長崎県の金融経済概況

2016 年 7 月 1 日
日本銀行長崎支店
Bank of Japan Nagasaki Branch
長崎県の金融経済概況
（2016 年 6 月）
【概況】
長崎県の景気は、全体として緩やかな回復基調を続けている。
最終需要面をみると、公共投資は、大型案件を中心に増加している。設備投資は、
増加の動きが一服している。個人消費は、地震の影響は一部になお残るものの、全
体として底堅く推移している。観光関連は、地震の影響から、観光入込客数や宿泊
者数が大幅に減少しているものの、個人客や近場の団体客が戻りつつあり、足もと
は持ち直しに向けた動きがみられる。住宅投資は、緩やかに持ち直している。
生産は、横ばい圏内の動きとなっている。また、雇用・所得環境をみると、労働
需給は緩やかな改善が続いており、人手不足感が強まっている。雇用者所得は持ち
直している。消費者物価は、前年比０％程度で推移している。
６月短観における業況判断 D.I.（全産業）は、前回調査に比べて「良い超」幅が
縮小した（３月短観：11→６月短観：1）。
この間、中小企業の景況感は、弱い動きとなっている。
【本件に関する問い合わせ先】
日本銀行長崎支店総務課
850-8645 長崎市炉粕町 32 番地
TEL：095-820-6110
FAX：095-820-0299
本資料は当店ホームページ（http://www3.boj.or.jp/nagasaki/）にも掲載しています。
1
１．経済動向
(1)個人消費
個人消費は、地震の影響は一部になお残るものの、全体として底堅く推移してい
る。
主要小売店売上高(５月)は、スーパー・ショッピングセンターで前年を上回り、
全体でも増加した。乗用車の新車登録台数(同)は、軽自動車を中心に減少した。旅
行取扱高(同)は、国内旅行、海外旅行ともに弱めの動きとなっている。
【主要小売店売上高】
前年比％
20.0
長崎
全国
15.0
10.0
5.0
0.4
0.0
p ▲ 1.9
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）経済産業省、日本銀行長崎支店
【乗用車新車登録台数】
前年比%
長崎
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
全国
▲ 1.4
▲ 5.6
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
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15
16
（資料）日本自動車販売協会連合会、長崎運輸支局、長崎県軽自動車販売店協会
【旅行取扱高】
前年比%
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 28.6
▲ 30.0
▲ 40.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
（注）集計対象先の変更により、16/2 月以前と同 3 月の計数は不連続。同様に、同 3 月と同 4 月の計数も不連続。
2
(2)観光
観光関連は、地震の影響から、観光入込客数や宿泊者数が大幅に減少しているも
のの、個人客や近場の団体客が戻りつつあり、足もとは持ち直しに向けた動きがみ
られる。
主要観光施設入場者数(５月)および主要ホテル・旅館宿泊者数(同)は、世界遺産
登録効果や国際クルーズ船の寄港増加、各観光施設の集客施策の奏功等を背景に、
基調としては堅調に推移しているものの、地震の影響から観光入込客の減少や、宿
泊予約のキャンセル等がみられている。
【県内主要観光施設入場者数】
前年比%
県南地区（寄与度）
70.0
県北地区（寄与度）
前年比
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 29.1
▲ 40.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
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13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
（注）集計対象先の見直しにより、14/4 月以降の計数は 14/3 月以前とは不連続。
【県内主要ホテル・旅館宿泊者数】
前年比%
県南地区（寄与度）
40.0
県北地区（寄与度）
前年比
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 34.4
▲ 40.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
（資料）日本銀行長崎支店
3
15
16
(3)住宅投資
住宅投資は、緩やかに持ち直している。
新設住宅着工戸数(５月)は、分譲を中心に減少した。
【新設住宅着工戸数】
長崎
前年比%
全国
80.0
60.0
40.0
20.0
9.8
0.0
▲ 14.0
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
（資料）国土交通省
4
15
16
(4)公共投資
公共投資は、大型案件を中心に増加している。
公共工事請負金額(５月)は増加したものの、建設工事出来高(４月)は引き続き減
少した。生コン出荷量は、県央地区を中心に底堅く推移している。
【公共工事請負金額】
140.0
120.0
100.0
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
▲ 20.0
▲ 40.0
▲ 60.0
長崎
前年比%
全国
106.7
1.4
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）東日本建設業保証他、西日本建設業保証長崎支店
【建設工事出来高】
40.0
前年比%
長崎
全国
