結婚新生活支援助成制度【要綱】 (PDF 10.9KB)結婚新生活

川西市結婚新生活支援助成金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、若者の婚姻に伴う新生活に係る支援を行うことにより、少子化対策
の強化に資することを目的として、新規に婚姻した世帯に対して住居費及び引越費用の
一部を助成するにつき、川西市補助金等交付規則(平成16年川西市規則第40号)に
定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(助成対象世帯)
第2条
この要綱により助成の対象となる者(以下「助成対象世帯」という。)は、次に掲
げる要件を備えた者とする。
(1) この要綱の施行の日から平成29年3月31日までの間に婚姻届を受理された夫婦
であること。
(2)
次により算出した夫婦の所得が300万円未満であること。
ア
所得証明書をもとに、助成金の交付申請日に属する年の前々年の1月1日から
12月31日までの間の夫婦の所得を合算した金額。ただし、次に掲げる場合に
あっては、それぞれに記載する計算方法により算出した金額とする。
①
婚姻を機に夫婦の双方又は一方が離職又は転職した場合
最後に離職又は転職
した月の次の月における夫婦の所得を合算した金額に12を乗じた金額
②
貸与型奨学金(公的団体又は民間団体より、学生の修学や生活のために貸与さ
れた資金をいう。
)の返済を現に行っている場合
所得証明書をもとに算出した夫
婦の所得を合算した金額から貸与型奨学金の年間返済額を控除した金額
(3) 助成対象となる住居が川西市内にあり、かつ当該住居地に住民登録を有し、居住して
いること。
(4)
助成金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。
)及びその配偶者の年齢
が婚姻届が受理された時点で40歳未満であること。
(5)
他の公的制度による家賃補助等を受けていないこと。
(6)
過去にこの制度に基づく助成を受けたことがないこと。
(助成対象経費)
第3条
この要綱により助成対象となる経費は、次のとおりとする。ただし、平成28年
1月1日以降に支払った経費に限る。
(1)
住居費
結婚を機に新たに住居物件を賃借する際に要した費用で、当該物件の賃料、
敷金、礼金(保証金等の礼金に類する費用を含む。
)、共益費、仲介手数料をいう。た
だし、勤務先から住宅手当が支給されている場合は、住宅手当分を差し引いたものと
する。
(2)
引越費用
引越業者又は運送業者への支払いに係る実費をいう。
(助成金額)
第4条
助成金の額は、住居費と引越費用を合算した額とする。ただし、助成金額は、1
世帯当たり18万円を限度とする。
2
前項に規定する助成金の額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨て
るものとする。
3
住居費のうち物件の賃料に係る助成期間は、次条の規定により助成金の交付を申請し
た日から平成29年3月31日までとする。
4
前項の規定にかかわらず、第2条に規定する助成対象世帯に該当しなくなった場合、
助成期間は当該事由が発生した日の属する月までとする。
(交付申請)
第5条
申請者は、川西市結婚新生活支援助成金交付申請書(様式第1号)に、申請内容
に応じて、次に掲げる書類を添えて、市長に提出しなければならない。
(1)
婚姻届受理証明書又は婚姻後の戸籍謄本の写し
(2)
住民票の写し
(3)
所得証明書
(4) 貸与型奨学金の返還額がわかる書類(借り入れがある場合)
(5) 居住物件の賃貸借契約書の写し
(6)
住居費に係る領収書(賃料を除く。
)
(7) 住宅手当支給証明書(様式第2号)
(8) 引越費用に係る領収書
(9) 前各号に掲げるもののほか、市長が必要と認める書類
(交付決定)
第6条 市長は、前条の規定による交付申請があったときは、その内容を審査し、助成す
ることが適当であると認めるときは、川西市結婚新生活支援助成金交付決定通知書(様
式第3号)により、申請者に通知するものとする。
(申請事項の変更及び承認)
第7条
前条の規定により交付決定の通知を受けた者(以下「助成対象者」という。)は、
その申請事項について変更が生じた場合は、速やかに川西市結婚新生活支援助成金変更
交付申請書(様式第4号)に、第5条各号に掲げる書類のうち、当該変更に係る書類を
添えて市長に提出し、承認を受けなければならない。
2
市長は、前項の規定による変更交付申請があったときは、その内容を審査し、助成す
ることが適当であると認めるときは、川西市結婚新生活支援助成金変更交付決定通知書
(様式第5号)により助成対象者に通知するものとする。
(交付請求及び交付)
第8条
助成対象者は、第6条又は前条第2項の規定による交付決定通知を受けた場合は、
速やかに川西市結婚新生活支援補助金交付請求書(様式第6号)を市長に提出しなけれ
ばならない。
2
市長は、前項の規定による助成対象者からの交付請求があったときは、確定払いによ
り助成金を交付するものとする。
(交付決定の取消し)
第9条
市長は、助成対象者が次の各号のいずれかに該当するときは、助成金の交付決定
の全部又は一部を取り消すことができる。
(1)
虚偽その他不正な手段により助成金の交付決定を受けたとき。
(2)
助成金の交付決定に付した条件に違反する行為があったとき。
(3)
この要綱に違反する行為があったとき。
(助成金の返還)
第10条
助成対象者は、市長が助成金の交付決定を取り消した場合において、助成金が
既に交付されているときは、速やかに当該助成金を返還しなければならない。
(報告等)
第11条
市長は、必要があると認めたときは、助成対象者に対して、報告又は書類の提
出(以下「報告等」という。)を求めることができる。
2
助成対象者は、前項の報告等を求められたときは、速やかに応じなければならない。
(委任)
第12条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。
付
則
(施行期日)
1
この要綱は、平成28年7月1日(以下「施行日」という。)から施行する。
(適用関係)
2
施行日前にこの要綱に定める要件を満たす住宅費又は引越費用の支払いがあった場
合は、第5条の規定に基づき助成金の交付申請ができるものとする。
(失効規定)
3
この要綱は、平成29年3月31日限り、その効力を失う。