貝毒情報(アサリ) - 兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター

貝毒情報(アサリ) KD-28-11 号
平成 28 年 6 月 16 日発行
プランクトン及び貝毒検査を 6 月 13 日~16 日に実施しましたので、その結果をお知らせします。
【概況】・貝毒検査の結果、今回検査した2地点で麻痺性貝毒は検出されませんでした。
・貝毒原因プランクトンはわずかに見られる程度でした。
・なお、兵庫県日本海側の貝毒情報は、こちらからご覧ください。
http://www.hyogo-suigi.jp/tajima/suisan/Akashio%20kaidoku/Akashio%20kaidoku%20index.html
【検査結果】
H28.
6.13
芦屋
(潮芦屋浜)
22.6
26.9
年月日(採水・採取)
地
点(St.)
水
塩
温(℃)
分
貝類の毒化状況
〔マウスユニット/g〕
麻痺性貝毒
アレキサンドリウム
H28.
6.13
加古川
24.0
5.0
H28.
6.13
姫路
(妻鹿)
21.5
28.6
H28.
6.13
たつの
21.0
30.2
H28.
6.13
赤穂
(坂越)
21.0
19.3
H28.
6.13
洲本
(由良)
21.0
31.7
ND
ND
タ マ レ ン セ
麻痺性貝毒 Alexandrium tamarense (個数/㍑)
原因プラン ア レ キ サ ン ド リ ウ ム カ テ ネ ラ
クトン
Alexandrium catenella (個数/㍑)
ディノフィシス
H28.
6.13
神戸
(垂水)
21.0
31.9
0
0
0
0
0
0
0
20
0
0
60
0
0
40
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
フォルティ
下痢性貝毒 Dinophysis fortii
(個数/㍑)
原因プラン デ ィ ノ フ ィ シ ス ア キ ュ ミ ナ ー タ
クトン
Dinophysis acuminata (個数/㍑)
※NDとは、検出限界以下のことです。
赤穂
たつの
姫路
加古川
芦屋
神戸
播磨灘
大阪湾
2
洲本
<規制の基準>
可食部の毒量が
麻痺性貝毒:4マウスユニット/g
下痢性貝毒:0.16mg オカダ酸当量/kg
を超えた場合
<注意が必要なプランクトン密度>
・麻痺性貝毒原因プランクトン(代表的な種)
アレキサンドリウム
タ マ レ ン セ
アレキサンドリウム
カ テ ネ ラ
Alexandrium tamarense
5,000 個数/㍑以上
Alexandrium catenella
50,000 個数/㍑以上
・下痢性貝毒原因プランクトン(代表的な種)
紀伊水道
デ ィ ノ フ ィ シ ス フォルティ
Dinophysis fortii
50,000 個数/㍑以上
【今後の情報予定】
・10 月からは養殖カキの定期調査を予定しています。調査結果がまとまり次第「貝毒情報 KD-28-12
号」としてお知らせします。
§お問い合わせ先§ 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター(担当:資源部・内田、宮原)
Tel:078-941-8602
Fax:078-941-8604
Homepage:http://www.hyogo-suigi.jp/