中小企業
25.8
(125)
8.7
(42)
42.3
(205)
23.3
(113) 100.0
(485)
25.0
(33)
9.8
(13)
39.4
(52)
25.8
(34) 100.0
(132)
農・林・水産
50.0
(1)
0.0
(0)
50.0
(1)
0.0
(0) 100.0
(2)
金融
62.5
(5)
0.0
(0)
25.0
(2)
12.5
(1) 100.0
(8)
(99)
うち小規模
建設
19.2
(19)
19.2
(19)
38.4
(38)
23.2
(23) 100.0
不動産
33.3
(3)
11.1
(1)
33.3
(3)
22.2
(2) 100.0
(9)
製造
34.0
(64)
4.8
(9)
37.2
(70)
23.9
(45) 100.0
(188)
卸売
23.1
6.9
(11)
48.8
(78)
21.3
(34) 100.0
(160)
小売
26.3
(10)
5.3
(2)
55.3
(21)
13.2
(5) 100.0
(38)
運輸・倉庫
43.3
(13)
3.3
(1)
30.0
(9)
23.3
(7) 100.0
(30)
サービス
31.0
(18)
10.3
(6)
31.0
(18)
27.6
(16) 100.0
(58)
その他
100.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(1)
鳥取
26.9
(14)
5.8
(3)
42.3
(22)
25.0
(13) 100.0
(52)
島根
16.3
(8)
10.2
岡山
31.1
(50)
6.8
(11)
36.0
(58)
26.1
(42) 100.0
(161)
広島
30.8
(73)
8.4
(20)
44.3
(105)
16.5
(39) 100.0
(237)
山口
27.7
(26)
10.6
(10)
34.0
(32)
27.7
(26) 100.0
(94)
(37)
(5)
46.9
(23)
26.5
(13) 100.0
(49)
注1:網掛けは、ブロック全体以上を表す
注2:全国の母数は有効回答企業1万588社。中国は593社
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特別企画: 中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査
5.東京五輪関連による自社の売り上げの変化、「増加」は 25.5%にとどまる
東京五輪関連で、自社の売り上げがどの程度変わると
■東京五輪関連による自社の売り上げの変化
見込まれるか尋ねたところ、「増加」と回答した企業は
593 社中 151 社、構成比 25.5%だった。増加幅でみると、
「1~4%増」が 97 社(同 16.4%)で最も多く、「5~9%
分からない
22.3%
減少
3.7%
増」が 42 社(同 7.1%)、「10%以上」は 12 社(同 2.0%)
増加
25.5%
にとどまった。
他方、「減少」と回答した企業は 22 社(同 3.7%)だ
変わらない
48.6%
った。「変わらない」と回答した企業は 288 社(同 48.6%)
と半数近くを占めた。なお、「分からない」と回答した
企業は 132 社(同 22.3%)だった。
注:母数は有効回答企業593社
規模別でみると、「増加」では『大企業』(同 34.3%)
が『中小企業』(同 23.5%)よりも 10.8%ポイントも高く、「減少」では『中小企業』(同 4.1%)
が『大企業』(同 1.9%)よりも 2.2 ポイント高かった。
全国との比較でみると、「増加」では、『全国』(同 32.4%)よりも 6.9 ポイント低く、「減
少」では、『全国』(同 3.3%)よりも 0.4 ポイント高かった。また、「変わらない」でも『全国』
(39.9%)よりも 8.7 ポイント高かった。
東京との比較でみると、「増加」では、『東京』(同 42.3%)よりも 16.8 ポイントも低く、「減
少」では『東京』(同 2.4%)よりも 1.3 ポイント高かった。また、「変わらない」でも『東京』
(同 31.5%)よりも 17.1 ポイントも高かった。
県別でみると、「増加」では『鳥取』(同 28.8%・15 社)が最も高く、『島根』(同 12.2%・
6 社)が最も低かった。「減少」でも『鳥取』(同 5.8%・3 社)が最も高く、『島根』(同 2.0%・
1 社)が最も低かった。
■東京五輪関連による自社の売り上げの変化
増加
10%以上
増加
(構成比%、カッコ内社数)
5~9%
増加
変わらない
(0%)
1~4%
増加
減少
1~4%
減少
5~9%
減少
10%以上
減少
分からない
平均
合計
全国
32.4 (3,427)
4.6
(491)
18.2 (1,930)
39.9 (4,227)
3.3
(351)
1.4
(152)
0.9
(100)
0.9
(99)
24.4 (2,583) 100.0 (10,588)
1.84
東京
42.3
(984)
7.5
(175)
14.9
(347)
19.9
(462)
31.5
(732)
2.4
(56)
0.7
(17)
0.8
(19)
0.9
(20)
23.8
(554) 100.0
(2,326)
2.80
中国
25.5
(151)
2.0
(12)
7.1
(42)
16.4
(97)
48.6
(288)
3.7
(22)
2.0
(12)
0.7
(4)
1.0
(6)
22.3
(132) 100.0
(593)
1.17
大企業
34.3
(37)
1.9
(2)
8.3
(9)
24.1
(26)
45.4
(49)
1.9
(2)
1.9
(2)
0.0
(0)
0.0
(0)
18.5
(20) 100.0
(108)
1.63
1.06
中小企業
9.5 (1,006)
23.5
(114)
2.1
(10)
6.8
(33)
14.6
(71)
49.3
(239)
4.1
(20)
2.1
(10)
0.8
(4)
1.2
(6)
23.1
(112) 100.0
(485)
24.2
(32)
3.8
(5)
7.6
(10)
12.9
(17)
46.2
(61)
3.8
(5)
2.3
(3)
0.0
(0)
1.5
(2)
25.8
(34) 100.0
(132)
