伊勢崎市公共施設等総合管理計画(案)概要版

伊勢崎市公共施設等総合管理計画(案)概要版
1 計画の目的等
【人口動向】
将来人口推計
本市の人口は、伊勢崎市人口ビジョンによると、
250,000 人
30 年後もほぼ同規模と見込まれています。
209,270
10
00
.%
目的
対象
期間
将来負担の軽減と安全で持続的な市民サービスの確保・提供の実現に向け、公共施設等の
全体を把握するとともに、長期的な視点から総合的かつ計画的な管理を推進していくため
の基本指針とします。
市が所有する全ての公共施設等であり、市が管理する建物のほか、道路、橋りょう、上下
水道なども含まれます。
平成 28 年度から平成 57 年度までの 30 年間とします。
209,971
209,680
208,461
206,709
205,155
203,210
22.9%
24.9%
25.6%
26.3%
27.6%
29.9%
31.3%
62.6%
61.3%
60.7%
59.7%
58.2%
55.5%
53.5%
14.5%
13.9%
13.7%
14.0%
14.1%
14.7%
15.2%
H27
H32
H37
H42
H47
H52
H57
90
.0
%
200,000 人
80
.0
%
70
.0
%
150,000 人
60
.0
%
50
.0
%
100,000 人
40
.0
%
30
.0
%
50,000 人
20
.0
%
10
.0
%
0人
0.0%
2 現状と課題
年少人口(0~14歳)
生産年齢人口(15~64歳)
出典:人口ビジョンによる
老年人口(65歳以上)
年少人口(0~14歳)
総人口
【現状】
市が所有するすべての建物の面積は 74 万㎡です。学校教育系施設と市営住宅で全体の半分以上になります。
(※人口動向の影響はないものとしています)
また、建築後の経過年数では、大規模改修が必要となる目安の 30 年を経過した建物が全体の 47%を占めています。 【課題】
用途別整備状況(延床面積比率)
整備時期別施設面積
3
建物の老朽化
今後 10 年においては大規模改修と建替の
両方が集中、20 年後からは建替が集中
⇒
総合的かつ計画的な管理運営の実現へ
更新費の不足
更新費縮減策の検討が必要
⇒
更新費縮減策の実施へ
今後の方針
【取組の体系】
「総量の適正化」「長寿命化の推
進」「効率的な管理・有効活用」を
図り、「公共施設等の総合的かつ計
画的な管理運営の実現」に取り組み
ます。
従来の施設管理
総量の適正化
長寿命化の推進
効率的な管理・有効活用
■社会ニーズ変化への対応
■点検・診断の実施
■民間活力の活用
■統廃合・複合化の推進
■予防保全の取組
■効果的な資産活用
■安全確保・耐震化
■広域的連携
公共施設等の総合的かつ計画的な管理運営の実現
【今後の更新費】
今後の財政見込みから、普通会計ベースに
おいて、公共施設(建物)※、道路、橋りょ
うの更新に投入できる金額は年平均 92.0 億
円と想定されます。一方、それらの公共施設
等の維持・更新に必要な費用は、総務省の試
算ソフトによると、年平均 120.5 億円になる
ことから年平均 28.5 億円の不足が生じると
見込まれています。
※公共施設(建物)
:普通会計分の建物が対象となります
公共施設等の将来更新費
財政負担の軽減・平準化
【更新費の縮減】
長期的に安定した公共施設等の管理運営を実現
するため、統廃合、複合化、長寿命化などを進め、
更新費の縮減を図ります。
統廃合、複合化による
更新費縮減効果
公共施設
(建物)
更新費
統廃合
複合化
長寿命化
道路
公共施設
(建物)
更新費
道路
長寿命化
更新費
更新費
橋りょう
橋りょう
長寿命化
更新費
更新費
長寿命化
による
更新費
縮減効果