(仮称)神戸市空家空地対策の推進に関する規則(案)の概要 1 規則制定の趣旨 「 空 家 等 対 策 の 推 進 に 関 す る 特 別 措 置 法 」 (以下「法」といいます。)を補 完 す る 「 神 戸 市 空 家 空 地 対 策 の 推 進 に 関 す る 条 例 」( 以 下 「 条 例 」 と い い ま す 。) の 議案が平成28年第1 回定例市会で議決されたことを受け,条例を施 行していくうえ で必要となる事項を規則で定める必要があるため , 「(仮称)神戸市 空家空地対策の 推進に関する規則 」を制定いたします。 2 意見公募手続の 対象となる規則案の概要 (1)条例第2条第2 項に規定する規則で定める事項について 条例第2条第2 項において,「類似空家等」 を以下のとおり規定しています。 建 築 物 又は こ れ に 附 属 す る 工 作物 で あ っ て 居 住 そ の 他の 使 用 が な さ れ て い な い こ とが 常 態 であ る も の に 準じ る 状 態で あ る も の とし て 規 則で 定 め る も の及 び そ の 敷 地( 立 木 その 他 の 土 地 に定 着 す る物 を 含 む 。 ) を い う 。た だ し , 国 又は 地 方 公 共団体が所有し,又は管理するものを除く。 この「規則で定めるもの 」として規則案では,次のとおり としています。 ① 建築物又はこれに附属する工作物であって,居住その他の使用がなされていな いことが日常的であるもの 及びその敷地(立木その他の土地に定着する物を含 む。) ② 建築物又はこれに附属する工作物であってその一部 が法第2条第1項 ※ に規定 する空家等又は① に該当するもの(以下「該当部分」という。)のうち,次のい ずれかに該当するもの及びその敷地(立木その他の土地に定着する物を含む。) ア 長屋の該当部分又は長屋と同じ形式の建築物で居住以外の用に供するもの の該当部分 イ ア以外で一の建築物のうち該当部分の区画数又は面積が過半を占めるもの ③ ①,②に掲げるもののほか,市長が特に類似空家等と認めるもの ※ 法 第2 条 第 1 項:「 空 家 等」と は ,建築 物 又 は こ れに 附 属 す る 工 作 物 で あっ て 居 住 そ の他 の 使 用 が な さ れ て い な い こ と が 常 態 で あ る も の 及 び そ の 敷 地 (立 木 そ の 他 の 土 地 に 定 着 す る 物 を 含む 。 )を い う 。た だ し ,国 又 は 地 方 公 共 団 体 が所 有 し , 又 は 管 理 す るも の を 除 く 。 (2)条例第2条第4 項第2号に規定する規則で定める事項について 条例第2条第4 項において,「空地等 」を以 下のとおり規定しています。 ・ 現 に建 築 物 の 敷 地 で な い 宅地 ( 立 木 そ の 他 の 当 該土 地 に 定 着 す る 物 を 含む 。) ・ こ れに 類 す る 土 地 で あ っ て, 規 則 で 定 め る も の この「規則で定めるもの」として規則案では,次のとおり としています。 山 林 ,田畑( 市 長 が 特 に 認 める も の を 除 く。)以 外 のも の (立木その他の土地に定着 する物を含む。) を い う 。 (3)法 第 9 条 第 4 項 及 び 条 例 第 5 条 第 4 項 に 基 づ く 立 入 調 査 を 行 う 職 員 の 身 分 証 明 書について 法第9条第4項において, 以下のとおり規定しています。 空 家 等と 認 め ら れ る 場 所 に 立ち 入 ろ う と す る 者 は ,そ の 身 分 を 示 す 証 明 書を 携 帯 し, 関 係 者の 請 求 が あ っ た と き は, こ れ を 提 示 し な け れば な ら な い 。 また,条例第5条 第4項において,以下のとおり規定しています。 類似空家等又は空地等を立入調査する者は,その身分を示す証明書を携帯し,関 係者の請求があったときは,これを提示しなければならない。 この立入調査を行う際に必要となる身分を示す証明書の様式を規則で定め,以 下の項目を明記し ます。 ・発行日,有効期限 ,所属,職名,氏名,生年月日 (4)その他 規則の施行にあわせ,神戸市空家等対策の推進に関する特別措置法施行細則を 廃止します。 3 施行時期 意見募集手続で頂いた意見を踏まえ ,必要な見直しを行った後 ,施行します。
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