平成 28 年度 米政第1号 米原市庁舎等整備基本計画策定業務仕様書 1 業務名称 平成 28 年度 米政第1号 米原市庁舎等整備基本計画策定業務 2 業務目的 本業務は、新庁舎建設事業に係る市庁舎および周辺施設を含めた整備において、 効果的、効率的に事業を推進するために、米原市庁舎等整備基本構想(以下「基 本構想」という。 )を具現化する米原市庁舎等整備基本計画(以下「基本計画」と いう。 )を策定することを目的とする。 3 業務期間 4 業務実施 契約締結日の7日以内から平成 29 年6月 30 日まで (1) 本業務は、本仕様書に基づき実施すること。 (2) 受託者は、業務の実施に当たっては、関係法令および条例を遵守すること。 (3) 受託者は、業務の実施に当たっては、次の技術者を配置すること。 ① 監理技術者 技術士(都市計画および地方計画部門) ② 照査技術者 技術士、技術管理者、RCCMのうち1人(都市計画および地方計画部門) ③ 建築士法(昭和25年法律第202号)による一級建築士の免許を受けている者で、その登録 部門に関わる業務に関し、一級建築士の免許を受けた後5年以上の実務経験を有する者。 ただし、管理技術者は兼務することができる。 (4) 受託者は、業務の実施に当たっては、発注者と協議を行い、その意図や目的を十分に理 解した上で、適切な人員配置を行い進めること。 (5) 受託者は、業務の進捗に関して、発注者に対して定期的に報告を行うこと。 (6) 本業務の一部を再委託する場合は、書面により発注者の承認を得ること。 (7) 本業務に関する発注者との打合せは、随時、米原市庁舎内で行うこと。 (8) 本業務の実施に関し疑義が生じた場合には、速やかに発注者と協議を行い、指示を仰ぐ こと。 5 業務内容 (1) 基本計画の策定 基本計画の策定に当たっては、基本構想を踏まえ本業務を行うものとし、策定内容につい ては、以下のとおりとする。 なお、基本計画(素案)は、平成 29 年3月末までに作成するものとする。 ① 新庁舎の必要機能の具体的方策の整理、検討 基本構想で示された基本理念および基本機能を踏まえ、新庁舎に必要となる機能および 付加機能(にぎわい空間等)について、具体的な機能、実現方策や整備イメージ等の整理、 検討を行う。 ② 新庁舎の基本指標、必要規模に係る整理、検討 人口動向、職員数および上記①を踏まえ、新庁舎の基本指標および必要規模の整理、検 1 討を行う。 ③ 新庁舎の付加機能または付帯施設に係る民間活力導入の可能性調査 新庁舎の付加機能または付帯施設について、民間活力導入の可能性も踏まえた複数の事 業スキームを抽出し、その特性を整理する。 また、事業スキームに応じ、民間事業者の参画意欲に関する市場調査(ヒアリング)を 実施し、事業を実施する際の可能性と課題を整理する。 併せて、VFMの検証、リスク分担を整理し、最適な事業手法を検討するとともに、事 業を実施する場合の事業化スケジュールの検討、今後の課題等の整理を行う。 ④ 新庁舎整備の施設計画に係る整理、検討 新庁舎整備に係る敷地条件の整理、土地利用・配置計画、平面・階層計画、構造・設備 計画、デザイン計画、外構計画について検討を行う。街なみへの影響については、モンタ ージュの作成により検討を行う。また、効率的な運用管理計画の在り方について検討を行 うとともに、施設計画案は複数作成し、そのメリット、デメリットを整理する。 ⑤ 新庁舎整備の事業計画、発注手法に係る整理、検討 事業手法の整理、検討を行い、施設計画を踏まえた概算事業費および財源計画、事業ス ケジュール等の事業計画を検討し、併せて、事業計画を踏まえた発注手法の整理、検討を 行う。 なお、概算事業費は、施設整備、維持管理および運営に要する費用を、類似施設の事例 などを参考に算出する。費用算出に当たっては、建設後、15 年から 20 年程度までのLC C(ライフサイクルコスト)を算出する。 ⑥ 山東庁舎の利活用および市民自治センターの再配置、整備等に係る整理、検討 山東庁舎の利活用および市民自治センターの再配置、整備に係る整理、検討を行い、施 設計画、概算事業費、事業スケジュール等の事業計画を検討する。 なお、新たな公共交通ネットワークの構築を進めていることから、再配置の検討につい ては、その内容を反映し、検討を行うものとする。 (2) 市民意見等の集約に係る支援 ① 市民ワークショップ、職員ワーキングに係る支援 新庁舎の必要機能や施設計画の検討のための職員ワーキングの支援(資料作成、取りま とめ 出席6回程度)を行う。 市民ワークショップ(市民ワークショップの取りまとめ 出席2回)については、その 結果を業務に反映するものとする。 ② パブリックコメント等の支援 市民との情報共有を図るため、市民説明会、パブリックコメントの実施、市の広報誌や 市公式ウェブサイトでの広報を行うことから、これらの資料作成や市民からの意見の整理、 分析、修正案の反映等の支援を行うものとする。 6 業務上の注意事項 (1) 資料の貸与および返却 市は、業務に必要な資料、データ(個人情報に属するものを除く。 )を受託者に提供するも 2 のとする。ただし、受託者は、これらの資料について業務終了後速やかに返却しなければな らない。 (2) 守秘義務 ① 受託者は、本契約の履行により知り得た業務の内容を一切他に漏らしてはならない。本 契約の履行後または解除後も同様とする。 ② 受託者は、データの取扱いに当たっては、データの保護管理体制について必要な規定を 設け、適正な管理を行い、情報の滅失、棄損等の事故を防止しなければならない。 (3) 権利 本業務の遂行によって生じる権利は、委託者に帰属するものとする。 7 成果品 (1) 成果品は、基本計画(案)報告書、基本計画概要版(案)とし、製本および電子納品に よる。 (2) 製本による報告書は、原則としてA4縦型、左綴じ製本としカラー刷りとする。 ① 基本計画(案)報告書 10 部 ② 基本計画概要版(案) 10 部 発注者および受託者双方協議により作成する。 (3) 電子納品媒体は、DVD-Rに委託名称を印刷して2部提出すること。 8 支払年度区分 委託料の支払区分は、次の区分により支払うものとする。 平成 28 年度 60%以内 平成 29 年度 40%以内 3
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