食育だより6月号 - ピノキオ幼児舎

ピノキオ幼児舎
園 平成28年度6月
6月に入るといよいよ梅雨のシーズンがやってきます。気温と湿度が上がり蒸し厚く食欲もダウンしや
すくなります。また、汗をかいたり、気温の急変などにより、体調がうまく整えられなくなることがあり
ます。バランスよくしっかり食べて元気に過ごしましょう。
今月の新メニュー
★
おやつ
高野そぼろおにぎり
カルシウムを貯蓄しましょう!
骨はカルシウムの貯蔵庫の役割を果たしています。人体に
含まれるカルシウムの約 99%が骨や歯に、あとの1%は血
液中や筋肉などに含まれています。血液中のカルシウムが不
足すると骨からカルシウムが溶け出し、逆に多いときは骨に
貯蔵されることで、血液中のカルシウム濃度が一定に保たれ
ています。
体の組織はつねに作り替えられるため、カルシウムは生涯
とり続ける必要があります。成人してからの摂取は骨量をキ
ープするのに精一杯なので、20 代までにできるだけ摂取し
ておくことがとても大事です。
骨を育てる
3 か条
骨を育てる3か条
配膳の基本を覚えましょう
配膳の基本は、
「ごはんが左、汁
ものが右」でおかずはその奥で
す。おかずの数や種類によって
配置は変わりますが、基本的に
主菜を右、副菜を左に置きます。
また、左利きの子どもの場合は、
ごはんと汁ものの位置は変わり
ませんが、主菜と副菜の位置は
入れ替えてもいいです。
はし置きは、はしの先の口に
入る部分がはし置きから出るよ
うに置きます。
1バランスのよい食事をとる
1.
バランスのよい食事をとる
2遊びや運動で体を動かす
2.
遊びや運動で体を動かす
食べ物 絵本♪
3適度に日光に当たる
3.
適度に日光に当たる
子どもたちに絶大な人気の「しろくまちゃ
カルシウムは、牛乳やチーズなどの乳製品
ん」シリーズの一作!食べ物や料理をする
に多く含まれるほか、煮干しや干しえび等
ことへの興味・関心を高めてくれる絵本で
の干物、乾物類、ししやも・わかさぎ等の
片付けするところまで描かれています。
骨まで食べられる魚、藻類や緑黄色野菜、
読み終わった後に「ホットケーキを焼こう
ごま等に多く含まれます。
~♪」と言いたくなる絵本です。
丈夫な骨を作るには、意識してとることが大切です。
今月のピックアップ
★6月4日~10 日は歯と口の健康週間です。
梅
虫歯予防には乳歯の時から、歯みがきの習慣を身につけ
果実の一種ですが、熟しても甘
くならず酸味と香りが強いの
が特徴です。酸味の元であるク
エン酸やリンゴ酸には、疲労回
復やカルシウムの吸収を助け
る働きがあります。梅を加工した梅干しには殺菌作
用があり、お弁当に入れると腐敗を遅らせることが
できます。梅干しが苦手な子には、氷砂糖で漬けた
梅シロップがおすすめです。
る事が大切ですね!
★梅雨期の食中毒対策
食中毒は季節を問わず発生していますが、高温多湿にな
るこの時季は特に発生しやすくなります。予防の基本は、
手洗いです。一緒に洗ったり、繰り返し声かけしながら
予防しましょう。予防の 3 原則は、細菌をつけない!増
やさない!やっつける(殺菌する)!です。