期待する「わたしの読み」の重点目標の設定 伊丹市立花里小学校 ◆ 叙述に即して、根拠や理由を明確にしながら、自分の考えを構想する力 ◆ 効果的な表現方法を獲得し、それを生かして自分の考えを表現する力 「ことばの力」育成に向けた 言語活動の質を高めるために ○「わたしの読み」を持たせるため、 子どもの実態と教材の特徴、それを 基にした指 導を一 貫さ せる単元 構 想の重要性 の理解 が十 分ではな か った。 ○目的を明確にした単元の構想、段階 的な指導の意識化が必要である。 ○「深める場」での発問や板書の仕方、 子どもの発 言に対 する 評価の言 葉 掛け等、各教員による工夫が必要で ある。 ○自分の思いや考えを表現しにくい 児童への働 き掛け の工 夫が必要 で ある。 ①6学年を通して系統的に指導できるよ うに学年に応じた指導内容を明確にす ること。 ②年間を見通したカリキュラムを作成し、 習得する内容と活用の内容を明確にす ること。 ③自分が出せ、友達の変化に気付く場づく り、教育意図・効果を示した活動の設定。 ④教師の力量をさらにアップさせること。 (児童個々の実態の見極め、考えさせる 授業の中での仕掛け、自信や誇りを持 たせる教師の姿勢や見通し・段取りな ど) ●期待する「わたしの読み」の姿 低 学 年 第 ・学習に興味がもてる 1 次 中 学 年 ・学習の課題が分かる 高 学 年 ・自分なりの課題・学習の見通 しがもてる ・理由をつけて、好きなと ・課題に沿って共通点・相 ・自分なりの課題をもち、表 第 ころやこだわりがもてる 現方法やその効果を捉えな 違点が見つけられる ・部分と部分のつながりの読み 2 ・部分の読み がら、読むことができる ・大まかなまとまりの読み 次 ・全体を見通した読み ・関連付けた読み 第 ・理由を付けて自分の好き ・課題をもとに共通点や相 ・課題を自分で解釈、評価、 3 なところや思いが表現(書 批評ができる 違点をまとめることができる 次 く・話す・音読・動作化) ・効果を考えて表現できる できる 伊丹市立花里小学校 http://www.s-hana.itami.ed.jp
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