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 1.2
▲ 10.0
▲ 8.4
▲ 20.0
▲ 30.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）国土交通省
【生コンクリート出荷量】
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
前年比%
8.7
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
（資料）長崎県生コンクリート工業組合
12
13
5
14
15
16
(5)設備投資
増加の動きが一服している。
建築物着工床面積（４月、民間非居住用）は前年を下回った。
2016 年６月短観では、2016 年度の設備投資は、製造業で老朽化設備の更新や能
増投資が引き続きみられるものの、非製造業において新規出店や店舗改装の動きが
一巡しており、全体として前年を下回る計画となっている。
【短観（長崎県分）・設備投資額】
前年度比%
40.0
30.0
2016年度（計画）
2015年度
2014年度
2005～2015年度の平均値
20.0
10.0
5.0
2.9
0.0
▲ 10.0
▲ 5.7
▲ 4.8
▲ 1.5
▲ 9.8
▲ 20.0
▲ 20.5
▲ 30.0
▲ 27.6
▲ 40.0
３月調査
６月調査
９月調査
１２月調査
前年度
（資料）日本銀行長崎支店
３月調査
６月調査
（実績）
当該年度
翌年度
(注)2015年3月調査より、調査対象企業の定例見直し（５年ごと）を実施したため、2014年12月調査以降は新ベースの値。
【建築物着工床面積（民間非居住用）】
前年比
前年比%
後方６か月移動平均
200.0
150.0
100.0
50.0
0.0
▲ 24.5
▲ 50.0
▲ 54.3
▲ 100.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
11
12
13
（資料）国土交通省
6
14
15
16
(6)生産
横ばい圏内の動きとなっている。
【鉱工業生産指数・季調済】
120.0
(2010年=100)
長崎
全国
100.0
96.7
84.0
80.0
60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
14
15
16
（資料）経済産業省、長崎県
【鉱工業生産指数・原指数】
前年比% (2010年=100)
長崎
全国
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
▲ 25.0
▲ 30.0
0.2
▲ 1.6
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3
11
12
13
（資料）経済産業省、長崎県
7
14
15
16
（業種別生産動向）
業種
大手・中堅造船
造
船
機
械
・
重
電
中小造船
原動機
大・中型モーター
冷熱機器
生産動向
高水準横ばい圏内の動きとなっている。
更新需要等を背景に高水準の受注残となっており、高操業
が続いている。
高水準横ばい圏内で推移している。
持ち直しの動きが一服している。
横ばい圏内で推移している。
電子部品等
持ち直している。
陶磁器
持ち直している。
【造船生産高】
億円
前年比%
80.0
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
▲ 50.0
生産高（右軸）
400
前年比（左軸）
300
200
n.a.
100
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
【造船月末受注残】
億円
前年比%
30.0
12,000
受注残（右軸）
前年比（左軸）
20.0
10.0
n.a.
8,000
0.0
▲ 10.0
4,000
▲ 20.0
▲ 30.0
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4
11
12
13
14
（資料）日本銀行長崎支店
8
15
16
【機械・重電生産高】
前年比%
億円
70.0
60.0
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
▲ 50.0
生産高（右軸）
400
前年比（左軸）
300
200
▲ 1.3
100
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
【電子部品等生産高】
前年比%
50.0
40.0
30.0
20.0
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 40.0
0.6
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行長崎支店
（水産業）
県内主要魚市場の取扱いをみると、取扱量は趨勢的に減少傾向にあり、このとこ
ろ弱めの動きとなっている。
【県内主要魚市場取扱量・取扱高】
前年比%
100.0
取扱量
取扱高
80.0
60.0
40.0
20.0
0.0
▲ 16.0
▲ 20.0
▲ 16.4
▲ 40.0
▲ 60.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5
11
12
13
14
（資料）日本銀行長崎支店
9
15
16
(7)雇用・所得
雇用・所得環境をみると、労働需給は緩やかな改善が続いており、人手不足感が
強まっている。雇用者所得は持ち直している。
有効求人倍率（５月）は、1.1 倍台で推移している。新規求人倍率（同）は前月比
上昇し、1.6 倍台で推移している。名目賃金が前年比減少したことから、雇用者所得
（４月）は減少した。
【有効求人倍率・季調済】
季調済倍
長崎
全国
1.40
1.30
