みやざき次世代農業トップランナー養成事業委託業務仕様書 1 委託業務の範囲 (1) みやざき次世代農業トップランナー養成塾(以下「養成塾」という。)の開催 ① 目的 本県農業を担うトップランナーを育成する。 ② 対象者 経営権を持つ意欲ある若手農業者、経営改革に意欲ある若手農業者等20名 程度 ③ 実施時期 平成28年8月から平成29年2月まで ④ 実施場所 県立農業大学校農業総合研修センターほか ※ 主に県立農業大学校農業総合研修センターを会場とするが、受講者の利 便性等を考慮し、その他アイデアがあれば提案すること。 ⑤ 実施回数等 8回以上 ⑥ 実施内容 ア 講座の開催 次に掲げる内容を含む講座を開催すること。 ・経営戦略実践論(マーケティング戦略、IT活用を含む。) ・農業経営者のリーダーシップ論(全国の先進的実践事例を含む。) ・人材育成と組織づくり論 ・農業のグローバル化対応論 ・新たな事業展開(6次化、加工等の起業) ・塾生の実践的な事業計画の作成・発表 ※1 受講者は、原則として、全講座を受講するものとする。 ※2 講座開始初期から事業計画の作成を意識し、講座を通じて計画を磨き 上げ、最終的に発表を行う。 ※3 講義だけでなく、ケーススタディを含むこと。 ※4 講師には、県内の農業経営者を1名以上含むこと。 ※5 日本政策金融公庫等と連携して開催する、農業経営に係る講座1回を 含むこと。 ※6 多様な人が受講できるよう、受講者の利便性を考慮した開催時間、ス ケジュール等を提案すること。 ※7 養成塾の開講に当たっては、30分程度の開講式を行うこととする。 内容は別途協議する。 イ テキスト等資料の作成 講座開催に必要なテキスト等を準備すること。 ウ ティーチングアシスタントによる講義のサポート グループワークでの助言など、講義や学習活動の補助、運営支援を行うテ ィーチングアシスタントによる塾生のサポートを行うこと。 ⑦ その他 ア 全講座を受講した者に対しては、知事名の修了証書を授与する。 イ 講座について、県立農業大学校生等も聴講できる公開講座としていただく よう、県から依頼することがある。公開講座とすることを承諾いただいた場 合、場所の手配等については、別途協議する。 1 ウ 本県農業を担うトップランナーを育成することが目的であるため、主体 的な受講者を選定できるよう、受講者募集や選定の方法を提案すること。 エ 修了者に対しての、受講後の日本政策金融公庫等との連携や税理士・中小 企業診断士等の派遣など、経営改善計画の具現化に向けたフォローアップの 方法を提案すること。 オ 修了者のネットワーク構築について提案すること。 (2) 技術者(指導者)研修の開催(以下「技術者研修」という。) ① 目的 本県農業を担うトップランナーを支える技術者・指導者を育成する。 ② 対象者 県普及指導員、市町村職員、JA職員等 30人程度/回 ③ 実施時期 平成28年8月から平成29年2月まで ④ 実施場所 県立農業大学校農業総合研修センター ⑤ 実施回数等 4回以上(1回当たり2時間以上) ※ 2回以上を1セットとし、受講者1人が2回以上受講することとする。 従って、30人程度の受講生を2グループ募集することとなる。 ⑥ 実施内容 ア 講座の開催 次に掲げる内容を含む講座を開催すること。 ・最新技術の理解及び習得(全国の先進事例を含む) ・指導・研修能力の向上 ・地域マネジメント能力 ※ 講義だけでなく、ケーススタディを含むこと。 イ テキスト等資料の作成 講座開催に必要なテキスト等を準備すること。 (3) 共通要件 ① 委託業務は、カリキュラムの作成、講師の選定、参加者の募集、会場の予約、 事後アンケート等、養成塾及び技術者研修の実施に係るすべての業務とする。 ② 事後アンケートは、事業終了後に参加者に対して満足度や改善点等について 実施し、集計の上、報告すること。 ③ 参加者からの費用は一切徴収しないものとする。 ④ 参加者への交通費や受講手当等は一切支給しないものとする。 2 委託事業に係る経費について 次の各号にかかる経費は、支出対象外経費とする。ただし、事前に県に協議の上 了解を得たものについては、その限りではない。 (1) 5万円以上の機械・器具等の備品購入費 (2) 会議等での食糧費(茶菓代を除く) (3) 団体等へ加入するための負担金 (4) 受験料や免許登録のための役務費 (5) 租税公課(消費税及び地方消費税は除く) 2 3 その他 委託業務の実施に当たっては、業務従事者はもとより、県民やサービス利用者等 の第三者から事業執行や予算の執行又は業務従事者の勤務態度に関して、批判を受 けることのないよう十分配慮するとともに、万一批判やトラブルが発生したときは、 速やかに問題の解決に当たること。 なお、県は当該事件の解決のため、一切の責任を負わないものであること。 3
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