2.ボランティア連絡会 ヒアリング (1)活動上の課題 ①人材不足、ボランティアの高齢化の問題 ○ボランティアをやる年代で、高齢者はいるが、後を継ぐ人がいない。 ○人員の確保ができていない。 ○メンバーに高齢者が多い。若いときみたいな活動は出来ない。 ○会員の高齢化。 ○人数が少ないので増やしたい。 ○メンバーの高齢化。社協を通して募集をしているが、なかなか人材が集まらない。ガイ ドヘルプ講習を昨年前担当から、企画しようと依頼が来たが、そのままになってしまっ た。 ○メンバーの高齢化で人員不足。 見学は来るが定着はしない。録音機械の個人負担もあり、 それも一つの要因となっている。 ○メンバーの高齢化。指導者が「障害者の為に」と思ってくれる人が少ない。 ○メンバーの高齢化(パソコンを使った作業などの頻度が多い)。 ○講習会を開催しても、講習会には出席するが、せっかく覚えてもらっても長続き、定着 しない。 ○街頭募金なら1人や 2 人でも協力できるが、祭り、イベントなどまとまった人数のボラ ンティアがほしい時には協力が出来ない。 ○メンバーが高齢化している。 ○メンバーが足りない。 ○若い人の加入がなく、退職者が多い。 ○若い人に魅力のある活動を模索しているがうまくいかない。 ○新しい人材(特に若い人)が入ってこない、メンバーが高齢化している。 ○自然消滅・解散する団体もある。 ○新しい人が入ると活性化する。 ○団体があることを知らないので広報が必要。 ②活動場所の問題 ○学習会でDVDを用いることが多いが、公民館など公共施設でその対応ができていない。 機器がないので持ち込みで行っている。 ○会議や定例会を行う時に予約が大変。 (大きな会場) ○ボランティア団体が優先でとれる施設が増えると嬉しい。 ○会場を一覧にした情報があると嬉しい。 ③活動費の問題 ○社協からの助成金が少なくなっていて、経済的ゆとりがないと活動が出来なくなってし まっている。 27 ○予算が少ない。お金があればできることも増えるし、考えも広がる。 ○活動費が負担(活動範囲が県内全域の為、地方では交通費がかなり負担)。有償と無償 の選別が今後の課題である。 ④その他 〇ボランティア連絡会は年1回開催しているが、開催しても、毎年同じことばかりで、や る意味がない。連絡会を意義あるものにしたい。 〇この2年防災訓練で帰宅困難者のための訓練を行ってきたが、実際昨年震災があり、我々 ボランティア団体へ連絡が入ってくるのかと思い待機していたが、全く連絡が入ってこ なかった。訓練をやったことが生かされていない。 ○ネットワークとして、サポートセンターとどう関わって行くかが課題。 ○講習会の年齢層の幅。40 代~70 代。グル―プとして対応できないこともある。 ○福祉の市やクリスマススポーツ大会など盛り上がっていたのに、その雰囲気がなくなっ てしまった。 ○普通の学校に通う事ができる児童がもっといる事を先生方にも認識して頂きたい。 ○自分たちのグループをどうしていくか。 (2)さいたま市社会福祉協議会に期待すること、意見 ①人材育成に関すること ○ボランティアにふれあう機会を若いうちに設けるような取り組みをしてほしい。 ○退職後の年代の方をボランティアに取り組むきっかけ作りをしてほしい。 ○わからないことに対しては、わかりやすく素人でもわかるように教えてほしい。 ○優しく接する心構えを持ち、説明してほしい。 ○連絡会を10区作る話しがあったが、実際はまだできていないところがある。市社協の 方で、どうしたいのかの方向性が示されていない。 ○障害者も一緒に高齢化している。若い人達に繋ぐ為には学校などにも情報を伝えた方が 良いのではないか。定期的に養成講座などを社協で開催して頂きたい。 ②補助金に関すること ○補助金が足りない。何をやるにも、(今の補助金では)少なすぎる。増やしてほしい。 ○補助金を出しても、ボランティア活動をする上での金額としては足りない。 ○点訳機器等が必要となる。パソコンの中古をもらうことはあるが、元々のメモリが足り ない。ハード・ソフトの値段が高い。助成ももう少し出ないか。 ③その他 ○市の方向性についても、(社協があるのに)サポートセンターを作ったりと、どうして いきたいのか方向性が分からない。 ○サポートセンターと社協との関係がよく分からない。サポートセンターに入っている方 28 が有利なのか?場所の使用のメリットがあるので、行っているグループはいくつかある が・・・。 ○他の財団の助成金を申請したが、高齢優先になって助成を得られなかった。また情報を いただければ申請してみたい。 ○講習会の際に、会場を確保してもらったのはありがたかった。今後もお願いしたい。 ○街頭募金などで、結果報告を教えてもらえるのは、活動の励みとなる。