平成 23(2011)年3月 10 日 【自治労明石市水道労働組合への回答

平 成 23(2011)年 3 月 10 日
【自治労明石市水道労働組合への回答】
2011春闘要求について(回答)
みだしのことについて、次のとおり回答いたします。
1
生活向上のために賃金水準の維持・改善に努めること。
給 与 水 準 の 設 定 に あ た っ て は 、人 事 院 勧 告 の 趣 旨 を 尊 重 し 、国 家 公 務 員
の 給 与 等 と の 均 衡 を 考 慮 す る と と も に 、国 に お い て 示 さ れ た 考 え 方 で あ る
地域の民間給与水準の反映に努めていく必要があると考えている。
ま た 、臨 時 職 員 等 の 賃 金 に つ い て は 、一 般 職 員 の 給 与 改 定 等 を 基 準 に し
て改定しているところである。
そ の 他 勤 務 条 件 に つ い て も 、地 方 公 務 員 法 及 び 労 働 諸 法 令 に 基 づ き 、適
切に対応しているところである。
2
臨時・非常勤等職員の処遇改善に努めること。
臨 時 職 員 等 の 勤 務 条 件 は 、採 用 事 由 、期 間 、形 態 、及 び 業 務 内 容 等 か ら
定 め て い る と こ ろ で あ り 、賃 金 等 に つ い て 、正 規 職 員 や 近 隣 他 都 市 と の 均
衡も考慮しながら改善してきているところである。
な お 、今 年 度 か ら 、現 行 制 度 の 雇 用 期 間 等 の 課 題 を 踏 ま え た う え で 、順
次 、法 令 等 に 基 づ く 任 期 付 短 時 間 勤 務 職 員 へ の 切 り 替 え を 進 め て お り 、よ
り安定した雇用の確保や勤務条件面の改善を図っ ているところである。
ま た 、現 行 の 臨 時 的 任 用 制 度 に つ い て も 、関 係 法 令 に 基 づ く 、よ り 適 正
な制度運用に努めていく考えである。
3
公 共 サ ー ビ ス 基 本 条 例・公 契 約 条 例・入 札 制 度 改 革 な ど 公 共 サ ー ビ ス 基
本法にのっとった施策を推進すること。
公 共 サ ー ビ ス 基 本 法 の 趣 旨 を 踏 ま え 、事 業 委 託 等 に お け る 委 託 契 約 等 の
締 結 に あ た っ て は 、労 働 諸 法 令 の 遵 守 を 盛 り 込 み 、従 業 員 の 労 働 条 件 が 公
正な労働基準を下回ることがないよう指導に努めているところである。
ま た 、入 札 制 度 に お い て は 、価 格 以 外 の 要 素 を 加 味 し た 総 合 評 価 落 札 方
式 を 試 行 実 施 す る な ど 、今 後 と も 、対 象 案 件 や 評 価 項 目 等 に つ い て 、調 査・
研究していく考えである。
4
男 女 平 等 社 会 実 現 を 踏 ま え た ワ ー ク・ラ イ フ・バ ラ ン ス の 具 体 化 を は か
ること。
職 員 の 仕 事 と 家 庭 の 両 立 支 援 に つ い て は 、次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 に
基 づ く 特 定 事 業 主 行 動 計 画 の 周 知 徹 底 を 図 る と と も に 、積 極 的 な 推 進 を 図
っ て き た と こ ろ で あ り 、今 後 も 必 要 な 見 直 し を 適 宜 行 っ て い く 考 え で あ る 。
ま た 、3 6 協 定 の 趣 旨 を 踏 ま え た 時 間 外 勤 務 等 の 縮 減 、介 護 休 暇 及 び 育
児短時間勤務制度並びに時間単位の年次休暇制度の導入を図るとともに、
今 年 度 に お い て は 、育 児 休 業 の 取 得 制 限 の 廃 止 等 や 看 護 休 暇 の 改 善 等 を 行
うなど、休暇・休業制度の充実にも努めてきたところであり、引き続き、
仕事と家庭の両立支援に向けて取り組んでいく考えである。