長久手市小規模保育事業者募集要項 1 趣旨 本市では、待機児童の

長久 手市 小規模保 育事業者募集要項
1
趣旨
本 市では、 待 機児童 の解消を図り、安心して子育てができる環境を整備す
る ため 、
「長久 手市 家庭的保 育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条
例」
( 平 成2 6年長 久 手市条例第26号)に規定す る小規模保育事業を行う事
業 者を 募集 しま す 。
2
3
募集内容
(1) 募 集施設 及 び施 設数
小規 模保 育事 業 (A型)1か所
(2)
対 象児童 及 び定 員
対象 児童 長 久 手市から保育の必要性の認定を受けた3歳未満児
(生 後6か 月 経過した 翌月 から 3歳 に達 した 日以 降最初の 3
月3 1日ま で )
定
員 13 名~ 19 名
(た だし、 市 の利用調 整に よる ため 、入所定員 数ま での 児童
の利 用を保 証 するもの ではない。)
(3)
開 所時期
平成 29 年4 月 1日
(4)
実 施場 所
長久 手市 内( 選 定基準により地域性を考慮する。)
応募資格
(1) 事 業者の 要 件
以 下の 要件 を全 て 満たしていること。
① 応募時 点で 、 法人格を有し てい るこ と。
② 応募 時点で 、 愛知県・岐阜県・三重 県内 で認可保育所・認定こども
園 ・地域型 保 育事業 ・県に 届け 出て いる認可外 保育 施設 を1 年以 上適
切 に運営し て いるこ と。
(2)
適 正な 運 営
事 業者 が現に 運 営している保育施設等について 、過去 2年に実施 された
所 管 庁等に よる 直 近の監査・実地指導 等にお いて重大な 文書 指摘 を 受けて
い な いこと 。ただ し 、文書 指摘を 受けていた 場合 であ って も 、適正な 改善
報 告 がなさ れて い る場合は、指摘を受 けてい ない場合と 同様 の扱 いと する 。
-1-
(3) 経 済的 基 礎
以 下 の要件 を全 て 満たしている こと 。
① 自己 資 金と し て年間事業費6分の1以上の資金を普通預金・当座預
金 等に より有 し ていること。
② 直近 の 会計 年 度において、小規模保育事業以外の事業を含む当該主
体 の全 体の財 務 内容について、3年以上連続して損失を計上していな
い こと 。
③ 小規 模 保育 事 業を行う物件については、所有権を有していること又
は 賃借 物件の 場 合においては賃借期間が10年以上又はそれと同等と
認 めら れるこ と 。
(4) 欠 格事 項
以下 のいず れ かに該 当 する場合は失格とする。
① 長久 手 市暴 力 団排除条例(平成25年長久手市条例第27号)に規
定 する 暴力団 等 と関係を有しているとき。
② 会 社 更 生 法 に よ る 更 生 及 び 民 事 再 生 法 に よ る 再 生 手 続 中 で あ る と き。
③ 児童 福 祉法 第 34条の15第3項第4号に該当するとき。
④ 地方 自 治法 施 行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規
定 に該 当して い るとき 。
( 地方公共 団体の 一般競争入 札の 参加 資格 に抵
触 する もの)
⑤ 事業 者 及び そ の代表者が法人税 、消費税、地方消費 税、都道 府県税、
市 町村 税等を 滞 納しているとき。
5
応募条件
(1) 法 令等 の 遵 守
小 規模 保育 事業 の 設置・運営にあたり、以下の法令及び条例、関係規程
の 基準 を満 た すこと 。
* 児童 福祉 法及 び 関連法令
* 子ど も・ 子育 て 支援法及び関連法令
* 建築 基準 法及 び 関連法令
* 長久 手市 家庭 的 保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例
* 長久 手市 小規 模 保育事業の認可に係る審査基準
こ れ以 外に も、 事 業の実施に必要な法令等を遵守すること。
(2) 実 施場 所
① 原則、保育 室が 1階に 設置されてい ること 。やむを得ず2階 以上に 設
け る場 合は 、長久 手市 家庭的 保育事業等の設備及び運 営に 関する基準を
定 める 条例第 2 8条及び長久手市小規模保育事業の認可に係る審査基
準 第1 4条の 規 定を満たした建物であること。
