ビジネスエコシステムとプラットフォーム戦略

特定非営利活動法人 組織学会定例会
IoT時代を生き残る基礎知識
ビジネスエコシステムとプラットフォーム戦略
日時
2016年7月15日(金)
19:00~20:30
開場
18時30分より受付開始
(事前申込み不要、当日会場にて申し受けます)
立本 博文 ( たつもと
場所
コンファレンススクエアエムプラス(1Fサクセス)
交通
JR東京駅
東京都千代田区丸の内2-5-2三菱ビル1F
(略歴)
東京大学ものづくり経営研究センター助教、
兵庫県立大学経営学部准教授、MIT客員研究員を経て
現職。
日本知財学会理事。組織学会、国際ビジネス研究学会
(学会誌編集委員)、多国籍企業研究学会に所属。
(専門領域)
経営戦略論・技術経営論・国際経営論
(おもな著作)
立本博文(2011)「オープン・イノベーションとビ
ジネス・エコシステム:新しい企業共同誕生の影響
について」『組織科学』45(2).
立本博文・許経明・安本雅典(2008)「知識と企業
の境界の調整とモジュラリティの構築:パソコン産
業における技術プラットフォーム開発の事例」
『組織科学』42(2).
Tatsumoto, H., Ogawa, K. and Fujimoto, T. (2009)
"Platforms and the international division of labor:
A case study on Intel's platform business in the PC
industry" in Gawer, A. (ed.) Platform, Markets and
Innovation, Edward Elgar, Chap.14,pp.345-369.
そのほか 『国際ビジネス研究』『研究 技術 計画』
『知財管理』などに論文を発表。
立本博文 編著『オープン・イノベーション・システ
ム−欧州における自動車組込みシステムの開発と標
準化』晃洋書房(徳田昭雄・小川紘一と共編著)
丸の内南口から徒歩2分
地図・アクセス方法
ひろふみ )
筑波大学大学院
ビジネス科学研究科 准教授
http://www.marunouchi-hc.jp/emplus/access/
組織学会会員1,000円・一般2,000円
参加費
要 旨
1990年代以降、国際的なオープン標準が頻繁に形成されて
いる。オープン標準はビジネス・エコシステム型の産業構造をも
たらすため、競争戦略のルールが大きく変わる。IoTやIndustry
4.0、自動運転の動きなどは、ビジネスエコシステム型産業への
変化である。この変化の中で中心的な役割を果たすのがプラット
フォーム企業であり、多大な影響力を持つ。エコシステムの参加
企業はプラットフォーム企業を無視することができない。
しかし、プラットフォーム企業の戦略は従来的な製品戦略とは大
きく異なるため、理解することが難しい。
本報告では、パソコンや携帯電話など事例を挙げながら、プ
ラットフォーム戦略とはどういうものなのかについて理解を深めて
いきたい。また、この中で重要な働きをする知財マネジメントにつ
いても触れたい。
司会・コーディネーター
井上 達彦
早稲田大学 商学学術院 教授
(略歴)
1997年神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(経営学)。
広島大学社会人大学院マネジメント専攻 助教、早稲田大学商学部 助教授
(大学院商学研究科夜間MBAコース兼務)などを経て、2008年より現職。
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)ファカルティフェロー、
ペンシルベニア大学ウォートンスクール・シニアフェローなどを歴任。
お問い合わせ先:特定非営利活動法人
協力:三菱地所株式会社
(TEL:03-3282-7777)
TEL:03-5220-2896(平日11時~17時)
http://www.aaos.or.jp
組織学会事務局
FAX:03-5220-2968