貝毒情報(アサリ) - 兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センター

貝毒情報(アサリ) KD-27-16 号
平成 28 年 3 月 17 日発行
プランクトン及び貝毒検査を 3 月 14 日~17 日に実施しましたので、その結果をお知らせします。
【概況】・貝毒検査の結果、今回検査した全地点で貝毒は検出されませんでした。
・貝毒原因プランクトンは、海域によっては増加の可能性がありますので、今後の
動向にご注意ください。
【検査結果】
H28.
3.14
芦屋
(潮芦屋浜)
10.8
29.0
年月日(採水・採取)
地
点(St.)
水
塩
温(℃)
分
貝類の毒化状況
〔マウスユニット/g〕
麻痺性貝毒
アレキサンドリウム
タ マ レ ン セ
麻痺性貝毒 Alexandrium tamarense (個数/㍑)
原因プラン ア レ キ サ ン ド リ ウ ム カ テ ネ ラ
クトン
Alexandrium catenella (個数/㍑)
ディノフィシス
H28.
3.14
神戸
(垂水)
10.4
31.4
H28.
3.14
加古川
9.5
11.5
ND
H28.
3.14
姫路
(的形)
9.0
31.2
H28.
3.14
H28.
3.14
9.0
31.0
H28.
3.14
赤穂
(唐船)
9.2
27.9
たつの
ND
ND
ND
ND
洲本
11.0
31.6
100
140
20
0
0
0
1,280
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
フォルティ
下痢性貝毒 Dinophysis fortii
(個数/㍑)
原因プラン デ ィ ノ フ ィ シ ス ア キ ュ ミ ナ ー タ
クトン
Dinophysis acuminata (個数/㍑)
※NDとは、検出限界以下のことです。
※下痢性貝毒の検査は、兵庫県及び近隣府県の貝毒及びプランクトンの発生状況を考慮し必要に応じて適宜実施しま
す。
赤穂
たつの
姫路
加古川
芦屋
神戸
<規制の基準>
可食部の重量が
麻痺性貝毒:4マウスユニット/g
下痢性貝毒:0.16mg オカダ酸当量/㎏
を超えた場合
<注意が必要なプランクトン密度>
・麻痺性貝毒原因プランクトン(代表的な種)
アレキ サ ンド リ ウム
タ マ レ ン セ
アレキ サ ンド リ ウム
カ テ ネ ラ
Alexandrium tamarense
洲本
2
5,000 個数/㍑以上
Alexandrium catenella
50,000 個数/㍑以上
・下痢性貝毒原因プランクトン(代表的な種)
ディノフィシス
フォルティ
Dinophysis fortii
50,000 個数/㍑以上
【今後の情報予定】
・4 月 18 日の週に定期調査を予定しています。調査結果がまとまり次第「貝毒情報 KD-28-1 号」とし
てお知らせします。
§お問い合わせ先§ 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター(担当:資源部・内田、宮原)
Tel:078-941-8602
Fax:078-941-8604
Homepage:http://www.hyogo-suigi.jp/