-2-
②
事業者 が所 有 する又は地域 の水 準に 照ら して適正な額以下で賃借す
る 建物 である こ と。
③ 検査済 証の 写 しを提出でき るこ と 。建物を 改築・改修をし ている 場合
は 、改築・改修 後の検 査 済証の 写し を提 出す るこ と 。検査済 証を紛失し
て いる 場合は 、 台帳記載事項証明書を提出すること。
④ 昭和5 6年 新 耐震基準に基 づき 設計 され た建物であるなど 、応募時点
で 耐震 に関し て 安全性が確認されていること 。(昭和56年5月 31日
以 前に 建築確 認 済証が交付され着工した建物の場合 、耐震診 断報告書又
は 耐震 補強工 事 実施済みを証する書類が必要 。)
(3) 保 育設備 の 基準
以 下 の基準 を満 た していること 。
乳児室又はほふく室
乳幼児一人あたり3.3平方メートル以上とすること。
保育室又は遊戯室
幼児一人あたり1.98平方メートル以上とすること。
屋外遊戯場
幼児一人につき3.3平方メートル以上とすること。
当該施設の付近にある公園、空き地、寺社境内等で代替可。
調理設備
保育室等と区画され、衛生的な調理設備を有すること。
便所、手洗い設備
保育室等及び調理設備と区画され、子どもが安全に使用でき る
便所を所有すること。保育室等には手洗い設備を設けること。
(4) 必 要備 品 等
電 話・ ファ ック ス 、パソコン、プリンター、エアコン、棚、冷蔵庫、調
理 設備 との 柵 等、保 育 に必要な備品及び用具 を備えていること。
(5) 施 設長
① 施設 長 が決 定 もしくは内定していること。
② 保育 所 等に お いて2年以上勤務した経験を有する、もしくはこれと
同 等以 上の能 力 を有すると認められること。
(6)
配 慮事 項
保 護者 の自動 車による送迎を考慮することが望ましい。
6
運営
(1) 開 所時 間
原 則と して 11 時 間以上の開園とし、地域における乳幼児の保護者の労
働 時 間その他家 庭 の状況等を考慮して事 業者 が定めること。
(2) 開 所日
月 曜日 から 土曜 日 (国民の祝日及び休日、12月29日から1月3日を
-3-
除 く 。)
(3) 年 齢別 定 員
年 齢別 の定 員を 設 けること 。ただし 、定員構 成は 0 歳児≦ 1 歳児≦ 2 歳児
と す ること。
(4) 職 員配置 等
① 保育 従 事職 員 は、0 歳児3人に1人 、1 歳児4人 に1人、2 歳児6人
に 1人に、 1 人を加 えた人 数以 上を 配置するこ と。
② 常勤 の 保育 士 に代えて短時間勤務保育士を充てる場合は、短時間勤
務 保育士の 勤 務時間 数が常 勤の 保育 士を充てる 場合 の勤 務時 間数 を上
回 ること。
③ 嘱託 医 、調理 員を 配置す ること。( 嘱託医 の設置は、長久手 市と医師
会 及び歯科 医 師会と の協議 を経 て決 定し 、年間委託料は認 可保育園と同
額 となりま す。)
(5)
保 育の 実 施
保育 の実 施に あ たっては、保育所保育指針に準じ、保育の計画を立て
て 保育を行 う こと。
(6) 給 食の提 供
① 利用す る乳 幼 児に食事の提 供を 行う こと 。
② 給食は 自園 調 理を行うこと 。ただし 、自園調 理が困難で 条例の規定に
合 致する場 合 は、連 携施設 等か ら搬 入すること がで きる 。
③ 食材の 搬入・調理・保管等に あたっては、食中毒防止に十分 配 慮す る
こ と。
(7) 衛 生管 理 及び 健康 管理
① 入所 児 童に 対 し、年2回以上の内科検診・耳鼻科検診・歯科検診を
行 うこと。
② 調理 員 及び 食 事の提供、配膳に携わる保育士は、月1回検便を実施
す ること。
(8) 災 害安 全 対策
① 施設 に は消 火 用具、非常口その他非常災害時に必要な設備を設ける
と ともに、 非 常災害 時の対 応に つい ての計画を 定め るこ と。
② 避難 及 び消 火 に対する訓練を毎月1回以上行うこと。
③ 保育 中 にお け る利用乳幼児の事故に備えて、賠償責任保険に加入す
る こと。
-4-
(9) 連 携施 設
開 園ま でに 、近 隣 の認可保育園・幼稚園・認定こども園と連携内容につ
い て の協定書を 締 結すること。
(10) そ の 他
保 育料 の他 に実 費 徴収を行う予定がある場合は、内容及び金額の詳細を
示 すこ と。
7
給 付 費 及び補 助 金( 案)