今年も頑張ろう、 私もやってみようと思う人が増えるので、細かな配慮がありがたい。 ○視覚障害者の人数の把握ができず、朗読テープなど配布したいが、限られた人にしか配 布できない。末端の人まで行き渡らない。個人情報もあり阻まれる。 ○当事者のネットワークを広げるための情報がない。支援課などから情報提供は可能か? ○ボランティア活動団体調査などの書類をだしても、全市的な広報のため、紙面に割く割 合が少ないのでPRが出来ない。 ○ボランティア向けの研修の案内が来るが、メンバーが高齢化していて自分で覚えて誰か に教えるのは難しい。例えば体操の講師など、指導ができる人を派遣してくれるとよい。 ○新しいメンバーが入ってくれるような魅力ある活動を作っていくために、どのような支 援をしてくれるのかわからない。 ○社協から活動の依頼はくるが、こんなことをやりますよと言われたことがない。 ○ふれあい会食を各自治会で開催できるよう、もっと強力に推し進めてもらえないか。 ○与野の人はおとなしく遠慮がちだと思う。もっと積極的に課題解決に向けて自分が中心 になって動く人が必要。市社協がそうした人を育てていくしかけが必要。 ○ボランティア入門講座を開催してほしい。 ○災害地へのボランティア活動企画(有には有るが自腹が多い。市、区で有る程度の費用 を持つべき)をもっと積極的に出すべき。 ○若い人を巻き込んだイベント、ボランティアの企画がない。 ○さいたま市報に連日1頁さいてボランティアの重要性等の記事の啓蒙が必要。 ○小・中・高校に行って直接ボランティアのPRをしてほしい。 ○ボランティア活動の絶大なPR・啓発活動、募集活動をあらゆるメディアを利用して、 繰り返し継続的に行ってほしい。 ○社協から依頼を受ける際、情報公開の問題はあると思うが、人数は教えてもらえるが、 年代や性別などの情報は教えてもらえない。 ○人材不足は勿論の事、最近では参加者も贅沢となり農園事業に関わる事を嫌がる方も多 く、多くの課題を抱えている。 ○まだ活動を始めて何年も経っていないので、実際はどういった人達がセミナーを必要と しているか把握していないのが現状である。 ○自分達で、外に向けていくら情報発信しても活動を知らない人が多いので、広報を手伝 ってほしい。 29 ○桜区で開催された「介護ボランティア制度」のボランティア説明があまりもお粗末だっ た。「ボランティアをさせていただく」といった基本的なボランティアに関することの 説明が全くない。 ○ボランティアをやる側も、受け入れる側もボランティアを正しく理解していない人があ まりにも多くなってきたので、社協がボランティアに関するきちんとした考え方を発信、 周知してほしい。 (3)ボランティア連絡会を開催する上で、社協に協力してほしいこと ○わからないことをわかりやすくやさしい態度で教えてほしい。 ○社協として、ボランティア連絡会をどういう扱いにしていきたいのか分からない。連絡 会は何のために作っているのか分からない。 ○昨年もそうであるが、以前から浦和区のボランティア連絡会はふれあい館の3Fにある ため、本部からの直接の依頼や浦和区からの依頼がある。どちらを優先したらよいか迷 う。連絡を受け、各ボランティアグループに話をするとき、同じような依頼が入った場 合、どちらの名前を出した方がいいのか迷ってしまう。指示系統をしっかりしてほしい。 ○震災の支援物資(仕分けボランティア)について、2・3日前に「集まれ!」と急に言わ れても(協力したくても)できない。 ○研修のための施設見学などの直接交渉をしたが、問い合わせ時点では良い返事をもらえ るが、実際に動こうとすると、施設の人出が足りなく、調整がつかないことがある。 ○ボランティア連絡会が浸透していない。組織そのものがわかっていないのでは。 ○ボランティア連絡会の参加率が低いのは、自分たちのグループに対する充実感が少ない のではないか。 ○グループでの活動が主なので、ボランティア連絡会に関してどうしたいというような希 望はあまりない。 ○チラシなどを配布して頂いたりとご協力を感謝すると共に、今後も期待している。 懇談会では時間を有効活用すべき。テーマを絞り、色々な意見交換をする中で参考にな る情報を得たい。 ○現在は匠など掲載して頂いているので、今後も継続してお願いしたい。 ○今後、地域社会などにどうしたら貢献できるのか、諸先輩方の意見を頂ければと考えて いる。 ○イベントや講座の参加を市民のみなさんへ呼び掛ける時、共催でなくても社協の広報紙 に掲載させてほしい。 ○「自分達の力では弱い、できないこと」を社協に手伝ってほしいので、必ずしも共催で なくてよい。 30
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