平成28年度 IDE大学セミナー 実施要項 1.趣 旨: 大学教育に関心を有する国公私立大学等の教職員を主な対象としてセミナー を開催し、当面する諸課題について情報共有及び検討を行い、各機関において 教育・学生指導の改善・充実を図る。 2.主 催:IDE大学協会九州支部・九州大学 3.日 時:平成28年8月18日(木)13:30~17:30(受付開始13:00) 4.会 場:九州大学・西新プラザ2階大会議室AB (福岡市早良区西新2丁目16-23) 5.対 象:大学教育に関心を有する方 6.参加定員:約200名 7.テ ー マ:大学入試改革 ~円滑な高大接続を目指して~ 中央教育審議会答申『新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、 大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について』 (平成 26 年 12 月 22 日) 、続いて出され た「高大接続改革実行プラン」 (平成 27 年 1 月 16 日)や高大接続システム改革会議「最終 報告」 (平成 28 年 3 月 31 日)において、高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜を通じ た、学力の3要素( 「知識・技能」 「思考力・判断力・表現力」 「主体性・多様性・恊働性」 ) を伸ばす仕組みを構築するという一貫した方針が示された。 今回の答申等では、 「大学入学希望者学力評価テスト(仮称) 」等の実施のほか、各大学 がそれぞれのアドミッション・ポリシーと学力の3要素を踏まえた多面的・総合的な選抜 方法を実施することが求められている。 大学の入学者選抜は、入学希望者だけではなく社会全体の関心事でもあるため、世論の 動向の影響を受ける反面、テストの制度設計自体は非常に専門的な知識を要する事項であ る。そのため、大学では、社会の要請に配慮しつつ、入学者選抜制度の妥当性を高めるた めの試行錯誤が繰り返されており、同時に大学教育そのものを問い直す改革が進展しつつ ある。 今回のセミナーでは、高大接続を踏まえた今後の入試改革を展望し、意欲的な入試改革 を実施している大学の事例を参考に、選抜方法や入学者の特徴、実施組織等について、そ の可能性や課題に関する情報の共有を図り、各機関の課題解決の契機の場としたい。 8.プログラム ▽開会挨拶 久保 千春 IDE九州支部長(九州大学総長) ▽基調講演 「高大接続を踏まえた入試改革の展望」 講 師:片峰 茂 国立大学協会入試委員会委員長(長崎大学学長) ▽事例報告①「国際バカロレア入試の全学導入 ~成果と課題~ 」 講 師:佐竹 恭介 岡山大学アドミッションセンター教授 ▽事例報告②「アサーティブプログラムとアサーティブ入試 ~選抜型から育成型入試への転換~」 講 師:福島 一政 追手門学院大学副学長 ▽総括・討議 進 行:木村 拓也 IDE九州支部監事(九州大学基幹教育院准教授) パネリスト:片峰 茂、佐竹 恭介、福島 一政、 上原 洋祐 前福岡県立筑紫丘高等学校校長 (九州大学教育改革企画支援室学術研究員) ▽閉会挨拶 丸野 俊一 IDE九州支部常務理事(九州大学理事・副学長) ※セミナー終了後、会場1階の展示コーナーで情報交換会<会費 2,000 円>を開催します。 9.参加申込: 募集期間(8月9日(火)まで)に、別紙参加申込書により郵送、FAX、 またはメールにてお申込ください。 10.経 費 等: セミナー参加費は無料ですが、会場までの交通費・宿泊費等については、自 己負担とさせていただきます。 11.そ の 他: 駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。 【お問合せ・お申込先】 〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学学務部学務企画課内 IDE大学協会九州支部事務局(担当:山﨑、大津) 電 話 : 092-802-5927、2288 FAX : 092-802-5990 E-mail : IDE-kyushu @ jimu.kyushu-u.ac.jp
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