(1) 地 域型保 育 給 付
運営 費に つい て は、子ども・子育て支援新制度の小規模保育事業の公
定 価 格に基 づい た 給付費が支給 され る。 地域 型保育給付費は、国が定め
る 公 定価格 から 、 保護者から事 業者 が徴 収す る長久手市が定めた利用者
負 担 額を控 除し た 額を、事業者 から の請 求に 基づき長久手市が毎月支払
う。
(2)
開 設準備 経 費
小 規模 保育事 業 所の開設準備にかかる経費については、予算の 範囲内に
お い て補助 金を 交 付する。ただし、賃貸物 件の内部改修を行い小規模保育
事 業 を開設 する 場 合に限ったも ので あり 、新築又 は自己所有 の建物の増改
築 等 により 開設 す る場合は補助 対象 外と する 。
なお 、開 設準 備 費は、補助基準内において実績の4分の1は自己負担
と な る。補 助対 象 外の経費や、 補助 対象 項目 のうち補助基準額以上のも
の に ついて も、 自 己負担とする 。
改修費・賃借料*
補助基準額(上限額)
2,200 万 円
補助率
3/4
* 補助対象経費の範囲
改修費:小規模保育事業を実施する場合に必要な改修に係る費用
(建物の躯体工事費等を除く内装工事費及び設計料の合算)
賃 借 料:既 存 建 物 を 借 り 上 げ て 小 規 模 保 育 事 業 を 実 施 す る 場 合 に 、貸 主 に 対 し
て 支 払 う 礼 金( 上 限 2 か 月 )及 び 建 物 賃 借 料( 工 事 着 工 か ら 開 園 ま で 。
た だ し 、 最 大 6 か 月 間 分 と す る 。 敷 金 は 除 く 。)
(3) 補 助金 の 留意 点
ア 開設 準 備に か かる補助を受けた小規模保育事業を廃止した場合、運
営 した 期間に 応 じて補助金の返還を求める場合がある。
-5-
イ
国の 補 助制 度 の活用を前提としており、その状況によっては金額が
変 更と なる場 合 があるため、この金額の補助金を確約するものではな
い。
ウ 施工 業 者と の 契約は、補助金の交付決定後に行うこと。
8
選 定 ス ケジュ ー ル( 予定)
項
目
時
募集要項の公表
質問票の受付、参加表明書の受付開始
期
平 成 28 年 6 月 24 日 ( 金 )
募集要項に関する質問票の受付期限
平 成 28 年 7 月 15 日 ( 金 )
質問に対する回答の公表(市ホームページ)
平 成 28 年 7 月 22 日 ( 金 )
参加表明書の提出期限
平 成 28 年 7 月 26 日 ( 火 )
応募申請書類の提出期限
平 成 28 年 8 月 1 日 ( 月 )
一次審査(書類審査)
平 成 28 年 8 月 10 日 ( 水 )( 予 定 )
二次審査(プレゼンテーション)
平 成 28 年 8 月 19 日 ( 金 )( 予 定 )
最終審査結果の通知
平 成 28 年 8 月 末 日 ( 予 定 )
9
選定方法
(1) 決 定方 法
市 が設 置する「長久 手市小 規模保育事 業者 選考 委員 会 」におけ る審査の結
果 に 基づ き、市 長 が決定します。
一 次 審 査:事 務局に よ る提出書類の内容審査
二 次 審 査:選 考委員 会 による応募書類及びプレゼンテー ショ ン審 査
(2)
選 定基準
長 久手 市小規 模 保育事業者選考要項に基づき、長久手市小規模保育事
業 者選 定委員 会 が以下の項目を総合的に評価します。
①
事 業の遂 行 能力
(1)事業 者の概 要
(2)施設 長の知 識 ・経験 ・能 力
(3)本市 又は他 市 におけ る保 育所 等の 運営実績
(4)児童 福祉事 業 への熱 意
② 経営の 安 定性
(1)事業 者の現 在 の経営 状態
(2)年間 収支計 算 書の妥 当性
(3)事業 の継続 性
③ 計画の 妥 当性
-6-
(1)職員 の人材 確 保のた めの 方策
(2)事業 開始ま で のスケ ジュ ール の妥 当性
④ 事業 の運営 方 針
(1)保育 の基本 理 念につ いて
(2)保育 内容に つ いて
(3)給食 の提供 ・ 衛生管 理に つい て
(4)職員 に対す る 研修及 び人 材育 成に 対する考え 方
(5)非常 災害時 の 対応及 び事 故防 止等 の安全対策
(6)意見 ・要望 等 の解決 の仕 組の 提案
(7)地域 住民と の 良好な 関係 を構 築す るための考 え方
⑤ 施設
