Dionex Integrion HPICシステムを用いた 飲料水中の過塩素酸の分析

Application Proof Note 193
Dionex Integrion HPICシステムを用いた
飲料水中の過塩素酸の分析
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
キーワード
Integrion RFICシステム、IonPac AS19カラム、EGC 500 KOH 溶離液ジェネレー
ター、
飲料水、
フッ素、
塩素酸、
臭素酸、
亜塩素酸、
塩化物、
硫酸塩
はじめに
米国 EPA Method 314 .0に準拠し、Application Update 1481(英文)で公開さ
れたメソッドに基づいた、環境水に含まれる過塩素酸の測定法をご紹介します。
本アプリケーションプルーフノートでは、
Thermo ScientificTM DionexTM IntegrionTM
RFICシステムと Thermo Scientific Dionex IonPacTM AS16(4 mm)カラム、
Dionex EGC 500 KOH 溶離液ジェネレーター、1000 µLの試料注入量およびサ
プレッサーを用いた電気伝導度検出を組み合わせた条件で、飲用水に含まれる
ppbレベルの過塩素酸を分析しました。
分析条件
Thermo Scientific Dionex Integrion RFICシステム
カラム
Thermo Scientific Dionex IonPac AS16(4 × 250 mm)
Thermo Scientific Dionex IonPac AG16(4 × 50 mm)
流量
30℃
50 mmol/L、KOH(溶離液ジェネレーター使用)
1.2 mL/min
検出器
電気伝導度
サプレッサー
Thermo Scientific Dionex AERS™ 500、4 mm(エクスターナルモード)
試料注入量
1000 µL
カラム温度
溶離液
参考文献
1. Thermo Scientific Application Update 148: Determination of Perchlorate
in Drinking Water Using a Reagent-Free Ion Chromatography System,
Sunnyvale, CA
1.2
1.2
ピーク
µg/L
4
1. 過塩素酸
µS/cm
ICシステム
1
μS
0.9
0.9
0
0
2
2
44
66
88
10
10
12
12
14 15
15
14
Time(min)
図1:米国サニーベールの水道水中の4 µg/L 過塩素酸の分析
アプリケーションについては、AppsLab Library
(英語)をご覧
ください。分析方法の詳細情報やクロマトグラム、関連する
化合物に関する情報が得られます。
www.thermoscientific.com/appslab
IC102_A1603SO
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