4-① 共通

4-①
対
120 分
象
:
地域コーディネーター・地域連携担当教職員
必要な知識・技術
:
4
コーディネート機能の充実に関する知識・技術
履
:
①
多様な主体との連携・協働に関する知識・技術
修
項
目
1. 導入講義【30 分】
・様々な主体との連携・協働の意義について理解す
「多様な主体との連携・協働の意義及び
るとともに、連携・協働を進めるための知識を身
に付け、自らの地域で連携・協働体制を構築する
具体的連携・協働体制確立の方策」
2. 演習【70 分】
素地を形成する。
「多様な主体と連携・協働体制を構築す
るには」
3. まとめ講義【20 分】
「多様な主体との連携・協働体制を構築
する際のポイント整理」
・演習における成果物(連携し得る機関の
関係図)
・活動中の様子の見取り
・1日のポートフォリオ評価での内容の理
解に関する自己評価
1. 導入講義「多様な主体との連携・協働の意義及び具体的連携・協働体制確立の方策」
【30 分】
ねらい)
多様な主体との連携・協働に取り組むことの意義を知り、積
極的に連携・協働を進める大切さを理解する。また、実際に自
ら主導して連携体制を構築し得る資質を備えられるよう図る。
講師)
多様な主体との連携・協働
活動を進め、学校の授業への
支援等も行ったことのある
NPO 等の実践者が望ましい。
内 容)
① 先進事例について
・既に多様な主体との連携・協働体制を確立し、好転した事
例について数多く紹介していただきつつ、連携・協働に取
組むことの意義が深く理解できる内容にしていただく。
② 連携・協働体制の構築について
・連携・協働体制を構築するには、とりわけスタートの部分
の負担が大きい。このため、この点に関した事例から、取
組む際の留意点について把握できる内容にしていただく。
講師への依頼内容)
・次の演習につながる協働体
制の構築について、多くの
事例を紹介いただく。
・連携・協働体制の構築に取
り組 む際の留意点 にも触
れていただく。
2.演習「多様な主体と連携・協働体制を構築するには」
ねらい)
学校及び自宅のある地域において、教育活動に関わりのあ
ると考えられる機関を整理するとともに、どのような連携・
協働体制を構築し得るかについて検討し、実践できる素地を
築く。
【70 分】
講師)
導入講義から引き続いて
お願いすることが望ましい
が、演習が難しい場合は、社
会教育主事等演習の経験が
ある担当者が行うとよい。
内
容)
① 演習内容の説明【5分】
・テーマの確認及び②~⑥の手順の説明を行う。
② 連携し得る機関の列挙【5分】
・学校及び自宅のある地域における教育活動に関わりのある
と考えられる機関について付箋などを用い、できるだけ多
く列挙する。〔個人作業〕
③ グループ内での共有【15 分】
・付箋に記入したものをそれぞれ持ち寄り、グループ内で提
準備)
・4~6人で1グループを
構成する。
・模造紙、付箋
・参加者数分のサインペン
示し合い、特色のある機関については、提示者が説明を加
える。
④ 関係図の作成【15 分】
・模造紙等に、③で確認した機関を貼り付け、具体的にどの
ような連携・協働が取組まれるかの想定案を、直線で結ん
だ脇に記入する。
⑤ 留意点に関する話し合い【20 分】
・連携・協働体制を築くための留意点について、④までの作
業を踏まえつつ意見を出し合う。
⑥ 連携・協働に関する発表【15 分】
・⑤までの作業について、代表者が発表する。〔2~3グル
ープの代表〕
3.まとめ講義「多様な主体との連携・協働体制を構築する際のポイント整理」
ねらい)
演習を受けて、本時の活動を整理し、各自が身に付けなけれ
ばならない事象を自覚するとともに、率先して連携・協働体制
の構築に携われる力を養成する。
【20 分】
アドバイス)
・演習での発表等から重要な
事象等をお話しいただくた
め、担当者は、発表等につい
て記録をとるとよい。
内 容)
① 演習においての様子や発表を受けて、欠落している点
や、さらに望ましい状態となるにはどのようなことが考
えられるかについてまとめていただく。
② 本時の内容から、とりわけ重要な事象についてまとめて
いただく。