Dionex Integrion HPICシステムを用いた 水道水とボトル水に含まれる

Application Proof Note 192
Dionex Integrion HPICシステムを用いた
水道水とボトル水に含まれる微量濃度の
ハロゲン酸化物と臭化物の分析
サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
キーワード
Integrion RFICシステム、IonPac AS19カラム、EGC 500 KOH 溶離液ジェネ
レーター、飲料水、塩素酸、臭素酸、亜塩素酸
はじめに
本アプリケーションプルーフでは、水道水とボトル水に含まれる微量濃度の消毒副
産物(DBP)陰イオンと臭化物を解析することを目的とした、効率的で感度の高い
分析方法を紹介します。この分析方法は、溶離液ジェネレーターで調整した溶離液
と Thermo Scientific™ Dionex™ IonPac™ AS19カラムを用いた分析例を紹介
した Application Note 1671に基づいています。
この分析には Thermo Scientific Dionex Integrion RFIC™システムを使用しま
した。
サンプルA:ボトル水
サンプルB:ボトル水に標準液を添加
(Cl − 20、BrO3− 9.8、C102− 150、
Br− 20 µg/L)
分析条件
ICシステム
Thermo Scientific Dionex Integrion RFICシステム
カラム
Thermo Scientific Dionex IonPac AS19 Analytical(4 × 250 mm)
Thermo Scientific Dionex IonPac AG19 Guard(4 × 50 mm)
溶離液
グラジエント
30℃
KOH
1. Cl−
2. BrO3−
3. ClO2−
4. Br−
3
Time(min)
-3
0
10
25
30
KOH(mmol/L)
10
10
10
45
45
流量
1 mL/min
検出器
電気伝導度
サプレッサー
Thermo Scientific Dionex AERS™ 500(4 mm)
試料注入量
250 µL
参考文献
1. Thermo Scientific Application Note 167: Determination of Trace Concentrations of Oxyhalides and Bromide in Municipal and Bottled Waters
Using a Hydroxide-Selective Column with a Reagent-Free™ Ion Chromatography System, Sunnyvale, CA
µS/cm
カラム温度
1.5
ピーク
1
0.4
0
5
4
2
B
A
10
15
20
25
Time(min)
ボトル水中の亜塩素酸、臭素酸、塩素酸、臭化物
アプリケーションについては、
AppsLab Library
(英語)をご覧ください。分析方法の詳細情報
やクロマトグラム、関連する化合物に関する
情報が得られます。
www.thermoscientific.com/appslab
IC101_A1603SO
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