6/25(土) 29th サタデープログラムニュース 講座番号26番 第3部 14:00~15:30 歯科医師とは ~光生物科学と口腔領域への応用をもとに∼ 講師:吉田憲司愛知学院大学歯学部教授 〈講師プロフィール〉 昭和 32 年生まれ、東海高校 27 回卒。名古屋大学医 学部医学科を卒業後、歯学博士号を取得。現在、愛 知学院大学歯学部の教授を務め、光生物科学でガン などの治療の最先端を担っている。 ○歯科医師の魅力 戦後、団塊の世代と呼ばれる、第一次ベビーブームが巻き起こりまし た。当時は今のように衛生面での意識が低く、現在より圧倒的に多く の虫歯の患者さんがおり、歯科医師も今よりずっと多くいました。し かし、今日では虫歯になりやすい子供の数が減っている上、衛生面へ の意識が高まり、 虫歯の患者さんは減る一 方です。ですから、歯科医師の仕事として最も 思い浮かべやすい「虫歯の治療、予防」などの仕事は減ってきてい ます。そういうこともあり、今の歯科医師のしい事は変わりつつあり ます。 歯科医師は、ほかの医者のように手術も行います。例えばガンの摘 出手術を行ったりします。そのほかに手術を終えた後に口を清潔にす ることによって合併症を防いだりして、私たちが想像していたものと は違った仕事もしているのです ○患者さんの負担を考えて 現在、多くの人がかかっているガン。ガンは体のどこにあるのか、そ れは本当にガンなのかは、見た目だけではわかりません。そのため、そ の腫瘍の一部を採取しなければならなくなり、患者さんに多大な負担が かかってしまいます。 それを受けて今日、患者さんの負担を軽減すべく様々な人々が様々な 研究を重ねています。その研究の一つに吉田先生らのレーザーや LED などの光を活かして体内の異常を見つけるというものがあります。そし て、光を使うことにより、患者さんの心身ともに負担を軽減できるよう になります。 ○当日は… 歯科医師の詳しいお仕事の内容や、これまで行ってきた手術をお話し していただきます。 また、行っている研究の内容や実験などをわかりやすく、詳しく説明 をしていただきます。 皆様のご来場お待ち申し上げます! 担当者:J2H 前田晃輔(文責) J2F 高田 陽典
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