1.20
1.10
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
1.36
1.12
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎労働局
【新規求人倍率・季調済】
季調済倍
長崎
2.40
全国
2.20
2.09
2.00
1.80
1.66
1.60
1.40
1.20
1.00
0.80
0.60
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎労働局
【新規求人（パート含む）の業種別寄与度】
25.0
前年比％
その他
20.0
医療・
福祉
15.0
飲食・宿泊
10.0
4.2
5.0
0.0
卸・小売
運輸
▲ 5.0
製造業
▲ 10.0
建設業
▲ 15.0
▲ 20.0
1Q
2Q
3Q
2011
4Q
1Q
2Q
3Q
2012
4Q
1Q
2Q
3Q
4Q
2013
1Q
2Q
3Q
2014
（資料）長崎労働局
10
4Q
1Q
2Q
3Q
2015
4Q
1Q
4-5
2016
合計
（前年比）
【常用雇用指数】
前年比％
2.5
長崎
全国
2.0
2.0
1.5
1.0
0.5
0.4
0.0
▲ 0.5
▲ 1.0
▲ 1.5
▲ 2.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎県
【一人当たり名目賃金】
前年比％
長崎
15.0
全国
10.0
5.0
0.0
0.0
▲ 1.2
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）厚生労働省、長崎県
（注）一人当たり名目賃金は、毎月勤労統計調査の「名目賃金指数」
。
【雇用者所得（常用雇用指数×名目賃金指数）
】
15.0
前年比％
常用雇用指数
名目賃金指数
雇用者所得
10.0
5.0
0.0
▲ 0.8
▲ 5.0
▲ 10.0
▲ 15.0
▲ 20.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
11
12
13
14
15
16
（資料）長崎県
（注）雇用者所得は、事業所規模５人以上の事業所における名目賃金指数と常用雇用指数を乗じて算出。
11
(8)物価
消費者物価指数（５月、生鮮食品を除く総合、長崎市）は、前年比０％程度で推
移している。
【消費者物価指数（生鮮食品を除く総合）
】
長崎
前年比%
全国
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
▲ 0.1
▲ 0.4
▲ 1.0
▲ 2.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）総務省、長崎県
(9)中小企業の動向
中小企業の景況感は、弱い動きとなっている。
（参考）【中小企業の景況指数】
「好転」－「悪化」・％ポイント
長崎
全国
10.0
0.0
▲ 10.0
▲ 20.0
▲ 30.0
▲ 33.2
▲ 40.0
▲ 46.8
▲ 50.0
▲ 60.0
▲ 70.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
12
13
14
（資料）全国中小企業団体中央会、長崎県中小企業団体中央会
12
15
16
２．金融事情
(1)預貸金動向
県内主要金融機関（県内所在店舗）の実質預金（５月、含む譲渡性預金）は、法
人・個人預金を中心に、前年比＋１％程度で推移している。
県内主要金融機関（同）の貸出金(同)は、法人向けや個人ローンを中心に、前年
比＋４％台で推移している。
【実質預金＋譲渡性預金（末残）
】
8.0
前年比（％）
長崎
全国
6.0
4.1
4.0
2.0
1.3
0.0
▲ 2.0
▲ 4.0
▲ 6.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
【貸出金（末残）
】
長崎
前年比（％）
全国
6.0
5.0
4.4
4.0
3.0
2.7
2.0
1.0
0.0
▲ 1.0
▲ 2.0
▲ 3.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
（注）・国内銀行（ゆうちょ銀行等を除く＜以下同じ＞）および信用金庫の県内店舗（全国は、国内銀行のみ）
。
・銀行勘定を集計。ただし、国内銀行については、オフショア勘定を除く。
・実質預金は、預金から切手手形を控除したもの。
・貸出金については、中央政府向け貸出を除く。
13
(2)金利動向
貸出約定平均金利（５月、ストック・総合、地元行ベース）は、緩やかな低下
傾向にある。
【貸出約定平均金利（ストック・総合）】
％
長崎
2.2
全国
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
1.149
1.054
1.0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5
11
12
13
14
15
16
（資料）日本銀行、日本銀行長崎支店
（注）・国内銀行（ゆうちょ銀行等を除く。長崎は、県内に本店を置く国内銀行。
）の貸出金利を貸出金残
高で加重平均したもの。
(3)倒産
県内企業倒産(５月、負債総額 10 百万円以上)は、落ち着いた動きが続いている。
【企業倒産（件数、負債総額）
】
件
件数（左軸）
15
億円
負債総額（右軸）
120
100
10
80
60
5
40
4
20
6
0
1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112 1 2 3 4 5
11
12
13
14
（資料）東京商工リサーチ長崎支店
（注）・負債総額は億円未満切り捨て。
14
15
16
0

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