1.38
農・林・水産
50.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0)
50.0
(1)
50.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(2)
1.25
金融
50.0
(4)
12.5
(1)
12.5
(1)
25.0
(2)
37.5
(3)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
12.5
(1) 100.0
(8)
3.14
建設
16.2
(16)
0.0
(0)
4.0
(4)
12.1
(12)
53.5
(53)
9.1
(9)
4.0
(4)
2.0
(2)
3.0
(3)
21.2
(21) 100.0
(99)
0.05
不動産
33.3
(3)
11.1
(1)
0.0
(0)
22.2
(2)
33.3
(3)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
33.3
(3) 100.0
(9)
2.50
製造
29.3
(55)
2.7
(5)
10.6
(20)
16.0
(30)
42.6
(80)
2.1
(4)
0.5
(1)
1.1
(2)
0.5
(1)
26.1
(49) 100.0
(188)
1.72
卸売
23.8
(38)
1.9
(3)
5.6
(9)
16.3
(26)
51.9
(83)
1.9
(3)
1.9
(3)
0.0
(0)
0.0
(0)
22.5
(36) 100.0
(160)
1.21
小売
18.4
(7)
5.3
(2)
2.6
(1)
10.5
(4)
63.2
(24)
5.3
(2)
5.3
(2)
0.0
(0)
0.0
(0)
13.2
(5) 100.0
(38)
0.97
運輸・倉庫
36.7
(11)
0.0
(0)
13.3
(4)
23.3
(7)
43.3
(13)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
20.0
(6) 100.0
(30)
1.90
サービス
25.9
(15)
0.0
(0)
5.2
(3)
20.7
(12)
48.3
(28)
6.9
(4)
3.4
(2)
0.0
(0)
3.4
(2)
19.0
(11) 100.0
(58)
0.55
その他
100.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0)
0.0
(0) 100.0
(1)
2.50
鳥取
28.8
(15)
0.0
(0)
13.5
(7)
(8)
44.2
(23)
5.8
(3)
3.8
(2)
1.9
(1)
0.0
(0)
21.2
(11) 100.0
(52)
1.39
島根
12.2
(6)
0.0
(0)
4.1
(2)
8.2
(4)
61.2
(30)
2.0
(1)
2.0
(1)
0.0
(0)
0.0
(0)
24.5
(12) 100.0
(49)
0.58
岡山
26.1
(42)
2.5
(4)
6.2
(10)
17.4
(28)
47.2
(76)
2.5
(4)
1.9
(3)
0.0
(0)
0.6
(1)
24.2
(39) 100.0
(161)
1.33
広島
28.7
(68)
2.5
(6)
8.4
(20)
17.7
(42)
48.1
(114)
3.8
(9)
0.8
(2)
1.3
(3)
1.7
(4)
19.4
(46) 100.0
(237)
1.25
山口
21.3
(20)
2.1
(2)
3.2
(3)
16.0
(15)
47.9
(45)
5.3
(5)
4.3
(4)
0.0
(0)
1.1
(1)
25.5
(24) 100.0
(94)
0.84
うち小規模
15.4
注1:網掛けは、ブロック全体以上を表す
注2:全国の母数は有効回答企業1万588社。中国は593社
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2016/6/30
特別企画: 中国地方 オリンピック開催に対する企業の意識調査
~企業からの声~
○東京五輪開催に伴うプラスの影響について
・東京オリンピック開催で国内全体の景気は一時的に上向くため、地方においてもその余波により好
景気になると思う
(建設・岡山)
・東京五輪は消費拡大が望めるから
(紙・紙加工品製造・岡山)
・五輪を機に旅行客が増加し、ホテル業界の業績が良くなることは、ホテル向けの商品を扱っている
当社にとってプラスに働く
(電気機械製造・岡山)
・オリンピックイヤーは消費が伸びる
(鉄鋼製造・岡山)
・外国人の来訪が増えて消費が拡大する
(農・林・水産・広島)
・都市部へ職人が集中する可能性があるため、選別受注できる環境が整えば利益率の高い工事を受注
することができるようになる
(建設・広島)
・企業イメージ刷新に伴うユニフォームの更新需要が見込まれる
(繊維製品卸・広島)
○東京五輪開催に伴うマイナスの影響について
・東京五輪開催までの過程で建設関連需要が東京に集中し、地方は人手不足とコストアップが顕著に
なり、仕事ができなくなる
(建材卸・島根)
・東京への出張・宿泊先の手配に苦慮しそう
(繊維製品製造・岡山)
・広告費がオリンピック関連へシフトして受注が減少する可能性がある
(放送サービス・岡山)
・東京への一極集中で、地方の予算削減につながっているのでは
・交通規制等が予想される
(建材製造・広島)
(機械・器具卸・広島)
・資材の高騰と人材確保が困難となり、納期の長期化、物価上昇が予想される
(サービス・広島)
○その他
・五輪後の景気が一番心配
(サービス・岡山)
・50 年に 1 度あるかないかの特別な機会なのに、東京一極集中で盛り上がっただけの五輪になってほ
しくない
(繊維製品卸・広島)
・特にないが、オリンピックを起爆剤に日本の景気がよくなることを願う
・盛り上がるのは結構なことだが・・・
(化学品製造・島根)
(食品製造・山口)
【内容に関する問い合わせ先】
株式会社帝国データバンク 広島支店情報部 担当:藤井・松岡
TEL:082-247-5930
FAX:082-249-1242
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