市川市史民俗調査報告書制作業務委託 仕様書

市川市史民俗調査報告書制作業務委託 仕様書
この仕様書は、市川市(以下「委託者」という。
)が発注する下記の業務に関し、受託者が
当該業務を履行するために必要な事項を定めるものとする。
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件
名
2
業務目的
市川市史民俗調査報告書制作業務委託
民俗調査の成果の一部を報告書にまとめ市民に紹介するとともに、市川市
史民俗編の編さんに活用する。
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委託場所
市川市南八幡 4 丁目 2 番 5 号 市川市文化スポーツ部文化振興課
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委託期間
平成 28 年 7 月 12 日から平成 28 年 9 月 23 日
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業務内容
本業務は、市川市史民俗調査報告書の編集、デザイン、印刷製本までの業務を一括で行
うものである。本報告書は、民俗調査の成果を論文および近世文書の翻刻により構成する
ものである。
(1)作業スケジュール等の提出
受託者は、契約後 10 日以内に契約から納品に至るまでの作業スケジュール及び制作に係る
組織体制図を作成し、提出するものとする。
(2)編集、デザイン業務
業務の目的を達成するためにページのバランス、原稿のチェックを適切に行いながら、
文字、写真、図版などの多様な要素を効果的に配置し、目的に沿った適切な配色やイメー
ジによるレイアウトを構築するものとする。
原案の作成に当たってのデザイン、使用する写真、編集の方針については、委託者と協
議の上、決定する。
(3)表紙デザイン
受託者は、委託者が指定した写真を用い、委託者の意向を踏まえて表紙および背文字の
デザインを行う。受託者は趣向の異なるデザイン案を最低 2 案以上提示し、委託者の了解
を得てデザインを決定することとする。
(4)印刷業務
ア)文字原稿はテキストファイルまたはドキュメントファイルで、写真原稿はデジタル
データで委託者が準備し、入稿する。
イ)文章量は、横書き 40 字×36 行一段組みの 96 頁、縦書き 26 字×23 行の二段組みの
36 頁を基本とする。ただし、企画内容によって文章量の増減を見込むものとする。
ウ)写真原稿は 30 点(モノクロ・デジタル)
、図版原稿は 3 点(アナログ)を委託者が
提供する。ただし、企画内容によって写真、図版の点数の増減を見込むものとする。
エ)歴史的かなづかいや異字・略字等についても対応するものとする。
オ)校正は、文字校正 3 回、色校正 1 回を行うものとする。
カ)1,000 部を印刷するものとする。
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成果物の規格
(1)冊子
ア)規
格
A4 判
イ)印刷部数
1,000 部
ウ)印刷形態
表紙
4 色刷り(2 頁)
本文
1 色刷り(132 頁)
表紙
再生マットコート紙
本文
再生上質紙
見返し
色上質紙(厚口) 78kg
オ)製本加工
無線綴
A4 タテ 並製本 背表紙付き(背文字入り)
カ)諸 加 工
見返し(小口のり)前後
エ)
紙
種
93.5 ㎏
44.5 ㎏
口絵(冒頭に挿入)
キ)納
期
平成 28 年
9 月 23 日
(2)電子データの提出
受託者は、印刷物原版を PDF ファイル形式で CD-ROM に保存し、1部を提出する。
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成果品に係る著作権等
(1)成果品に係る著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条から第 28 条に規定する著作
者の権利のうち受託者に帰属するものは、成果物の引き渡し時に委託者に譲渡するもの
とする。
(2)著作者人格権の制限
ア)受託者は、委託者に対し、次に掲げる①~④の行為をすることを許諾する。
①成果物又は著作権に係る成果物等の内容を公表すること。
②成果物又は著作権に係る成果物等の内容を維持、運営、管理、広報等のため必要な
範囲内で複製し、又は改変すること。
③著作権に係る成果物等を写真、模型、絵画その他の媒体により表現すること。
④成果物又は著作権に係る成果物等を公表するときに著作者名の表示をしないこと。
イ)受託者は、あらかじめ委託者の承諾又は合意を得ることなく成果物又は著作権に係
る成果物等の内容を公表してはならない。
ウ)受託者は、委託者が著作権を行使する場合において、著作権法第19条第1項又は
第20条第1項に規定する権利を行使してはならない。
(3)第三者の著作権等の侵害の防止等
ア)受託者は、受託者が委託者に引き渡した成果物の全てについて第三者の有する著作権等
を侵害するものでないことを保証するものとする。第三者の有する著作権等を侵害した場
合は、受託者は、その損害を賠償し、必要な措置を講じなければならない。
イ)受託者は、第三者の有する特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の知的財産権を使用
するときは、その使用に関する一切の責任を負わなければならない。
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その他
(1)業務の履行上知り得た秘密を第三者に漏らしてはならず、かつ、他の目的に使用してはな
らない。契約終了後も同様とする。
(2)業務の履行による個人情報の取扱いに当たっては、市川市個人情報保護条例を遵守し、個
人の権利利益を侵害することのないよう努めなければならない。
(3)業務の履行にあたっては、著作権法その他関係法令を遵守しなければならない。
(4)この仕様書に定めのない事項及び疑義の生じた事項については、委託者と受託者がその都
度協議の上、決定するものとする。