貝毒情報(アサリ) KD-28-07 号 平成 28 年 5 月 19 日発行 プランクトン及び貝毒検査を 5 月 16 日~19 日に実施しましたので、その結果をお知らせします。 【概況】・貝毒検査(5/19)の結果、芦屋市で採取したアサリは3回連続して規制値(4マウスユ ニット/g)以下となりましたので、兵庫県の大阪湾(本土側)におけるアサリ等の二 枚貝の採取規制は解除されました。 ・今回検査を実施した他の3地点では、貝毒は検出されませんでした。 ・貝毒原因プランクトンはわずかに見られる程度でした。 【検査結果】 H28. 5.16 芦屋 (潮芦屋浜) 20.8 25.9 年月日(採水・採取) 地 点(St.) 水 塩 温(℃) 分 貝類の毒化状況 〔マウスユニット/g〕 麻痺性貝毒 アレキサンドリウム タ マ レ ン セ フォルティ 下痢性貝毒 Dinophysis fortii (個数/㍑) 原因プラン デ ィ ノ フ ィ シ ス ア キ ュ ミ ナ ー タ クトン Dinophysis acuminata (個数/㍑) H28. 5.16 加古川 21.0 6.3 2.5 H28. 5.16 姫路 (妻鹿) 17.0 30.0 H28. 5.16 たつの 18.0 30.6 ND H28. 5.16 赤穂 (坂越) 16.0 31.4 H28. 5.16 洲本 (由良) 18.0 32.9 ND ND 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 100 0 0 0 0 0 0 760 40 0 0 0 0 0 麻痺性貝毒 Alexandrium tamarense (個数/㍑) 原因プラン ア レ キ サ ン ド リ ウ ム カ テ ネ ラ クトン Alexandrium catenella (個数/㍑) ディノフィシス H28. 5.16 神戸 (垂水) 18.5 32.1 ※NDとは、検出限界以下のことです。 赤穂 たつの 姫路 加古川 芦屋 神戸 播磨灘 大阪湾 2 洲本 <規制の基準> 可食部の毒量が 麻痺性貝毒:4マウスユニット/g 下痢性貝毒:0.16mg オカダ酸当量/kg を超えた場合 <注意が必要なプランクトン密度> ・麻痺性貝毒原因プランクトン(代表的な種) アレキサンドリウム タ マ レ ン セ アレキサンドリウム カ テ ネ ラ Alexandrium tamarense 5,000 個数/㍑以上 Alexandrium catenella 50,000 個数/㍑以上 ・下痢性貝毒原因プランクトン(代表的な種) 紀伊水道 デ ィ ノ フ ィ シ ス フォルティ Dinophysis fortii 50,000 個数/㍑以上 【今後の情報予定】 ・5 月 23 日の週にアサリの臨時調査(芦屋)を予定しています。調査結果がまとまり次第「貝毒情報 KD-28-08 号」としてお知らせします。 §お問い合わせ先§ 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター(担当:資源部・内田、宮原) Tel:078-941-8602 Fax:078-941-8604 Homepage:http://www.hyogo-suigi.jp/
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