(1)保育 等の施 設
(2)事業 実施地 域 の選定
(3)周辺 環境・ 交 通
(4)施設 の特色
(3)
プレゼ ン テ ー ショ ン 審査 の 実 施
事務 局によ る 一次審 査に より 、応 募条 件等 を満 たし てい る事業者 に
対 し、二次 審査 として プ レゼンテ ーシ ョン を実 施し ます 。(応募申 請書
類 を提出し た 全ての 事業者 に対 し、 別途通知を しま す 。)
二次 審査は 、 プレゼ ンテ ーシ ョン(15分以 内) と委 員会 によ る質
疑 (5分) に より行 います 。な お、 プレゼンテ ーシ ョン は応 募申 請書
類 の中の「 様 式9: 小規模 保育 事業 運営に関す る提 案」 を用 いて 行う
こ と。当日 、 追加資 料の配 付、 マイ ク・パソコ ン・ プロ ジェ クタ 等の
機 器を用い る ことは できま せん 。
1 0 応 募 申請書 類 の提 出
(1) 受 付期 間
平成 28 年6 月 24日(金)午前8時30分から
平成28年 8月1日( 月)午後5時まで
開 庁時間:土曜・日曜・祝日を除 く平日 の午前8時30 分か ら午 後5時
* 受付 期間以 外 においては、書類を一切受け付けしません。
(2) 提 出期 限
① 質問 票
平成 28 年 7 月 15 日(金 )
*提出方法:メール
②
参加 表 明 書
平成 28 年 7 月 26 日(火 )
*提出方法:メール・郵送・持参のいずれか
③
応募 申 請 書 類
平成 28 年 8 月 1 日(月)
-7-
*提出方法:事前に電話連絡の上、持参
* メー ル・郵 送 で提出する場合は、到着を電話で確認してください。
(3)
受付 場所 及 び問 合せ先
長久 手 市役 所 本庁 舎1階 ⑨番 窓口
電話 : 05 6 1-5 6-0 61 5
子育て支 援課 保育 係
(4)
提 出書 類
別添 「 提出 書 類一覧 」によ り提 出す るこ と。本市 が必 要と 認め る場
合 は、 追加資 料 の提出を求めることがあります。
(5) 書 類作 成 方 法
① 指 定 様式 以 外は任意様式とし、A4縦の左綴じとすること。ただ
し、 図 面等 は A3横 とし、 折り 込ん でA4縦サ イズ とす るこ と。
② 本 文 のフ ォ ントサイズは 11 ポイン ト以上とす ること 。
(図 表除 く)
③ 様 式 ごと に 両面印刷すること。
④ 提 出 書類 一 覧の区分ごとに分類し、番号ごとにインデックスを付
ける こ と。
⑤ 書 類 は穴 を あけない方法で綴じること。
(6) 提出部 数
提出 書類 は、 正 本(1部 )、副本( 8部) の合計9部作成すること。
( 副本 は正 本の 写 しも可)
(7) 提出書 類 の 取 り扱 い
① 提 出 期限 後 は、本市から指示があった場合を除き、提出された書
類の 差 替え 又 は再提 出は認 めま せん 。
② 提 出 書類 の 内容に事実と反する記載があった場合は、失格もしく
は決 定 を取 り 消すこ とがあ りま す。
③ 提 出 書類 は 、長久手市情報公開条例に基づく情報公開の対象とな
りま す 。
④ 提 出 書類 は 、本公募における応募者の選考以外の目的では使用し
ませ ん 。
⑤ 提 出 書類 は 返却しません。
11
そ の 他注意 点
① 本 募 集に よ る設置運営事業者の決定が、小規模保育事業の認可を
確約 す るも の ではあ りませ ん。 別途 、小規模保 育事 業の 認可 ・確 認
手続 が 必要 に なりま す。
-8-
②
本 募 集に 関 し、必要となる費用は申請者の負担とします。選定の
結果 、 事業 を 実施で きない 場合 にお いても、す でに 発生 した 費用 に
つい て 、市 は 一切責 任を負 いま せん 。
③ 書 類 の提 出 後に辞退する場合は、必ず書面(任意様式)により申
し出 る こと 。
④ 応 募 が1 事 業者のみで 、その評価 が市の 基準に達しない場 合には 、
選定 事 業者 は 「該当 なし」 とな りま す。
12
書 類 提出先 及 び問 合先
長 久手 市 福祉 部 子育て支援課 保育 係
( 長 久手市 役所 本 庁舎1階 ⑨番窓口)
〒 48 0- 11 9 6
長 久手 市岩 作城 の 内60番地1
電 話番 号 05 6 1-56-0615
メ ール アド レス [email protected]
-9-