別紙2 施設整備にあたっての助成制度(平成28年2月現在) 区は、事業者が保育所施設を整備・運営する際の経済的負担を緩和するため、次に掲 げる補助金等により、保育施設の整備費用の一部を補助します。 ●世田谷区保育所緊急整備事業補助金 2 ※ 本補助金は、現在、要綱の改正を予定しております。こちらの掲載内容は、改正案の 内容となっておりますので、ご承知おきください。 ※ 本補助金の財源となる安心こども基金は平成 27 年度で終了し、平成 28 年度以降は国の 保育所等整備交付金にもとづき、区の助成制度を改正する予定です。 こちらの掲載内容は平成 27 年度の制度となりますので、ご承知おきください。 ●貸付金 4 1 世田谷区保育所緊急整備事業補助金 1 補助の対象事業者 ⑴ 社会福祉法人、日本赤十字社、公益社団法人、公益財団法人 ※上記以外の実施主体による事業については、該当年度に東京都が「多様な主体による保育所緊急 整備事業補助要綱」を制定した場合、本補助金でも補助対象とするよう検討する予定です。 2 補助の対象経費 ⑴ 次の経費を補助対象とします。 本体工事費/特殊附帯工事費/工事事務費又は設計料加算/保育所開設準備費 ⑵ 次の経費は補助の対象となりません。 土地の買収、整地に関する費用/職員の宿舎に要する費用/外構工事に要する費用/世田 区次世代育成支援対策施設整備費補助金交付要綱に基づき補助金の交付を受けることが できる費用/その他、区長が整備費として適当と認めない費用 3 補助額 次の①(補助対象経費)と②(補助基準額)を比較し、いずれか少ない額に7/8を乗じた額 の範囲内の額を補助します。 ①補助対象経費 対象経費 詳細 本体工事費 実支出額 特殊附帯工事費 実支出額 工事事務費 上限:本体工事費の 2.6% 保育所開設準備費 実支出額 ②補助基準額 対象経費 詳細 本体工事費 本体工事にかかる基準額(※1) 特殊附帯工事費 定額 14,100 千円(※2) 設計料加算 本体工事費+特殊附帯工事費+地域の余裕スペー ス活用促進加算)×5% 開設準備費加算 定員区分における基準額(※3)×増加定員 地域の余裕スペース活用促進加算 定額 3,400 千円 ※1、※3 定員 (人) 41∼ 70 71∼100 101∼130 131∼160 161∼190 191∼220 221∼250 251∼ 基準額 (単位:千円) 本体工事費 開設準備費 加算 142,300 184,800 222,300 257,300 292,300 324,700 359,800 399,700 28 23 19 18 17 17 17 17 ※2…「特殊附帯工事」は、建物に固定して一体的に整備す る資源有効活用整備(水の循環・再利用の整備、生ごみ等処 理の整備、ソーラーの整備、その他環境保全のための整備で あって必要と認められるもの)で、その整備にかかる工事費 又は工事請負費が対象となります。 2 算出例(定員45人・特殊附帯工事実施の場合) 補助対象経費(①)より補助基準額額(②)の方が少なかった場合 対象経費 金額(千円) 本体工事費 142,300 特殊附帯工事費 14,100 設計料加算 (142,300+14,100+3,400)×5%=7,990 開設準備費加算 28×45 人=1,260 地域の余裕スペース活用促進加算 合 3,400 計 169,050 補助金額 補助基準額 169,050 千円×7/8=147,918千円の範囲内の額 (千円未満の端数は事業者負担) 4 その他 平成 28 年度以降に本補助金の財源となる保育所等整備交付金(国制度)については、国 から補助金額が内示されるまでは、実施設計契約の締結及び工事の着手ができません。内示 前に契約したものについては補助対象外となりますので、ご承知おきください。 3 貸付金 区は、「社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例」等に基づき、必要に応じて保育施設の整 備費用の貸付を行います。ただし、新園舎に抵当権を設定するため、建物を借りて整備する場合は、 貸付を行うことができません。 1 根拠 ⑴ 社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例 ⑵ 社会福祉法人に対する助成の手続に関する条例施行規則 ※世田谷区のホームページ(例規類集)で参照・ダウンロードすることができます。 2 貸付対象事業者 社会福祉法人 3 概要 ⑴ 貸付限度額 2億円 ⑵ 貸付期間 据置1年間を含め以下の定める期間 貸付金額 2,000,000 円以内 2,000,000 円を超え、5,000,000 円以内 5,000,000 円を超え、10,000,000 円以内 10,000,000 円を超えるもの 貸付期間 6 年以内 11 年以内 16 年以内 21 年以内 ⑶ ⑷ ⑸ ⑹ ⑺ 貸付利率 貸付期日 償還方法 契約書 連帯保証人 1.8% 平成29年3月(予定) 年賦均等償還 ※繰上償還可 金銭消費貸借契約書 1名以上必要 ※他の貸付金の保証人となっていないこと等の諸条件があります。 また、連帯保証人名義の所有財産証明書を添付していただきます。 ⑻ ⑼ 担保 返済方法 新園舎に抵当権と質権を設定します。 区から送付される納入通知書でお支払いいただきます。 4 その他 ⑴ 貸付を希望する場合は、10月下旬までに協議書を区へ提出していただきます。実際に貸付を 行うのは、3月以降になります。 ⑵ 法人への貸付金額は、法人の資金計画及び区予算の状況に応じて決定します。 ⑶ 区は、貸付担保として新園舎に抵当権を設定します。抵当権設定契約証書を取り交し、登記後 に登記事項証明書を提出していただきます。 ⑷ 火災や地震等で抵当権の担保が取れない場合に備え、区は、法人が加入している保険に質権を 設定します。 ⑸ 法人が福祉医療機構の貸付を受ける場合、区は抵当権・質権ともに順位を2位で設定します。 ⑹ 福祉医療機構から貸付を受ける場合は、以下の点に注意してください。 ・福祉医療機構が法人からの貸付申請を受理したとする受理票の交付後に工事施工業者との契約 を行い、着工となります。また、貸付申込時に区からの意見書が必要です。竣工が遅れること がないように、日程をよく検討してください。 ・利子を補填する制度があります。制度の利用を希望される場合は、東京都福祉保健財団へ直接 お問い合わせください。 4
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